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軍パロ 吸血鬼パロ 🔞あり 長めです
人間wt×吸血鬼shk
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shk side
「クソまずい…」血液パックを咥えながら訓練場へ向かう。この世界には人間と吸血鬼が存在していて、人間が9割、吸血鬼が1割と吸血鬼は珍しい存在である。んでもって、人間の奴隷であり、ペットである。なんでそんなに身分が低いかだって?理由は2つある。1つは、俺たち吸血鬼は1日1回必ず血液を摂取しないと生きられない。そして、1ヶ月に1回は必ず”人間”の血液を摂取しないと、精神が保てず暴走してしまうのだ。もう1つの理由は…言いたくもないな。ほんとに不便なもんだ。でも、悪いことだけではない。なんでかは知らないが、俺たち吸血鬼に噛まれると何かいい事が起きるのだそう。だから王専属の吸血鬼とかはそこらの人間よりいい暮らしができるのだとか。「ま、俺には関係ない話なんだけどな」俺はこのwt国の幹部の1人で、同じ幹部の4人、そして王と幼馴染だ。ていうか、俺たち6人でこの国を作ったからな。そんで俺は5人の専属。俺が他の奴の血吸うのが嫌なんだとか。そんなことを呟きながら、訓練場の扉を開けた。「あ、シャークん!遅かったね」と俺の存在に気づいた途端、見えないしっぽをブンブン振って近ずいてきたコイツはBroooock。「また人工血液飲んでるじゃん、僕の血あげるって言ってるのに」そう言いながら俺が咥えているパックを奪ってきた。「それで1日生きていけるからいいんだよ。てか、毎日お前らから血貰うわけにはいかないんだよ」「だって1ヶ月に1回しか噛んでくれないじゃん、しかもこれまずいんでしょ?なら本物の方がよくなーい?」ほんとにコイツは…人の気も知らないで呑気なもんだ。「だからなぁ…」呆れたように俺がそう言うと「あ、そっか人間の血液って吸血鬼からすると媚薬と一緒なんだっけ? 」そう、俺たち吸血鬼からすると人間の血は媚薬も当然なのだ。さっきもう1つの理由を言えなかったのは、これのせいで俺たちは性奴隷として利用されることが多いからだ。「お前っ!…そうだよ、あの状態になるの嫌いだから最低限で十分だ」「僕は好きだけどね?」ほんとに口だけは達者な奴だ。俺は飲んで飲んでと言ってくるBroooockを無視して訓練を始めた。
「ふぅ…もうこんな時間か」あの後、あっという間に時間が過ぎていき、外は暗くなりかけていた。そろそろ戻るかな。そう思っていると、インカムからきんときの声が聞こえてきた。「幹部の奴らは早急に王室に向かうこと、nakamuからの指示だぞ」その言葉を聞いた途端、俺は飛ぶように王室へと向かった。
ノックをせずに王室の扉を開ける。他の奴らがやったら首が跳ねるだろうな。「nakamu〜来たぞ?」周りを見ると、もう既にスマイル以外が揃っていた。「またアイツ本読んでて気づいてないんじゃね?」きりやんが呆れるように言う。「いや、今手が離せないから後ですぐ向かうって連絡きたよ。」きんときがそう付け加える。すると、nakamuが話し出した。「じゃ、もう先に本題に入っちゃうね。シャークん、そろそろ1ヶ月経つよね?」そのセリフを聞いて、俺はビクッと体を震わせた。「あ〜確かにそろそろか 」きりやんがそう言い、Broooockがじりじりと近ずいてきた。「寝室行こっかシャークん」俺はBroooockの言葉を聞くなり、全力で扉に向かった。が、運悪くスマイルが入ってきてしまった。最悪だ。スマイルは状況を見るなり、俺の腕を掴んで「どこに行くんだ?」と口角を上げて聞いてきた。意地悪なヤツめ。全部知ってるくせに。俺がスマイルの手を引っ剥がそうとした瞬間、「シャークん、止まりなさい」nakamuの声で自分の体がピタッと止まる。ずるい。俺がnakamuの命令には逆らうことが出来ないことを知ってるから。「Broooock、シャークんを寝室に運んで」「りょ〜かい」nakamuの指示と共にBroooockが近づいてくる。くっそ…体が動かねぇ…。俺は固まったままBroooockに姫抱きされた。「nakamuパワーほんとにすごいな」スマイルが改めて感心している。「シャケを止めることが出来るのnakamuだけだからね」「別に俺もしたくて命令してる訳じゃないからね?シャークんのことを思ってのことだから」そんなの知ってる。でも、嫌なもんは嫌だ。俺は不満を抱えながらBroooockに王室の奥にある寝室まで運ばれた。
