二日目 、 今日は母と買い物に行くことにした 。

昔よく通った小さな商店街は無くなっていた 。

その代わり 、 新しく出来ていた大きな商店街で買い物をすることになった 。

tn「はぇ 〜 … 色々変わったんやな」

『えぇ 。変わりすぎてわかんない時もあるのよね』

tn「ほ ー ん …」

    「てか 、 何買うか決めてんの ？」

『ご飯の材料と 、 生活用品とか 、 あとはお守り 。』

tn「お守り ？」

『えぇ 、 貴方がこれからも無事に生きていけますようにって 。』

tn「！なんやそれ w」

『ふふっ w 親としての一番の願いよ』

街の商店街で買い物をしつつ 、 母と色々話をする

今日の夕飯の話

父さんの話

今の生活の話

昔の生活の話

向こうでの話

目のことはあまり話さなかった 。

なんせ外だし 。

人に聞かれでもしたら溜まったもんじゃない

tn「そろそろ帰るか ？」

『そうね 。そろそろ帰りましょ＿＿』

ドンｯ

[ｯ]

『きゃ っ』

tn「！？大丈夫か ｯ」

『えぇ … 大丈夫よ』

「おい ！！ そいつを捕まえろ ！！」

筋肉質で屈強な男が 、 斧を持って声をかけてきた 。

[くるな ｯ … ！！]

「やっと捕まえたぞ ！！」

「こいつ … 目が赤色なんだ ｯ ！！！」

tn「ｯ ！」

『… ！！』

ｻﾞﾜ … 

                           ｻﾞﾜ …

何故だろう 。

今追われている少年が

昔の自分と重なって見えた

男が少年の首に斧を振り落とそうとしたとき

“ 助けなきゃ “

頭が動くまでも無く 、 体が先に動いていた

ポタｯ

ポタｯ

tn「っ ぶね …」

危機一髪のところで受け止めれた

多少右手に怪我を負ったが 。

赤い血が地面に垂れていく 

今日は日記も書けなそうだ