この作品はいかがでしたか?
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次の日、俺は学校にメールで連絡し、休んだ。今日は地下に入るつもりなので、俺は懐中電灯を持ち、2人の骨が見つかった時の袋の為に黒い袋を持つ。
どっかの業者かよ…
春「退学寸前だが、…ま、このまま何も解決せず東京に戻るのも嫌だしな…っし、行くか」
そういい俺は3時程に外に出て、歩いていく
しばらく歩いていると後ろから俺の足音とは他に別の足音が聞こえた。
間違いない、つけられている。
だが今の俺には自分を守るものなど持っていない…ここで走ってもすぐ追いつかれる。
そう思った…だがその判断は間違っていたらしい。
神社まで後少しというところで手を掴まれる
春「ッ…」
「ねぇ…君、…前から灰谷神社に行ってるよねぇ?なんでかなぁ?」
春「ッは!ッそれがなんだ!別にお前には関係ないと思うが?」
そう言うと男はこう言う
「関係大アリなんだよねぇ…キミ、最近灰谷神社の情報探ってるでしょ」
「ダメだよォ俺の人生の邪魔されたら困るんだよねぇ」
春「ッ…」
今の男の発言でわかった、コイツはこの神社に関係のある人、つまり先祖の方々が残した子孫であり、この秘密をばらさないようにと言い伝えこられてきたのだろう、…
なら話は早い
春「そうかぁ…関係あるならもう言っちまうわ!w」
春「そうだよ俺はアイツらを助けるためにやってんだ、なんか文句あっか?」
ギラりと睨みつけ、相手に生意気な態度を取る
「ははは、強がりさんだね、というかアイツらって誰の事だい?もしかして灰谷様かい?アイツらならいないに決まってるだろ?」
「アイツらは神になった!幽霊でもなんでもないさ!あんたみたいな奴らに見えるわけが無い!助けたところで遅かったんだよ!お前さんは!」
と、怒鳴り散らかしてきた。
あーそうかwコイツは昔のことは受け継がれてきたが”今”は知んねぇのかw
今灰谷は妖怪。
その理由は怨み、簡単な事だ、あんな残虐なことをされ、神を維持出来る筈もない
俺は黙り込み、嘘泣きをし、唇を噛み締める
すると男が力を緩めた、俺が弱いと認識したらしい。チョロい
俺はその隙を狙い、男の急所である股間を蹴りつける。殴りもできたが真っ暗闇だ、当たらない可能性が十分にある。
なので俺は蹴った後、荷物をしっかり持ち、神社に猛ダッシュした。
神社に入ると何かを察していたのか灰谷達が神門の前に立っていた。
階段を急いで登り、2人の伸ばしていた腕を掴み、何とか神社に入れた。
結界を張ってくれたのか、男は入ってこられなかった。つまり、危機一髪だ
春「蘭ッ”…竜胆…ッ、は、ッ”…はぁ…”ありが、とぅッ助かった”」
俺は息を切らしながら礼を言う、そういうと2人は俺に抱きつき、こう言う
灰谷「無事で良かった”…」
そう言われた途端、涙が出てきた。
恐怖から抜け出せたとか、不安からの涙じゃない、これは
春「ッ~”…」
蘭「え、ッ!?なになに!?泣いてるッ!?」
竜胆「やっぱりどっか怪我したの!?」
違う、違うんだ、
春「…ぃや”ッ、…その、」
春「とりあえず、なんでもねぇッ!…早く行こうぜ、ッ」
俺は涙を流しながら笑い、懐中電灯を持って倉庫の下に3人で向かった。
下はとてもジメジメしており、所々水が落ちていた。
春「ゔぇーッ…汚ぇ…それにクセェ…」
元はよく使われている拷問室、酷い匂いが漂っており、鼻がもげそうだし、頭が痛かった
辺りを懐中電灯で照らすとそこら中に変な汁やら骨やらでいっぱいだった
そこで灰谷が急に喋り出す
蘭「ねぇ」
春「ゔぉ、ビビった」
蘭「あ、ごめんごめん、そこ、右に曲がって、すると俺らの骨ある」
スラスラと言ってくる、思い出して、悲しくないのだろうか…
竜胆「兄ちゃん記憶力良いね」
蘭「念の為に忘れないでおこうって思ってたからね、」