キングサイズよりも大きいベッドの上に降ろされて、みんなが俺の周りを囲む。ここまできてしまったら仕方がない。俺は諦めて、nakamuの手を取る。そのまま人差し指に歯を当てて、カリッと音を立てて噛んだ。たらりと伝っていくnakamuの血を俺は一生懸命舐めとる。時々吸って、時々舐めてを繰り返し続ける。nakamuの血は甘ったるい。けど、俺の好みの甘さで全く飽きない。ちらっとnakamuの方を見ると、少し頬を赤くさせて、こちらをうっとりと眺めている。そんなに吸われるのはいいもんなのか?と疑問を抱きながら、nakamuの血が止まるまで飲み続けた。次にBroooock。nakamuと同じように指を噛もうとしたら、「僕はこっちからがいいな」そう言って俺の頭の後ろに手を置いて、ぐんと首筋まで押してきた。ここから飲んだら血の巡りが早くなって、5人分飲むの大変になるのに。でも、頭を固定されてる以上逃げることはできない。俺は仕方なくBroooockの首筋を噛んだ。じゅわっとBroooockの血が俺の口の中に流れ込んでくる。こいつの血はなんかとろとろしてて、nakamuほどでは無いが甘さがある。首筋から噛んだから、さっきよりも味が濃く、量が多い。俺はごくごくと音を立てて、Broooockの血を飲み続けた。やばい、くらくらしてきた。この調子じゃ全員分飲めない。急がないと。次はきんとき。手をぐっと引っ張って腕に噛み付く。何故かは知らんが、きんときはここから飲むのがいちばん美味い。きんときの血はさっぱりしていて超飲みやすく、2人の甘い血の後にはうってつけだ。きんときの血を飲み終わると次はスマイル…「…はぁッ…はッ」やばい、血、血が欲しい。体が熱い、はやくッはやくッ。俺はスマイルにがばっと抱きつき、首筋に歯を通す。若干の苦みの中にある濃い味が俺の喉を通っていく。もっと、もっと欲しい…。そう思い、スマイルにもう一度噛み付こうとした瞬間、体がぐいっと引っ張られた。「スマイル元々そんなに血多くないんだから、飲むならこっち」そう言いながら、きりやんは自分の首筋を晒した。俺は自分の欲求を抑えきることが出来ず、迷いなくきりやんに噛み付いた。少しの甘みとコクのあるまろやかな味。俺は欲に従ってきりやんの血を飲み続けた。
nk side
そろそろ1ヶ月が経つと思って皆を呼び出した。その話を出すと、案の定シャークんは肩をビクッとさせて俺の部屋から出ていこうとする。俺たちの血を吸わないと生きていけないのに。彼の無駄な抵抗が可愛らしく見えてくる。「シャークん、止まりなさい」そう言うだけで、彼の体はピタッと止まる。彼は俺には逆らえない。そんな彼が愛おしくて勝手に口角が上がってしまう。…そんな事を考えてる場合じゃなかった。早くシャークんに血をあげないと。そう思ってBroooockにシャークんを寝室まで運んでもらう。ここのベッドは俺達のためにオーダーメイドしたものだ。6人が乗っても広々と使えるように。Broooockがシャークんをベッドに降ろして、俺達でシャークんを囲む。すると、シャークんは諦めた表情をして、俺の手を取る。彼が吸血する順番は決まっていて、俺、Broooock、きんとき、スマイル、きりやんの順番だ。この順番が1番美味しいんだとか。そんなことを考えていると、シャークんが俺の人差し指に歯を通した。カリッという音と共に俺の指から血が垂れていく。その血を一生懸命に舐めて、吸ってを繰り返している彼が愛らしくてたまらない。彼には俺たちが必要で、俺たちが居ないと生きていけない。そんな彼のことを考えただけで頬が緩む。俺の血を吸い終わると、次はBroooock。俺と同じように指から血を吸おうとしたらしいが、ダメだったらしい。ほぼ強制的に首筋から血を吸わされている。