テラーノベル
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今日は久しぶりに悠が泊まりに来ている。
最近は大学の授業やバイトのせいでタイミングが合わず、ゆっくり過ごす時間を取れていなかった。
少し間が空いただけで、すごく久々な感じがするな…なんて、洗面所でぼーっと歯を磨きながら考える。
寝室の方からが悠の話し声が聞こえる。さっき隼兄から電話がかかってきていたから、おそらくそれだろう。
口を拭いて部屋に戻ると、悠は電話を終えてひと足先にベッドにふんぞり返っていた。
「隼兄なんて?」
「母さんの体調報告…先週まで風邪引いててさ」
「えっ、大丈夫なのか?」
「回復して飯食いまくってるって」
「っふは、よかった」
電気を暗めのものに変えて、俺もベッドに入る。
「…悠もっと寄ってよ、俺落ちる」
「デカいベッド買わね?お前の金で」
「はぁ?悠が買ってよ…てか俺の部屋に入んない」
そういえば悠も1人暮らしをしているが、家に連れてってもらったことは一度もない。
死ぬほど散らかってるから、とか、片付けたら…とか、理由をつけていまだ招いてもらえず。
若干モヤっとするが、どうせ悠のことだ、大した理由は無いと思っている。
奥に詰めてもらって一緒に横になる。いくら付き合ってるからって、男2人でこのサイズはやっぱり狭い。
「悠って隼兄と結構仲良いよね」
「ふつーだろ、あいつが兄貴ぶってるだけ。双子なのに」
「ふ、隼兄面倒見いいからなぁ」
幼少期から落ち着いておおらかな性格の隼兄。どっちかって言うと、俺と悠が弟みたいな感じだった。
「……てかさ、その兄(にい)っての、俺には無いわけ」
「隼兄っていう呼び方のこと?」
「うん」
…たしかに。
隼兄は隼兄だけど、悠は悠だ。
「俺も年上なんですけど」
「うーん…でも悠は兄貴って感じでは無いしなぁ…尊敬とかできないし
「おい」
「ふ、ごめんごめん」
肘で小突かれる。
どっちかというと、悠は同じ隼兄を取り合うライバルみたいな存在だったな。
「悠兄って呼んでみてよ」
「え〜なんか嫌だ」
「なんでだよ」
お願いしてくる悠がなんだかおかしくて、少し笑ってしまう。
悠もつられて笑う。
ふと目があって、どちらからともなくキスをする。
「…ん、ぅ…するの、?」
「しない…?」
「んーん…、準備した」
「ふは、する気満々じゃん」
「うるさ…」
少し恥ずかしくなって顔を逸らそうとするが、ぐいっと向き直される。
甘い、深いキス。吐息の間にカチ、カチと部屋の時計の音が聞こえる。
「っは…、んぅ…」
服の下から悠の手が入ってくる。優しい愛撫に、身体はぴくぴくと反応する。
「悠兄って呼んで」
「まだ言ってんの…?っん…」
別に呼んでもいいけど。
さっきから呼ぶタイミングを逃したせいで、今更呼ぶのはなんだか気恥ずかしい気もする。
気づけば下も脱がされ、じわじわと身体を開かれる。
「っ、準備したって、ばぁ」
「確認…」
「いらな…っ、ぁ、ゆう」
「……っ、締め付けすご…指持ってかれそ」
「そういうの、言うな、ぁ…」
ゆっくりと指を増やされ、確実に良いところを攻められる。
「っは…」
ゴムの袋を開ける悠を見上げる。兄呼びも何も、俺たち恋人じゃん。
「ぅあ…は、ぁ…」
「…っ」
じわじわと内側を押し広げながら悠のそれが入ってくる。少し苦しくて、それ以上に気持ち良くて。
少しでも擦られたらすぐに達してしまいそう。
「っ…は…」
悠が気持ちよさそうに眉をひそめる表情がたまらなく好きだ。
俯いて目にかかる前髪を撫でると、熱の籠った目に捕まる。
「っう…、ぁ…っはぁ」
テンポよく出し入れされるそれ。肌と肌がぶつかり、 ぱちゅ、ぱちゅっと湿った音が響く。
「んぅ…は、ぁ…っ」
