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コメント
4件
最年長の二人、特にこったんだからこその話が感動すぎる😭
やべ、小学校時代にあったことが少し重なっちゃって泣いてしまったじゃねぇーか!!!(?
琥楽side
家に帰り着く
一人暮らしだから誰もいない
マスクと帽子とバックを机の上に落とす
何かに縛られている。あの場にくにのちゃんがいなくてよかったと思う
絶対、違和感があったから
落ち着いている訳じゃない。動揺していない訳じゃない。冷静に情報を処理できている訳じゃない
訳わかんなくてどうすればいいか分からないからいつも通りにしただけ。
ふらっとソファに倒れ込み灯のついていない天井を見上げる。少し黄色の日光が差し込んでいて見えはするけどぶっちゃけ嫌な感じ
「……ちゃーんとみーていてー…ぼくはここでうたいつづけるー…♪」
ふと流れてくるFirst Starの歌詞。
…嘘に、なるってことなのかな。この歌詞が
頬に冷たい感触がする
「…どおしてもみたいみらいが、かきけされない君のせいえんがー…」
歌い慣れた曲だけど歌詞が詰まって分からなくなる
…れるちの色んな思いが詰まった曲
なんだっけ、
「…ぼくにあーるまでー、まえーをむいて…すすむんだ」
歌いたくなくなる
気力のないただの鼻歌。でも、大切な大切な大好きな曲
また頬に冷たい感触がして思わず触ると手にもその感覚がうつる。見てみたら謎の水。なに、これ
「…ッ…君がえらんだぼくだから…ッ……ぼくたちがしんじた、君だから……」
…君って、誰?いつもは、ファンの子に向けて歌ってた
…れるち、言って欲しいのかな。絶対歌詞で嘘をつけない…そんな子が、多分ファンの子たちが自分たちに言われて嬉しいであろう言葉を探し出したんだろうな
そしたら、この歌詞になったのかな
…れるちは嬉しいと思ってるんだよね、言われたら
れるちが選んだ、私だから。私たちが信じた、れるちだから。ずっとそばにいて欲しいし、活動でもプライベートでも一緒がいい
目をゆっくり瞑ると小さな嗚咽が漏れ出る。…体調、悪いのかな
腕を目に当てて光を遮る。…もう、寝よ
「…こったん」
聞き覚えのある声。いつもよりちょっと弱々しくて、なんならしくない
「…アネキ?」
「おん。…どーせ1人で泣いてるんやろなって」
「ははっ…正解」
「買い出しも面倒やろうしある程度置いとくで。すぐ帰るわ」
最年長という立場上、なんとなく頼りにくい。私の性格的にもそう
ただ、私はアネキみたいにバシッと言えるタイプでもなければないこちゃんみたいな行動力があるわけでもない。結局、1人で溜め込む。
「ねえ」
「ん?」
「…メンバー、頼ってみてもいいのかな?」
「何言っとるん、メンバーは頼るためにおるんや」
「…そっか」
今、頼れる人。近くにいて欲しい人
…ちむさんとれるちはお互いの近くにいて欲しい。くにのは…
ちがう、絶対こんな考え方ダメだ
近くにいて欲しい人、頑張ったねって言って欲しい人、何も言わずに、優しく甘やかしてくれる人。
「…くにのちゃんち、行きたい」
ぽろっと出た一言。迷惑だろうけど、今の私は誰かに甘やかされたい
「ええんやない?さっきまろが送ってったらしいから多分家おるで」
…行く、か