「んッ…んくッ」血の量が多いのか溢れてくる血をこぼさないように飲んでいる。…いいなぁ俺も首筋から吸ってもらえばよかった。若干の後悔を抱えながらその後もきんとき、スマイルと血を飲み続けている。だが、そろそろ理性が保てないのだろう。次はきりやんのはずなのに、もう一度スマイルを噛もうとした。その様子を見たきりやんは、慣れたようにシャーくんを自分の方へと誘導していた。まるで赤子をあやすかのように優しく彼の頭を撫でるきりやん。少し経つと満足したのか、きりやんの首筋から歯を抜いた。しかし、彼の呼吸は荒くなったままで、顔は火照っている。次はシャークんが俺たちを満たす番だ。俺は自分の舌を軽く噛んで、シャークんと深いキスをする。俺からしたら血の味しかしないのだが、彼からしたら甘い味なのだろうか。「ふッ…んん…」と甘い声を漏らす彼を見つめながら、みんながシャークんの服を脱がしていく。真っ白な肌を晒した彼を、まるで腫れ物でも扱うかのように優しく触れる。それだけで身体をぴくりと震わしている敏感な彼に興奮してしまう。きんときがローションを指に塗り、シャークんの下にゆっくりと入れていく。「はッ…やだぁっ指入れないでッ」きんときの手を押し返すように抵抗するが、意味は無い。戦いの場では彼にかなう者はいないのに、今は俺達の中で抵抗することも出来ずに善がっている。そんな彼見ると、きっと誰でも興奮するだろう。慣らし終わったのか、きんときが指を抜いた。誰が挿れるかを目配せで伝える。…残念、どうやら今日はスマイルの日のようだ。
sm side
運がいいことに、今日は俺の日らしい。シャークんに軽く口づけをしてから、ゆっくりと自分のものをシャークんの中に入れる。「…あ”ッ?はぁッ」俺が動く度にいやらしい音とシャークんの声が漏れる。どんどん速度が早くなってきて、トントンと軽く奥を突くと、彼の瞳から涙が溢れてくる。「んッ んッ…あぅッ」必死に声我慢しようとしてんのか、かわいいな。そう思って、自分の親指の皮を噛みちぎり、シャークんの口元をなぞる。俺の血で赤く染まった彼の唇が艶らしい。…もっとシャークんが欲しい。そう思うと、もっと腰の動きが早くなる。「あッ あッ イッいっちゃうッ…すまぁッ」俺の名前を呼びながら助けを求める彼。シャークんをこんなにしてるのは俺なのに。俺にしか縋ることが出来ない彼を見て、「はッ…イくッ…」「イっちゃッーーッ」俺たちは同時に達してしまった。「いいなぁ、僕もシャークんとやりたかったぁ」そんな愚痴を言いながら、落ちてしまったシャークんの身体を丁寧に拭いているBroooock。コイツこういうところはしっかりしてるんだよな。
kn side
シャークんの後処理が終わると俺達はいつも話をする。俺達は忙しく、中々皆で集まる時間が無い。だから1ヶ月に1回はこうやって必ず皆で集まっている。今はシャークんが寝ているから、その間にシャークんについての話をしておく。「ねぇ、シャークんの吸血さ、月に2回にしない?」俺がそう提案すると、Broooockが乗ってきた。「それ僕も思った!いくら人工血液で栄養が取れるっていっても、あんなのばっかり飲んでたら体壊しちゃうよ」「毎日俺達の血を飲んだらシャークんの負担になるから月に2回にする…か。うん、いいと思う。そうしようか」Broooockの言葉により、nakamuが提案を受け入れる。「でも、シャークんにどうやって納得させるんだよ?月1でもこんなに暴れるのに」きりやんが問いかけてくる。確かに…どうするべきか、「とりあえずシャークんに話してから考えればいいんじゃないか、明日も時間あるんだし」スマイルの考えにみんなが納得し、俺たちは眠りについた。
shk side
鳥のさえずりで目が覚める。周りを見渡すと、もう既に皆は起きていた。「おはよ、シャークん。よく眠れた?」きりやんの質問にこくりと頷く。「寝起きで悪いんだけど、ちょっと相談したいことがあって……」内容は吸血を月に2回にするというものだった。…結構嫌。いや、めっちゃ嫌だけど皆が俺の事を考えてくれてるのは理解できる。そして皆に押しに押され、渋々承諾した。その話が終わると、他にも色々な話をした。こんな日が永遠に続けばいいのに。俺はそう願った。