テラーノベル
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はい続き!
レッツゴー
翔太の手が、〇〇の背中をゆっくりさする。
一定のリズムで、優しく。
すると、さっきまで少し荒かった呼吸が、少しずつ落ち着いていく。
〇〇「……ん……」
小さく声が漏れる。
でもさっきみたいな苦しそうな声じゃない。
翔太が少しだけ息を吐く。
💙「……落ち着いてきた」
💗「ほんとだ」
💛「父親すげぇな」
💜「経験値だな」
🖤「まぁ親だからな…」
メンバーはドアのところで小声で話している。
翔太は相変わらず椅子に座ったまま。
〇〇の手を握りながら、背中をさすり続けていた。
すると――
〇〇の指が、また少し動く。
ぎゅ。
翔太の指を掴む力が少し強くなる。
💙「……〇〇?」
〇〇のまぶたが、ほんの少し動く。
でも目は開かない。
〇〇「……しょっぴー……」
💙「いる」
即答。
〇〇「……いかない……?」
かすれた声。
まだ夢の中みたいな声だった。
💙「行かない」
翔太は少しだけ前に身を乗り出す。
💙「ここいる」
〇〇の手を包み込むように握る。
すると――
〇〇が、少しだけ翔太の方へ体を寄せる。
💗(小声)「あ、寄った」
💛「完全に翔太センサーだな」
💜「離れたら確実に起きるやつ」
🖤「というか翔太くん動けないねこれ」
翔太は聞こえてるけど、気にしてない。
〇〇の額に触れる。
まだ熱い。
💙「……まだ下がんねぇな」
冷えピタ(なんかこれになったけど許して)
額にそっと置く。
〇〇「……つめたい……」
💙「我慢」
〇〇「……ん……」
でも嫌がる様子はない。
翔太がまた背中をさする。
トントン…
ゆっくり。
一定のリズム。
しばらくすると――
〇〇の呼吸が、さっきよりもさらに静かになる。
💙「……寝たか」
💗「寝たな」
💛「やっとか」
💜「翔太、看病うまいな」
🖤「父親の指示通りだけどな」
翔太が少しだけ笑う。
💙「まぁな」
その時。
〇〇が小さく動く。
そして――
翔太の手を掴んだまま、ぽつりと言った。
〇〇「……しょっぴー……」
💙「ん?」
〇〇「……すき……」
部屋が一瞬、静かになる。
💗「……」
💛「……」
💜「……」
🖤「……おい」
翔太の動きが止まる。
完全に寝言。
〇〇は目も開けてない。
でも、手はぎゅっと翔太を掴んでいる。
💗(小声)「聞いた?」
💛「聞いた」
💜「はっきり言ったな」
🖤「言ったな」
翔太の耳が少し赤い。
💙「……寝言だろ」
💗「寝言でも言言わないよ」
💛「翔太照れてる?」
💙「照れてねぇ」
でも声は少し小さい。
その時。
〇〇がまた小さく動く。
〇〇「……しょっぴー……」
💙「いる」
翔太は今度は迷わず答える。
そして――
〇〇の頭を、優しく撫でた。
💙「……寝てろ」
〇〇は安心したみたいに、また静かに眠った。
その様子を見て。
💗「……翔太」
💙「なに」
💗「もう完全に彼氏やん」
💙「違う」
💛「でも〇〇の安心材料なのは事実」
💜「というかもう離れんな」
🖤「うん、離れたら泣くな」
翔太は〇〇の手を見下ろす。
小さな手が、まだ自分を掴んでいる。
💙「……別に」
小さくつぶやく。
💙「離れる気ねぇし」
部屋の空気が少しだけ、柔らかくなった。
続き待っててね☆
コメント
2件
最高すぎます!!!