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長らく投稿できずにいて
申し訳ございませんでした!!!
オチが全然決まらなくて
変なところで切っています。
せっさくリクエスト頂いたのに
本当に申し訳ないです!!
⚠️注意⚠️
他の実況者様々出てきてきます。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
しろせんせー、相手は遠距離系らしいで
暇72、へ〜
しろせんせー、キル連れてくれば
よかったやん?これ
暇72、思った
しろせんせー、まぁとっとと終わらせるか
暇72、おん
ー
いつの間にか戦闘が始まり次々に発砲音が
鳴り響く。
指輪の力もありなんとか怪我なく
戦闘も終わった。
ー
しろせんせー、便利やな その指輪
暇72、まーね
しろせんせー、怪我とかないか?
暇72、ん、大丈夫 しろは?
しろせんせー、俺も平気や
支援する前にとっとと散らかるぞ
暇72、そうだね
ー
そう歩き出した瞬間、銃声音とパリンッと
何かが壊れた音が鳴り
ー
暇72、ぇ、?…?
ー
急いでしろせんせーがなつの方をちらりと
見ると嵌めていた指輪が壊れており
手からは血が流れている。
ー
しろせんせー、なつこっ!!
暇72、ぇ…、、なにこれ。?
しろせんせー、お前ッ!!
モブA、やった指輪を、壊したぞっ!!
モブB、ナイスだ…つらかるぞ
しろせんせー、は?まてや
ー
殺そうと足を動いた時には隠れていた集団があとを去っていた。
ー
しろせんせー、ッくそ、…ってなつこ
傷大丈夫か?
暇72、しろ…、ッどうしよ。、、指輪がッ…、
ー
体がゆるえていて顔は下を向いていて
絶望状態
ー
しろせんせー、とりあえず
傷手当してええか?
暇72、………、うん、
しろせんせー、すまんな。…
守ってやれんくて
暇72、しろは悪くないよ…、…
しろせんせー、……とりあえず応急
処置するな、
ー
しろせんせーはバッグの中から
小さな医療キットを取り出し、
慣れた手つきで包帯を巻き始める。
なつは俯いたまま、唇を噛みしめて
震えている。
ー
暇72、しろ……なんで……なんで今……ッポロ
ー
声はかすれて、涙がぽつりと落ちる。
ー
しろせんせー、指輪のことか……。
あれ、狙って壊されたんやろな。
暇72、っ……俺……どうしたら…
…いるま……ッ
ー
しろせんせーは顔を上げて、
真剣な眼差しでなつを見つめた。
ー
しろせんせー、今は考えるな。
指輪が壊れたって、まだ終わりやない
暇72、……でも……もう……
ー
しろせんせーは包帯を締め、
なつの肩に手を置く。
その手は温かいが、声には戦場の
冷たさがあった。
ー
しろせんせー、泣くな。
敵はお前の弱さにつけ込む。わかるやろ?
ー
暇72はぎゅっと拳を握りしめ、
涙を拭った。
指輪の欠片が、地面に光を反射して
転がっている。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
──一方そのころ、シクフォニアのジト。
いるまは散らかった資料の上に両手を
置いたまま、息を荒くしていた。
指に感じた“繋がり”の途切れを確信する。
ー
いるま、……っ、ぇ。…これって
ー
自分の胸の奥に、黒い焦燥感が一気に
膨れ上がっていく。
目の前の書類が視界から消え、
ただ頭に浮かぶのは血の匂いと
泣くなつの姿。
ー
いるま、待ってろ……絶対、行く……!ッ
ー
いるまは資料を投げ捨て、立ち上がる。
靴音が乱暴に響き、出口へ向かう。
ー
いるま、……っ、なつが……危ない、
今すぐ行かねぇと!
ー
その前に、廊下からLANが現れる。
腕を広げて道を塞ぎ、静かな声で言う。
ー
LAN、ん?お前、どこに行くつもり
いるま、決まってんだろ!
なつのところ
LAN、え?は?…いやもういいだろ…
冷静になれって もう捨てたんだろ?
いるま、冷静になれるかよ!
俺はまだッあいつが
LAN、なんでそんな焦ってるわけ?
いるま、いや…指輪が壊れたんだぞ!?
あいつ今……ッ
ー
LANは目を細め、一歩前に出る。
低い声が、怒鳴り声よりも重く響く。
ー
LAN、……なら言え。
今ここを飛び出して、なつを助けて……
そのあとどうするわけ?
捨てられた相手に助けてもらってもなんも
嬉しくないでしょ
いるま、でも…ッ
ー
いるまは拳を震わせる。
答えは喉まで出かかっているのに、
言葉にならない。
ー
LAN、行きたい気持ちは分かる。
だけど前もう決めたんだろ?
