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あれなんで最寄りを知ってんの?
1.終電
月に1度の会社での飲み会が終わった。
もう12時になりそうだ。すっかり遅くなってしまった。
これを逃すと面倒なので、私は急いで終電に飛び乗った。
危なかったあ
私は座席の端っこに座り、疲れと良いでウトウトする。
しばらくして、肩を叩かれるのに気がついて目が覚めた。
どうやら、隣の男性にもたれて寝てしまったようだ。
「す、すみません!」
「大丈夫ですよ。でも降りなくていいの?」
そう言われて外を見ると、いつの間にか私の最寄り駅だ。
「あ。ありがとうございます!」
私はハッとして、ガラガラの車内から降りる
せっかく終電に乗れたのに、寝過ごすとこだった。
危なかったなあ