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かりこ

1,530
それからすぐ
翔太「ゥッ……ハァ……ハァ……」
ふっか「落ち着いた?」
翔太「ハァ……ハァ……(。 。`)コク」
渡宮先生「吐き気止め入れたから
安心しろ翔太」
翔太「うん…… 」
再び渡宮先生が病室を出た後
翔太「……ハァ……」
ボフッ
阿部「疲れたね微笑」
ふっか「そりゃあ
あれだけ戻したらねぇ?」
照「大丈夫か?翔太」
翔太「……疲れた……」
翔太は長い事吐き続けた事で
体力を持って行かれ完全に
ベットに身体を預け疲れ切っていた
そんな翔太を照達は心配しながらも
労いの言葉を掛けた
翔太「………ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙………
しんどい………」
阿部「しんどいねぇ………」
パッ
翔太「………暴走したら毎回
こうなるから嫌なんだよ……」
照「翔太………」
翔太は自身の腕で目を
覆いながら照達に愚痴り
つつ
翔太「………こうなるって
分かってたら人間に
産まれたかったな………」
羨ましそうにと言う寄りは
少々、自身を責める様に
そう言った
ふっか「……………」
阿部「………………」
照「………………」
「こうなるって分かってたら
人間に産まれたかったな……」
この言葉を聞いた照達は
何も言えなかった……嫌
翔太に掛ける言葉が見つからず
どう翔太に言えば良いのか
分からなかったのだ
すると
コンコン
照「はい」
ガラガラ
照「!!」
阿部「!!」
ふっか「!!」
翔太「……りょた……」
涼太「先生から聞いたよ
大丈夫?未だ気持ち悪い
とかある?」
翔太「((-ω-。)(。-ω-))フルフル
………先生が何時もの
入れてくれたから大丈夫……」
涼太「そっか」
なんと点滴をしていた涼太が
翔太の病室にやって来たのだ
阿部「もう点滴終わったの?」
涼太「うん。 念の為の点滴だからね」
阿部「あ、そっか」
ふっか「あれ、佐久間達は?」
涼太「佐久間達は病院の庭で
ラウールのケアしてるよ」
照「あぁ、なるほどな」
涼太「うん」
タッタッタッタッタッタッ
サッ
翔太「………ハァ……」
涼太「先生から何か聞いた?」
ふっか「翔太の退院についてと
後は………なんだっけ?」
照「後、褒められたよな俺達」
涼太「え?」
阿部「そうだね
「良く2人を止められたな」
って褒められたよ」
涼太「え、そうなの?」
いわふか・阿部「うん」
涼太「そうなんだ………
あの先生が褒めるなんて……
明日は雪でも降るのかな?」
いわふか・阿部「え?」
涼太「中々ないって言うか
珍しいんだよね
先生が人を褒める事」
いわふか・阿部「そうなの!?」
涼太「うん 」
阿部「翔太の退院は明日
翔太の様子を見て決める
って言ってたよ舘さん」
涼太「そっか 」
翔太「………んー………
りょた………」
涼太「頭痛くなって来た?」
翔太「うん……
でも、未だ大丈夫……」
涼太「そう?」
翔太「(。 。`)コク」
涼太「そっか」
コメント
1件
うわ、疲れ果ててる翔太くん……「人間に産まれたかった」って言葉、すごく切なかった。自分の存在そのものを呪うような悲しみがにじんでて、胸がぎゅっとなったよ。そこに涼太くんが点滴終わって駆けつけてくれる流れ、めっちゃ救われた。渡宮先生が「よく2人を止めた」って褒めたっていうのも、あの先生らしくない感じがして嬉しいサプライズだね。みんなの優しさがじんわり沁みる回だった。