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甘々めめあべ
mg.side
家に帰ってきてから数分、玄関から俺は動けずにいる。
なぜなら、阿部ちゃんが俺の胸の辺りにぼすっと頭を押し付けているからだ。
「阿部ちゃん…?」
ab『…ごめん。』
「どうしたの」
ab『ぅ〜…』
大丈夫、なんでもないって言いながら俺の胸辺りに頭をぐりぐり押し付けてくる。
絶対、何かあったんだろうなぁ。
阿部ちゃんの”大丈夫”は”大丈夫じゃない”ってことを俺は知ってる。
全部、自分の心に詰め込んじゃう人だから、優しいけれど、その分人一倍抱え込んでしまいがち。
「なんかあったんでしょ?」
ab『なぁんで、そんな、早く、気付くんだよぉ』
「どれくらい一緒に居ると思ってるの笑
分かりますよ、あべちゃんのちょっとした変化なんか、すぐね。」
阿部ちゃんが顔をむくっと上げたと思ったら、
んって唇を突き出してくる。
俺はその期待に応えるように口付ける。
「珍しい笑」
ab『なぁんだよ、だめかよ』
「ううん、大歓迎。」
髪をわしゃわしゃ触りながら言うと、ふふっ、なぁんだ、それといつもの優しい笑顔で笑うから。
もう俺は、ずっと阿部ちゃんを甘やかしたい。
…でも、俺も同じくらいには阿部ちゃんに甘やかされたいかな。
Fin
kaede🍁
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コメント
2件
甘々阿部ちゃんって、やばいねー! 考えただけで、めっちゃニヤニヤするんだけどー!!