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#さのじん
さき
169
はるか
477
服の上から胸に触れる。少し弄っただけで硬く尖るそこを今度は服を捲って触る。
「ぁあ〜…」
反応がいい。こんなに良くて大丈夫か?
俺は持つのか?
というか初めてなのに……こんなにいいんだ……
またどこかでそう考えてしまう自分を心の中で殴った。
「あっあっ、ああん、」
舌で触れると甘い声が上がる。
尖ったそこにゆるく吸い付いて、刺激する。
初めてなんだ…優しくしないと…
「んっんっ…んんっ」
感じ切っているその反応にいちいち戸惑い、そして煽られる。
自分の手を噛んでる。
恥ずかしいのかな…
「仁人…噛んじゃダメだよ…」
「あっ、んん、だってぇっ…」
「声…我慢しなくていいから」
「はっ、んっ、ああっ、恥ずかし、ぁあん、」
また胸に頭を埋めた俺は、ペロペロと尖った先を舐めてちゅうっと口に含む。
「ひぁあッ…やぁん、」
宙を掴んだ手が俺の髪にたどり着く。
きゅっと髪を掴まれて愛しさが込み上げる。
「んっんっ…あっ…!」
するっとお腹に這わせた指先を下へ下へと下げていくと、予感した仁人の口から声が上がる。
「あっ…あっ…ふぁあッ」
プルプルと震える身体が、指先がその中心へ触れた途端硬直した。
「あっ、はや、とっ、んんん」
「も…硬いね」
「いやっ…あんっ、ああっ」
胸を舐めながら中心を握ってゆるく動かすと、瞳が虚ろになってユラリと揺れた。
「あああ…」
そのまま上下させ始めると、仁人の身体から力が抜けていく。
「ぁあ…あっ…あっ…」
ココをこんな風に扱かれて普通で居られる男はいないだろう。
そんな生々しさが俺を昂らせる。
顔を背けるようにベッドに沈み声を漏らす姿が扇情的で…普段の天真爛漫な、気分屋の彼が浮かんで…
「ぁあ…きもち、きもちぃ…」
「…っ」
「はや、と…きもちぃ…んっ」
「…ここ気持ちいい?」
「あっ、んっ…こん、な…きもちぃ、のぉ…っ?」
脱力して感じながら、幼い口調でそう聞かれる。
たまらない。
水色の話を思い出した。
今の仁人は正に水色だった。
ふんわりとした幼い水色が、ドロリとした俺の欲の色に染められていく。
ゾクゾクと腹の底から感じたことのないものが込み上がる。
もっと良くしてあげたい。
感じさせたい。
めちゃくちゃに抱きたい。
ああ、こんなに…仁人がえろい。
俺の下にいるのは昨日までの彼ではない。
そんな訳ないのに、そう思ってしまう。
「あっんんっ…はや、と…」
頬に手を伸ばされて名前を呼ばれる。
その瞬間引き戻された気がした。
「はやと、はや、とッ…んんん…」
「仁人…っ」
中心に触れていた手を少し休めて、キスをした。
「んぅ…っ」
トロトロに溶かされた表情を見ながら、大切にしないとと、改めて心に決める。
「あんっ…はやとぉ…もっと、してぇ」
「……」
…勝てるかな…理性。
「あっ…あっ…!」
仁人の部屋着のズボンに手を入れて、脱がせた。
「ま、まってっ」
「…待つけど…待てる?」
「う〜…っ」
下着を降ろそうとすると仁人の手が庇って止められる。
苦しげな声。
意地悪を言った自覚はあった。
「…ぬ、脱ぐ…けど、あんまり見ないでっ」
「…わかったよ」
意を決したように下着を降ろす仁人に、思わず口元が緩む。
初めて他人に見せる裸の姿。
恥ずかしさも、ちゃんと受け止めてあげないと。
「あ…少し萎えちゃったね」
「…見ないで」
「見ないと…気持ちよくしてあげられないよ」
「…少しなら…見ていいよ」
「……仁人の裸…見たい…見せて?」
そう言うと、困ったように眉が下がった。
そして手で隠されたそこが、そっと露わになった。
「…綺麗だね」
「う、うそ」
「あと…可愛い」
「…っやだやだッ」
「…」
「やっ、あっ…!ああっ!」
恥ずかしさに取り乱した仁人の中心にそっと触れて、口に含んだ。
