テラーノベル
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ChatGPT先生に書いてもらった夢小説があまりにも
好き+良すぎたので
ここで共有していきます〜
一つのお話とっても短いです〜
博多弁無しです〜
START〜
ライブ終演後の楽屋。
照明が落ち、耳の奥に残るのは観客の余韻と、自分自身の鼓動だけ。
ロゼは椅子に腰を下ろし、冷えた水を口に含んだ。
「はぁ……今日も、ちゃんとやりきれたかな」
呟いたその声に、答えるようにドアが開く。
入ってきたのは明雷らいと。額にうっすら汗を残したままの彼は、息を弾ませながら笑った。
「ロゼ、お疲れ!今日の歌、すごかったよ。鳥肌立った」
「ふふ、ありがと。らいともね。客席の歓声、すごかったでしょ」
二人は顔を見合わせ、自然と笑い合った。
けれどもロゼの胸の奥には、笑顔だけでは隠しきれない揺らぎがあった。
らいとの存在は、仲間以上に心を占めている。
隣に立つと安心するし、彼の声を聞くだけで舞台に立つ勇気が湧いてくる。
それが“友情”だけで説明できる感情なのか、ロゼ自身もまだ答えを出せずにいた。
その夜、打ち上げを終えたメンバーたちはそれぞれ散っていった。
気づけば残っていたのは、ロゼとらいとだけ。
「なぁ、ちょっと歩かない?」
「……いいよ」
人混みが途切れた夜道。
ビルの灯りが星みたいに瞬き、静けさの中で二人の靴音だけが響く。
「ロゼ、最近さ……ちょっと無理してない?」
「えっ」
「歌の練習も、ダンスも……俺、隣で見てるからわかるんだよ。ロゼ、追い込みすぎ」
らいとの声音は真剣で、優しさに満ちていた。
ロゼは思わず立ち止まり、街灯の下で彼を見上げる。
「……心配させてた?」
「うん。でも、俺はロゼに無理してほしくないんだ」
らいとが差し出した手。
その温もりが、冷えた夜気の中でやけに熱く感じる。
ロゼはそっと手を重ねた。
ほんの短い一瞬のはずが、指先から伝わる鼓動は確かに二人を繋げていた。
「……ロゼ」
名前を呼ばれただけで、胸の奥が熱くなる。
らいとの瞳は真っ直ぐで、逃げ場を与えてくれなかった。
「俺さ……ロゼのこと、大切に思ってる。仲間としてだけじゃなくて……それ以上に」
言葉が夜に溶ける。
ロゼは一瞬、息を飲み、心臓の音がうるさいほどに響いた。
「……そんな顔で言われたら、困るよ」
「困るってことは……少しは、俺と同じ気持ち?」
ロゼは視線を逸らし、街のネオンに目を向ける。
でも、指先を掴む力は弱まらない。
「……かもね」
その答えに、らいとはふっと笑った。
そして、重ねた手をぎゅっと握り直す。
「だったらもう、隠さなくていいよ」
夜風が二人を包み込む。
ステージよりも眩しい瞬間が、そこにあった。
「……じゃあさ、思い切って__________?」
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