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亀裂が修復した二人はファーストキスしたホテル街で落ち合った。
「初めて龍也とエッチした場所だね。」
「あの頃まだ美優は18だった。」美優は口角をあげて
「私垢抜けたでしょ?」と聞いた。
「もっと可愛くなったよ。」龍也は美優の頭を撫でた。
「ヤるならさっさと済ましてよまだ課題残ってるし。」
「いけない見習いナースだね。」二人はチェックインを済ませ部屋に入った。
「龍也老けても相変わらず良い体してる。」
「俺そんなに老けてるか?」イタズラな笑みを浮かべて美優の足を撫でた。
「嘘老けてない若々しいよ。」二人は抱き合ってベッドに倒れて熱く唇を重ねた。お互いの吐息を感じながら激しく。
「ん…ぁっ。」美優は小さく 喘ぎ声を出した。
「チュパチュパ。」龍也は美優の首筋を音をたてて吸った。
「龍也そろそろ行かなきゃ。」
「師長にバレるなよ。」二人は服を着てホテルを出た。
「繭田さん何処に行ってたの?」師長が眼鏡をクイッとあげて尋問してきた。
「と、友達の家に行ってました。」美優は咄嗟に嘘をついた。
「男性の香水の匂いがするけど?まぁどっち道今度から届けを出し下さい早く部屋に戻って課題を済ませて。」
「はい。」師長の鋭い姿勢が美優の背中を刺す。
「美優課題が終わるまで彼氏と会うのはやめな。」
「はーい。」同室の先輩に咎めれた。
「もしもし龍也若い女の子と付き合ってるってホンマ?」
「何で知ってるん?兄貴。」兄は「相手の叔父さんから電話があったんや。」龍也はどうして大阪の実家に電話をかけたのか不思議に思った。
「何でかかってきたん?」
「お前若い女の子に手ぇ出したらアカンやろその叔父さんがかなりカンカンやってん…。」頭の中が整理出来ず電話を切った。
「意味わからん…。」と呟いた。
むしゃくしゃしてワインを飲んでいると美優から電話がかかってきた。「龍也課題が終わるまでしばらく会えないかも。」
「そうかさっき地元の大阪の兄貴から美優の叔父さんが兄貴に電話してたって…。」
「えっ!?叔父さんが?ごめんね龍也大丈夫?」龍也は顔に手を当て「いや頭がぐちゃぐちゃだ。」とボヤいた。
「課題が終わったらディナー連れて行ってあげる。」
「悪いな美優。」スマホを閉じて「クソッ。」と苛立った。
翌朝出社前美優から「課題が終わったからディナー連れて行ってあげる。」とLINEがきた。
「楽しみにしてる。」と返信した。
会社に着きパソコンを開いて作業した。
「龍也機嫌良いなまた若い彼女とデートか?」
「おう。」仕事を終えてハチ公前で待った。
「師長に届け出したから行こう。」二人はファミレスに入った。
「私まだ学生だから安い店しか連れていけないけど。
「美優が優しさが染みるよ。」美優は嬉しそうに笑った。