俺の首筋を食んだりキスしたりしていた悠の唇は、いつの間にか胸の方まで来ていた。
「…ふ、ここあんましたことないよな」
「へっ?」
何かを企むような声に思わず聞き返そうとした時には、すでに俺の乳首の周りを舌でちろちろと弄られる。
「っふ、はは!っばか!くすぐったい」
「なんだよ…色気ねー声…」
「うるせ…っふは、悠の触り方が悪いんじゃねーの」
「…っこの…」
少しムッとした悠は、そのまま突起を口に含んでしまう。
「っん…ふふ、まって」
くすぐったいけど、なんだかむずむずする。というか、この状況が恥ずかしい。
焦らすように周りを舐めたり、ちろちろと舌で先っぽを弄られたり。腰の付け根 からゾクゾクと快感が上がってくるみたい。
「ふは…、っは…ん…」
「……ん、ふ…」
「ばかっ、そんな舐め方…っふ、ぅあ…」
「ふ…案外よさそ…」
首を少し起こして悠を見ると、ニヤッと笑いながらこちらを見上げている。
整った顔で俺の乳首を舐めてる絵面がやばい。
そのまま下の動きも再開される。
「うぁ…っ、あ…一緒、だめ」
「満更でもないだろ…乳首舐めるとめっちゃ締まる」
「っは…うるさ…っ」
「…きもちい?」
意地悪く問いかけられながら、徐々に動くペースを上げられる。思わずぎゅっと悠にしがみつきながら、快感に悶える。
「っはぁ…きもち、っから…っ」
「ふ…かわい」
ぐーっと奥に当てられ、一気に達しそうになる。
「っ、ここすき…?」
「うぁ?!あ…っすき、だから…っまって」
「待たない…っ」
「〜っあ、ぁ…っく、いく…っ」
ビクビクっと痙攣するが、俺のそれはぴんと立ったまま。
「っあれ…イった?」
「いっ、たから!…っはぁ…まって」
「後ろでイくの上達したんじゃね…」
「ばか…っあ、やぁ…っ?!」
ぐいっと抱き上げられ向かい合わせで膝に乗せられる。拍子に奥まで突き上げられ、軽く痙攣するなか。
「っ…は…きっつ、またイった…?」
「イってな…っ!ぁ…っ」
「甘イキ…?かわい…、あ、締まる」
頬に優しくキスされながら甘い言葉を囁かれる。とろとろで、頭がぼーっとする。気持ちいいしか感じられない。
「っは…ぁ、う…きもち…」
「な…悠兄って呼んでよ」
こいつ…まだ言ってる。
でももう気持ちいいしか考えられなくて、正常な判断ができない俺は無意識に口を開く。
「んぅ…ゆ、う兄…」
「ふ、かわい…もう1回…っ」
強請るような声を囁かれ、俺のなかでは甘く動く回る悠のそれ。
「ゆうにぃ…っあ、ぁ…っ」
「っは…やば、きもち…」
「ん、うぁ!あ…ゆ、にい…いく、〜っ」
「…っれも……っく…」
ほとんど2人同時に果てる。
ぎゅっと抱きしめられたまま、肩で息をる。
そっと寝かされ、ズ…と出ていくそれ。
「っあぅ……ん、ふ…」
軽いキスが降ってくる。顔を離して悠が少し笑っているのに気づく。
「……なに」
「いや…兄呼びやばいなって…」
「…なんか、変態くさ…」
「うん、もう言わないでいい…可愛いけど、 悪いことしてる気分になる」
「……ふは」
チュ、とおでこに音を立ててキスされる。
悠が少しも冗談では無さそうな顔をしていて面白い。
「……悠のままでいいだろ、俺ら…恋人なんだし」
「……瑞樹ちゃん…!」
「ちゃん付けはキモいからやめ…え、まって」
「ごめんもう1回してい…?」
ぐり、と再び硬くなったそれを当てられる。慌てて悠の胸をトン、と押すがびくともしない。
「疲れたから、…っぁ、ちょ…」
「次は“悠”って、いっぱい呼んでな」
「むり…、んぅ…あ、ぁ」
ぐちゅ…と入ってくるそれ。満足げな顔の悠に、逆らえない俺。
今夜もまだまだ離してもらえそうにない。
END
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