「やああっ」
クチュクチュと舌を使って口を窄めて上下させると一気に硬さを取り戻してきた。
「あんっ、あんんっ」
衝撃と戸惑いと快感に負けた仁人が再びベッドに沈んだ。
「ぁあ…いやっ…あんっ…あんん…」
ちゅぽ、ちゅぽ、
と音を出して口淫を続けるとだんだん甘い声が戻ってきた。
「ぁああ…はっ、ああ…んん…ん」
仁人の身体がピクピクと跳ねる。
「は、やっ、と…コレ…だめぇ…っ、きもちぃ、だめっ…だめぇ、」
弱々しい声が、切実さを訴えるが止めた方がまた恥ずかしさに負けるだろう。
このまま、もっと。
「あんんっ…それ、だめっ…あっあっあっ…ひ、っ!あっ、やばいっ、やば、あっ…、」
硬く大きく膨張したモノを唇で扱きながら奉仕する喜びに浸っているとだんだんと声が張り詰めてきた。
「あっ…!まっ、てぇ…!」
「…っ、」
「ぁああっ…出ちゃ、ぅ、んんっ、イくっ、イくぅ、」
「…っ」
「やあっ、ああっ…イく、いくいくいく…っ」
仁人の腰が浮いて背中が反り出す。
このままもっと…気持ちよくなれ。
唇の愛撫は愛の証。彼のモノならなんの抵抗もなかった。
「あっ!イく…っ!!」
ぎゅんっと腰が上がって俺の喉奥にびゅるびゅると吐き出した。
「あー〜〜ーッ」
甲高い声が上がって、生あたたかい液体が口に注がれた。
もっと吸い付いて搾り取る。
してあげたい、してあげたい。
それしかなかった。
「あっあっあっ……あっ…」
びくん、びくん、と腰が浮く度に口の中のモノが小さく液体を吐き出して、じきに治まった。
「んっ…」
「……だ、出しなよぉ」
ハァハァと息をつきながら俺を泣きそうな目で見る仁人。
なるべく小さな素振りでそれを飲み込んだ俺は平気そうに微笑んで見せた。
「……飲んだの?」
「うん」
「なんで!?」
「…仁人のだから」
「…な、な、」
…やり過ぎたかな?
真っ赤な顔の仁人が裸の身体を捻らせて言葉を無くしてる。
「汚くねえもん」
「…そういう事じゃないー…」
脱力したように項垂れた彼の姿に少し焦る。
えっ引いたかな?めちゃくちゃ俺なりの愛情表現だったんだけど…。
「……勇斗ばっかりずるい」
「えっ」
「俺もする」
「は?ちょっと、」
言うやいなや俺の股に顔を埋めた仁人にめっちゃ焦る。
まじ?
「あっ、まじ、仁ちゃんっ」
「んん」
「無理しなくていーから!」
「ふひひゃにゃ」
「んっ…、」
思わぬ仁人からのカウンターに戸惑うけどその光景と下半身への刺激に抵抗が弱まる。
「仁、人っ…」
「…ん」
「あ…っ」
柔らかい口内に包まれて声が漏れる。
「んん、」
「ふ…ぁ」
そのうち、一生懸命に頭が上下され、自然とそこに手が行く。
髪をゆるく掴んで、撫でる。
こいつまじ…初めてのくせに…なんでこんな積極的なんだよ……可愛すぎんだろ…
「んっ、…ぇっ」
「…仁ちゃん、」
「うっ…ぇっ、」
「仁人」
「ケホッ…」
「もう…俺十分嬉しいから…」
「うう…ん、」
嗚咽し始めた仁人に愛しさがこみ上がって、泣きそうになった。
「仁人、一旦口離そ?」
「…っ」
優しく、そう言うと仁人がゆっくりと顔を上げる。
その口元が少し汚れていて、顔はすごく不満そう。
「…ちゃんと出来るのに」
「うん…」
「俺もしたかったのに…」
「…ゆっくりでいいんだよ」
「…」
「これから、ゆっくりでいい」
「…でも」
「嬉しかった、ありがとう」
頭を撫でてキスをした。
「…俺下手くそ?」
「そんなことないよ」
「…ねえ、勇斗はしたことあったの?」
「えっ、いや、ないよ」
「えっ」
「え?」
「あんなに…良かったのに?」
「良かったの?」
「もー……やだ」
「えっ、待って待って」
「やだっ」
拗ねてしまった…。
布団を被って隠れてしまった仁人に慌てて近寄り慰めようとするが言葉がなかなか見つからない。
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