バリバリ衝動書きです。
この作品は実況者のWT様の名前をお借りしてます。
御本人様のご迷惑にならないようお願いします
投稿者は腐っていますが、この作品は腐向けではありません。
地雷注意 無理だと思った方は逃げてください
誤字脱字等があれば温かい目で見て頂けると嬉しいです。
設定
中嶋 空 (なかじまそら)
高校2年生 2-2
渾名はNakamu
推しはアイドルグループ、bikuhaのシオン
赤坂 流唯 (あかさか るい)
高校2年生 2-3
渾名はBroooock
推しはアイドルグループ、bikuhaのシオン
鮫島 葉翠 (さめじま はすい)
高校2年生 2-3
渾名はシャークん
推しはアイドルグループ、bikuhaのシオン
蒼山 時 (あおやま とき)
高校2年生 2-2
渾名はきんとき
推しはアイドルグループ、bikuhaのシオン
桐山 晴翔 (きりやま はると)
高校2年生 2-1
渾名はきりやん
推しはアイドルグループ、bikuhaのシオン
紫月 菫 (しづき すみれ)
高校2年生 2-1
渾名はスマイル
アイドルグループ、bikuhaのシオン。
第1話スタート
na視点
na
「おまたせー!」
kn
「みんな揃った?」
kr
「お腹減った早く食べよー」
na
「じゃ、いただきまーす!」
少し遅れて屋上に来た俺は、お腹ペコペコ過ぎて授業どころじゃなかった。
kr
「あ、そう言えば」
きりやんがポケットからスマホを取り出して、これこれといいながら俺達にスマホを向ける。
kr
「明後日のbikuhaのライブチケット、当っちゃいましたぁぁ!!!」
ときりやん。
br
「ええぇー!!実はー、僕も当たったんだよねぇー」
とぶるーく。
shk
「奇遇だな。俺もだっ!」
とシャークん。
kn
「ふっふっふ。まぁ俺もあたっちゃったよね」
ときんとき。
お、これは。
na
「俺もなんですよねーー!!」
俺達はbikuhaというアイドルグループが好きで、その中でもシオンという子が好き。
みんなもシオン推しみたいで常日頃語り合っている。
スマイルを除いて。
br
「ちなみに席どこ?」
kn
「せーので画面見せよ」
na
「いくよ?せーのっ」
俺の掛け声と共に5つの画面が並ぶ。
俺の席は前からの2列目の15番。
ぶるーくは同じく2列目の17番。
シャケは1列目の4番。
きんときは3列目の23番。
きりやんは1列目の3番。
na
「え、めっちゃ席近いじゃん」
kn
「奇跡すぎるな…」
kr
「今年の運使い切った?もしかして」
shk
「まぁそうだろうな」
br
「えじゃあ、あと半年間ずっと不運?」
na
「それもそれで終わったわ」
kr
「てかお前さっきからずっと固まってるけどどうした?」
確かに。そういえばスマイル喋ってないな。
br
「?おーいすまさーん」
sm
「…んぇ?え、なに?」
kn
「お前もしかしてなんも話聞いてなかった?」
sm
「いや、アイドルのチケットだろ?」
na
「珍しく聞いてたんだね」
sm
「なんだよ」
br
「てかスマさんは興味ないの?」
sm
「ない…」
kr
「かっけぇし可愛いし。神、いや天使」
na
「ねー!俺らシオン推しだからシオン布教してあげる!」
sm
「いやいい」
na
「なんでそんな嫌そうな顔すんだよ」
sm
「別に…」
shk
「別に…w」
kn
「wwww」
kr
「お前もうちょっと興味持てよw」
kn
「てかお前よくマスクしたまま食べれるな」
br
「別に顔とかなんとも思わないよ〜?」
sm
「そうゆうわけじゃないんだけど嫌なもんは嫌だから」
br
「えぇ〜」
そういえば俺達はスマイルの顔を見たことがない。
2日後
sm視点
はぁー…なんで…
あいつら全員俺推しでしかも今日のライブ来るとか…
俺の方が不運だろ…
まって俺の立ち位置あいつら側じゃね?
