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桜side
皐月は安心したのかそのまま眠ってしまった……
この巨体を俺はどう運べと……?と思ったがやはり軽い……。
未だにちゃんと飯食ってねーんだな……。
皐月は何に対してそこまで怖がってるか分かんねーし、本人は話そうともしない……。
きっと皐月の事だ、周りに馴染めなくて怖いんだろう、俺と一緒で……。
馴染もうと努力はしようとしてるけど、怖いんだ、他人との壁が……。
本当は気付いてるのに…その1歩が踏み出せないんだ……。
他人と関わってから、拒絶されるのが……、怖いんだ、苦しいんだ……。
俺はいつになったら…皐月の隣を歩ける…?
皆とどうしたら歩み寄れる?
皐月side
皐月(何かに温まれてるのか、暖かい……)
目を開けばまたデジャブ。
桜の腕の中とか……、あ、思い出した……。
俺梅宮に嫌われたんだよな…それで桜と会って……寝ちゃったわけか……。
皐月(桜にも申し訳ない事したな……)
桜「うん……?」
皐月『あっ、桜……目覚めたか?ゴメン、俺のせいで気にかけてもらって……』
桜「…うん?だって皐月悪くねーだろ?このまま梅宮カンケーなく俺と付き合お?」
桜はそう言うと俺をギュッと抱き締めて……
皐月『……ッ///』
何か言おうとしたら隣から桜の寝息が聞こえて……
皐月(なんだ、寝言か……、でも夢の中まで俺の事気ィ使ってくれてありがとう。)
それから数時間後……
桜「ふぁ〜っ、皐月ィ?起きてる…か?」
皐月が居ない、昨日まで寝てたのに!!どこ行った!?
桜「皐月を探さなきゃ!!」