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今回は??視点です。ちなみにこれ昨日の第3話あげた後に書いたやつですね。
え?3話から24時間も経ってないって??毎日とりあえず投稿してるからいいんだよぉ!(本当は登校時間気にしてるのは内緒)
ことで 本編どうぞ!(円香は創作のキャラです、多分今回以外出てきません)
(………ちゃ…!み……ちゃん!)
「え、あ。円香ちゃん、どうしたのだ?」
「もー、みぞれちゃんがボーッとしてるからだよ?それよりほら、海着いたよ!」
「わぁ…!綺麗なんだもん!凄いのだ!!」
私の村は気温が暖かくて、海が綺麗な村だ。私の家は厳しいから外に行くことなんてほとんどない。けど、この円香ちゃんが今日海に連れてきてくれた。
「ほーら、ボーッとしないの!えいっ!」
「ちょ、水かけるのやめるのだ!おかえしなのだ!」
それから数十分、2人で水をかけあった。
「…みぞれちゃん、なんか揺れてない?」
「え、そんなこと…っ!円香ちゃん、急いで伏せるのだ!はやく!!」
地震だ。どうしよう、お母さんから教わったけど水の近くで地震にあうのはマズイらしい。急いで逃げなくちゃ…
「ぁ…、み、みぞれちゃん…あれ…!」
円香ちゃんが見ている方を見ると、とても高い波があった。しかもすごい速度でこちらに来ている。はやく、はやく逃げないと…!
「ま、円香ちゃん!逃げるんだもん!ほら、」
「いや、怖い…お母さん助けて…」
そんなことを言っても円香ちゃんは泣き出してしまって動こうとしない。でもこのまま置いてく訳には……。そうやって悩んでいると、気づいた時にはもうすぐそこまで波が来ていた。
「円香ちゃん危ない!!」
私は無意味だと分かっていながらも円香ちゃんに手を伸ばした。そしたら…
ガキンッ
「…?波が、凍った……のだ?」
ここは暖かい地域なのに……。それより!
「円香ちゃん!今のうちに逃げるのだ!」
「凍って、る…?これ、みぞれちゃんが…?」
「そうなのだ!だから、早く今のうちに…」
「やめて!来ないで!!……この、化け物!」
ばけ、もの?何を言ってるのだ円香ちゃん。私はただ円香ちゃんを助けたくて、…
その後はあんまり覚えていない。でも家に着いた時にはもう化け物と言われていた。その日から私は化け物として蔑まれ、虐められ、人としての生活を奪われた。
両親だって、私を人としてみてくれない。
「お前なんかが産まれてくるからこんな目に…!」
「ごめんなさい、ごめんなさいなのだ…」
「大体なによ!そのなのだって!!もうなにもかもが気に食わないわ!」
「ごめんなさい、ごめんなさい…」
(ここからめめさん視点です。)
め「ん……、ここは?」
い「めめさん、起きたんですね。ここはあの 村の家ですよ」
あ、そうか私あの子に倒されて…
め「あの子は?どこにいるんですか?」
い「あぁ、それなら隣で寝てますよ。でもどうやら魘されてるらしくて…」
そう言われて隣を見るとそこには綺麗な白髪の女の子が横になっていた。その顔は凄く整ってて綺麗なんだろうけど、今はとても苦しそうだ。
??「ごめんなさい、ごめんなさい…」
め「すごい、苦しそうですね…」
??「うぅ……、、?っ、」
め「あ、起きたんですね。私はメメントモリ。こちらの男性はいえもんさんです。あなたは?」
??「…名乗る義理は無いです。はやくこの村から出てってください。凍らせますよ」
い「そんなこと言ったって、あなた能力疲れでまともに動けないでしょ」
??「そんなこと……、」
い「そうやって能力を使えてないのが証拠ですね。いいから早く名乗ってください」
??「っっ、」
め「あっ、ちょっと!」
あの状態で走れるとかんどな体力おばけなんですか…。
め「いえもんさん、ちょっとここで待っててください。私には宛があるので、行ってきます」
い「あ、一応言っときますけどめめさんも体気を付けてくださいねー!……そんな可愛体に傷でもつけてきたら許せませんから」
め「はぁ、はぁ…あの子白いからどこいるかわかんないし…!」
って、この赤いのは血痕…?こっちの方に続いてる……
め「まさか…、」
??「これで、もっと深く刺せば……」
め「やめてくだい!」
??「な、なんでここが…?!あ、あなたには止める理由も何も無いでしょう!離してください!」
め「離しませんよ…ほらそこに座ってお話でもしましょう。私が怖ければ距離を取ってもらって構いませんので」
??「……少しだけですよ」
〜少女移動中〜
め「…あなた、昔なにかされたんですよね。それが今もトラウマで、村の周りを吹雪にして人が近寄ってこないようにした。違いますか?」
??「っ、だからなんですか…?あなたには分からないでしょ、自分が守った相手に裏切られて、腫れ物扱いされる辛さなんて!!」
め「辛いですよね。私もそうですね、裏切られたことはあります。復讐でその人を殺しもしました。だから、…仲間ですね」
??「……、みぞれ」
め「?」
みぞれ「私の名前です。では、」
め「ちょっと待ってください。みぞれさん、一緒に旅をしませんか?」
み「…私みたいな化け物が一緒でいいんですか?酷い目にあうだろうし…、こんな私ですよ?」
め「…こんなとか言わないでください。あなたはあなたです。私はあなただから選んだんです。………もう一度言います。着いてきてくれますか?」
み「……まだ信用はしてないのだ。でも、メメントさんの頼みだから仕方なくなのだ」
め「メメントさんは長いのでめめさんでいいですよ。あと、その語尾は…?」
み「あ、これは…!…嬉しい時とかついでちゃうんだもん。すいません、気持ち悪いですよね…」
め「いや……すっごく可愛いですよ!」
み「か、可愛い…?いや、そんなお世辞を…」
め「あ、みぞれさん耳あかくなってますよ〜?かわい〜」
み「や、やめるんだもん!はやくあの人のところに戻るんだもん!」
め(みぞれさん、いえもんさんとも仲良くできるといいな…)
はい!みぞれもん編終了です!!…長くね?いやぁ推しになるとついつい長くなってしまう…。私みぞれさん最推しなんですよね。
あ、ここからは解説です
Q.最初のあれは?
A.みぞれさんの夢の中です。ちなみにあれがトラウマの内容です。
Q.みぞれさんはなんであんなに警戒していたの?
A.みぞれさんはトラウマがきっかけで人を信じるのが怖い、という設定(メタい)が自分の中でありまして。なので「仲間」という言葉に強く惹かれましたんでしょうね。