終わった。
もう目合わせねぇ。絶対に。
いや、逆にファンサしまくんのもいいな…
もういいや。取り敢えず忘れよ。
あと10分で本番だしな。
はぁ…
kr視点
いや〜…この席当たんのはまじで嬉しすぎるな。
わくわくしていると、なかむが口を開いた。
na
「因みに俺この席選んだの今日シオンの立ち位置こっちだから選んだんだけどみんなは?」
br
「まぁやっぱそうだよね。僕もそれだよ」
kn
「じゃなきゃこんなリスクの高いことしない」
shk
「当たり前」
kr
「やっぱそうなんだって」
na
「だよね」
やっぱみんな理由は同じだよな。シオン推しだから。
それにしても仲のいい奴らと同担で語り合えるの最高すぎるな。
こいつらと仲良くなれてよかったわまじで。
そんな事を思っていると、
突然ドーム全体が暗闇に包まれた。
na
「お、始まるね」
kr
「いやまじでワクワクとまんねぇ」
kn
「シオン…早く…」
shk
「やばいきんときが発作起き始めてる」
br
「そっかきんさん今年ほんとに散々だったもんね」
kn
「そうだよほんとに…」
「くじ引いてもシオンでないし、缶バッチだって10個買って3つ被ってシオン出なかったし。散々すぎたよ」
shk
「まぁまぁ、それまで溜めてた運がでたんだろ」
kn
「まぁこんなことがあったら良かったと思えるわ」
na
「始まるよ…」
br
「やばい泣いちゃいそう」
ぶるーくはもう泣きそうらしい。
早ぇよ。俺もだけど。
少しして音楽が流れ始める。
お…これは…
kr
「新曲だ…」
na
「ぁ…神…」
kn
「もうこの楽園から出たくない」
shk
「それな」
kr
「ここで死ねる」
na
「でも死んだら見れなくなるよ?」
kr
「そんときはシオン達の守護霊になる」
shk
「それいいな」
なんて話をしているとリーダーが歌い始めた。
そこからはもう長いようで早かった。
シオンのパートなんか一瞬だったけど耳に焼き付いた。
低く、でも普段よりは少し高く、透き通った歌声。
そして、踊りながらとは思えないほど安定した声。
無駄のない踊り。その美しさに見入ってしまう。それがシオン。
この曲めっちゃ好きなんだよなぁ…
あまって、シオン近い。
「チラッ」
「ニコッ」
え?は?ん?え?こっちみた?え?え?しかも目合った瞬間微笑んだ?ん?は?神ですか?いやどちらかというと天使だな。え?まってこれは夢か?いやつねっても痛い。現実だ。
神よ…俺の味方をしてくれたのか…。
ありがとうございます…。
sm視点
歌い終わって、こっからはちょっと喋ったり何かしらしておわる。それが俺らのやり方。
因みにきりやんにファンサしてやった。未だに固まってるわあいつ。
…//
ふぅ〜…歌い終わったぁ〜
疲れたな…なんの話するんだっけな。
リーダー
「今日はシオンの質問コーナーですね!」
あ、終わったかもしれない。
メンバー
「シオン」
メンバーに呼ばれたので、後ろを振り返ると
sm
「ん?」
バシャッ
その音から少し遅れて何かが掛かったところが冷めたくなっていく。
sm
「ッ!!冷たッ!!」
メンバーにペットボトルの水を掛けられたらしい。
sm
「ちょっと、めっちゃ濡れたんだけど!」
メンバー
「濡れたらめちゃくちゃ絵になるな…」
sm
「いやそんなことないしタオルは!ねぇ!」
メンバー
「ごめんごめんw」
そうやっている間もかけられた直後から止まない黄色い声が今も尚続いている。
sm
「風邪ひいたらどうすんのさ!」
メンバー
「そうゆうときは俺らがなんとかするよ」
sm
「はぁ…」
なんやかんやで質問をされて、時には質問攻めされて少し疲れが出てきた。
そんな時
メンバー
「そういえば!今日!シオンの年齢公開日でしたね!」
1人のメンバーがマイクを片手に声を上げる。
あ…忘れてた…
なんでこんな時に…
sm
「ぁ…忘れてた…」
メンバー
「おいw」
「なーにやってんだよー!」
「しっかりしろー?」
などと言われた。そりゃそうか。
リーダー
「では!年齢をね!聞きましょうか!」
リーダー
「シオンは何歳ですか!」
sm
「俺の年齢は…」
一気にドームの中が静寂に包まれる。
聞こえるのは機械音やメンバー達のマイクに拾われた呼吸音や物音のみ。
ふぅ…よし。
sm
「17歳です!」
俺の言葉を聞いたファン達が驚きの表情を見せた途端に騒ぎ出した。
リーダー
「はーいそうなんですよねー!」
「シオンは17歳高校2年生です!」
sm
「だからみんなが酒飲んでた時俺だけお茶だったでしょ?」
メンバー
「そうだねー」
メンバー
「…?え、いつ?」
sm
「はぁ??」
そんな会話を聞いたファン達は笑い、そして「可愛い〜」「尊」「あそこだけ空気が違う」
等が聞こえてきた。
あいつらはというと…
na視点
na
「え?は、まってえ、同い年ってこと?」
kn
「そう…だね」
shk
「まじか…」
kr
「言葉が出ない」
br
「わかる」
na
「同じ年齢って言うのが幸せすぎて」
kr
「それな」
shk
「まじでシオンと同じ年に産んでくれてありがとうだわ」
na
「もう父母大好きだわ」
sm視点
なんか静かに拝んでる辺り限界オタクじみててすごいな()
翌日
kn視点
昨日、明日はみんなで遊ぼうということになったので、スマイルには連絡せずに家に凸ろうと今、スマイルの家に向かっています。
はぁ〜…昨日楽しかったな〜…シオン可愛かった…
na
「じゃあインターホン押すよー」
kr
「おっけー」
なかむがインターホンを押そうとした瞬間
ガチャッ
家の扉が開いて、顔を上げると。
na
「シオン…」
俺達の『推し』が立っていた。
sm
「ぁ…」
「なんでいんの…」
やばいシオンだ…
br
「えっと…スマ…イル…?」
ぶるーくがそう聞いた。
sm
「…」
「そうだけど…」
これは夢なのか…?
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