……分かるな、いるま
いるま、……っくそ……
ー
壁を殴り、悔しさを噛み殺す。
足は前に出ない。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
戦闘を終えたしろせんせーは、
ふらつくなつを背負い組織の拠点へ
向かっていた。
ー
しろせんせー、もう少しで着くからな。
暇72、……しろ……俺……もう……
しろせんせー、喋るな。結構血出てんやぞ
ー
なつは壊れた指輪の欠片を
握りしめていた。
震えるその手から零れる血が、
しろせんせーの服をじわりと染める。
しろせんせーは気づかぬふりをしながら、
ただ強く背中に抱え込んだ。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
──アジトの医務室。
白い蛍光灯が冷たく、
薬品の匂いが漂っている。
ベッドに横たわるなつ。
手首は布で巻かれ、壊れた指輪の欠片だけが机の上のトレイに置かれている。
ー
弐十、うわぁ…傷って 手えぐれすぎ
血止まったの奇跡だわ
あとは安静にしていれば……
ー
返事はない。なつは天井を見つめ、
虚ろな瞳のまま動かない。
しろせんせーがベッド脇に立ち、
眉間に皺を寄せる。
ー
しろせんせー、指輪はなんとかする…
せやから──
暇72、……………
ー
声は出ない。唇だけが震えて、
ぽつりとこぼれる。
ー
暇72、……返して……
しろせんせー、は?
暇72、…指輪……壊れたら……俺……っ、もう…
ほんとに…直してくれんのかよ?ッ(ポロポロ
ー
布団を握りしめ、涙がぽたぽたと落ちる。
子どものように泣いているのに、
声は押し殺して必死に隠している。
ー
暇72、…あれがないと、……もう、
いるまと……繋がれないじゃん……
ー
しろせんせーの胸がぎゅっと
締め付けられる。
慰めの言葉が喉まで出るが、吐けない。
中途半端な希望は、この子には毒になる。
ー
しろせんせー、…………
ー
ただベッドの端に座り、
背中を軽く撫でることしかできない。
なつは欠片を見つめながら、
かすかに笑った。
その笑顔は痛々しいほど壊れていて、
温度を持たない。
ー
暇72、……次は、俺が壊れる番かもね
ー
その瞬間、壁にもたれて聞いていた
キルの表情が一変する。
ー
キルシュトルテ、──は?
ー
低い声に空気が張り詰める。
ー
暇72、え……キル……?
ー
キルはゆっくり歩み寄り、
ベッド際に手を突く。
ー
キルシュトルテ、…今なんて言った?
暇72、…っ、べつに……
キルシュトルテ、ふざけんな誤魔化すなし
ー
怒りで押し殺したような声。
けどその奥にあるのは焦りと必死な感情。
ー
キルシュトルテ、お前そんなこと
二度と言うな
暇72、……でも……指輪が…ッ
キルシュトルテ、だから何だよ。
……壊れるのはモノだけで十分
お前まで壊れてたまるか
暇72、でもッ
キルシュトルテ、そもそもお前を捨てた
相手だぞ 俺達で十分だろ?
ー
なつは言葉を失い、ただキルを見つめる。
ツンデレな彼が怒鳴るほど大切に
思っていることが、痛いほど伝わってくる
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
治療が終わり部屋に戻った
窓の外はもう夜で、雨が細かくガラスを
叩いている。
ベッドに腰を下ろし、ポケットから
壊れた指輪の欠片を取り出す。
小さな破片が掌の上で光を失っている。
ー
暇72、…なんで……
ー
絞り出すような声。
手が震えて、破片がカランと床に転がった。
拾おうとしたけど、もう掴む気力もなく、
ただ見つめるしかできない。
ー
暇72、…あ、ぁ〜…、ッ
ー
指輪はただの物じゃない。
いるまと繋がっている証であり、
戦うための力であり、支えだった。
それが壊れた瞬間から、自分の中の何かも
壊れてしまったようで。
ー
暇72、……俺、何してんだろ……
ー
声がだんだん掠れ、目尻から雫が落ちる。
拳を口元に当てて必死に声を殺すけど、
嗚咽が漏れる。
ー
暇72、……迷惑かけるだけか
ー
ベッドに顔を伏せ、両手で頭を抱え込む。
崩れるように横に倒れ込んで、
暗闇の中で泣き続ける。
外の雨の音と、なつのかすれた泣き声だけが部屋に響く。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
ー拠点ー
LAN、おい、いるま! どこ行く気だ!
もういいんだろ
ー
背後から声が飛んできたが、
振り返らない。
振り返ったら止められる。
止まったら、なつに会えなくなる。
ー
いるま、悪いな…らん…
ー
小さく呟いて、出口へ走る。
胸の中は恐怖と焦りでぐちゃぐちゃだ。
でもそれ以上に──
「なつを失いたくない」その思いだけが
全身を 突き動かしていた。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
このあとは想像にお任せします。
書けませんでした。
まじすいません🙇♀️