そのことは覚えてるのか、自分の名前を覚えていないのに…それだけ見つけて欲しかったのだろう…
そう思いながら右に曲がり、懐中電灯で見てみると、大量の虫、そして異臭極め付けは大量の骨だった。
こっから灰谷の骨探すとか、どんだけかかるんだ…と、感染症のリスクを恐れながらもマスク、手袋、ゴーグル、長靴を着用した。
春「まじこえー、…」
蘭「今の春の格好の方が怖い」
春「おいそれどうゆう意味だ」
そうワチャワチャしているとある足音が鳴り響く。絶対に俺でも、灰谷でもない、
て事は_
さっきの奴だッッ
でもなんで、結界を灰谷が張ってくれてるはず、絶対入れないはずだ、それなのに、どうしてッ
あーッ今焦っても仕方ねぇ、ッもう探しまくるしかッ
そう考え、震えた手を一気に骨の中に入れ、もみくちゃで探す
灰谷は焦ったような顔をし、それじゃないと俺に骨を教えてくれた。
どんどん音が近づいてくる、早くしなくては、捕まったら次は殺される、ここは拷問室、捕まったら終わりだッ
変な冷や汗が止まらず、心臓の音はうるさく、手は上手く動かなかった
春「クソっクソッ…何処だ…ッ!」
そうかき分けていると、あるものが目に映る、2つの骨が抱き合っており、所々焼けている痕跡が見れた、
灰谷もそれ!と指を指し、俺は急いで袋に入れる。
すると聞こえていた足音が急に止み、
嫌な予感がすると思いながら、後ろを振り向くと、日本刀を持った男が立っていた、錆び付いていない…こっから取ってないもの、
とすると、…初めから持っていて、殺す気でいたんだッッ
俺は目をかっぴらいて、体が震える、
灰谷はただただ焦っていた
するとあの男が喋り出す
「なぁ君、変な真似は良しなよ、ほら、今そこに置いたら何もしないから」
”何もしない”そんな言葉は嘘だ、置いても置かなくても同じ結末が俺を襲う…
だったらと俺は近くにあった刀を持つ、
だが錆び付いており、昔のものだ、切れ味は悪いだろう、…
「はッ!そんなもので俺を切れると思うなよ、笑わせんな!!w」
そう彼がいうと灰谷 兄弟同士、顔を合わせ、頷き、手を繋いで変な呪文を唱える
春「ァ”ッはッ”…ぅ…”」
その呪文を聞いた途端頭が破裂しそうな痛みが俺を襲った、だが目の前を見ると男も俺と同じように頭を抱えていた。
何だこの少年ジ●ンプで起きそうな展開_
まぁそんなことを考えるのと同時に、これは行ける、と、俺は相手の首に刀を力強く振りかぶり、
初めて…
春「っは、ッはぁ、ッ…」
目の前には返り血、そして噴水かのように飛び出す血、
そんな俺を見て灰谷は袋を俺に持たせ、俺を担ぎ、急いで|地下から出た
そこからは気を失ったのか、よく覚えていない、ただ起きると太陽は天に登り、蘭と竜胆が看病していた事だけは覚えている
そこから数時間後俺は袋を確認し、予め用意した服に着替え、寺の横にある庭に穴を深く掘り、2人を抱き合わせたまま入れ、また土をかぶせ、お花を置く
春「…これでいいか?2人共」
蘭「もうバッチシ!」
竜胆「ありがとう、春」
春「良いってことよ!」
そういいニコッと笑うと、心地よい風が吹く
春「んぉ、涼しいなぁ~…」
蘭「だね」
竜胆「秋ももうすぐだ」
春「嗚呼、だな」
そういい俺は、次の問題に入る
春「さーて、これで終わりとか、まだねぇよな~」
蘭「もちのろん!」
竜胆「まぁなw」
さっきの男の身元を突き止め、後は、分かるな?
まだまだ終わってねぇ、こっからが始まりだ
絶対に俺は諦めねぇ、何があってもだ!!!
はい!どうだったかな?長めに作ったぜ!
感想くれよな!
♡100で続きでます!
あ、あと1000いいねもありがとね、おかげで捗っちゃったよw(ノ≧ڡ≦)☆てへ♡
では、次の物語で会いましょう、
バイバイ!!
コメント
7件
ふがぁぁぁぁッ
いやもうやっぱり天才すぎますわ……😇😇😇😇😇😇春ちゃんが○したやつの御先祖が灰谷兄弟を神って崇めてそのあと○したやつらなのかな……妄想が捗るぅぅぅ⤴︎ ⤴︎🥰🥰