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俺は黒崎康太。大手家電メーカーで働いてる25歳のサラリーマンだ。入社して3年、ぼちぼち出世して、高いとも安いとも言えない月給を貰い、人生をぼちぼち楽しめていた。
7月24日、給料日が近づいてきてワックワクで会社に向かっていた時のこと。

隣を歩いていた小学生の話が聞こえてきた。

“悪魔って本当にいるのかな?”真剣な眼差しで、話していた。

(もう会社か…)気づけば会話に夢中になっていた。(今時の小学生はこんなこと話すんだなぁ…)そんなことを考えていたその時だった。

プーーーーーーーッ!!!!という音と共に体が沈んでいく感覚に包まれた。

(なんだ?何が起きた?)

意識が薄れていく中ただ困惑することしかできなかった。

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