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将来大きくなったら結婚しようね。
約束だよ。
早朝、目覚まし時計の音が鳴り響く。
いつからだろう、あの子が夢にまで出てくるようになったのは…
そう一言残すと、いつも通りの準備を始める。
今日の予定は、14時から〇〇総業との会議か、資料どこやったっけな。
まぁ、会社で見つければいっか。
おはようございます。
そう一言残すと自分のデスクでパソコンを開く。
資料の確認を行い、別件を処理した。
時計を見ると13:00を示していた。
資料準備完了そろそろ行くか。
会議行ってきます。
警察官「お嬢ちゃん、こんな昼間に1人でどうしたの?」
少女「おじさん誰?」
警察官「おじさん達は警察官だよ」
少女「警察…官?」
警察官「お嬢ちゃんはどこから来たの?」
少女「お嬢ちゃんじゃないもん。レイだもん。」
警察官「そっかぁ、レイちゃんかいい名前だね。」
レイ「えへへ、ママが付けてくれたの。」
警察官「それじゃあレイちゃん、どこから来たのか言えるかな?」
レイ「えっとね、天国から来たの」
警察官「天国…?死んだあとの世界のことかな…」
レイ「そうだよ❗えっとね、えっとね神様にね、会いたい人がいるって話したら良いよって言ってくれたの、だからレイはねここにいるの。」
警察官「とりあえず応援呼ぶか。こちら〇〇、巡回中迷子と思わしき少女発見、本人曰く天国から来たと話している。応援お願いします。」
警察官「あれ、どこ行った。」
男「本日はありがとうございました。また今後ともよろしくお願い致します。」
〇〇総業課長「いえいえ、こちらこそ今後とも良い関係をお願いします。」
男「もしもし、こちら佐藤です。はい、〇〇総業との契約を行いましたので戻り報告を致します。」
上司「いや、いいよ時間も遅いし、メールで書いて送っといて、タイムカードはこっちで切っておくから、そのまま家に帰って大丈夫よ。」
佐藤「はい、それではメールで契約内容の詳細をお送り致します。それでは失礼します。」
レイ「サグ君❤」
佐藤「えっ、まさかレイ…ちゃん?」
レイ「うん!久しぶり大きくなったね。」
サグ「なんでここに、、、それに、昔神隠しにあったって…」
レイ「昔のことなんて気にしないで、今のサグ君の家に連れて行って。説明はそこでしよ」
サグ「えっと、分かったよ。」
サグ「えっと、つまりレイちゃんは最後に会った日に崖から落ちて死んで、神様にお願いして地上に降り立ったって言うこと?」
レイ「うん、サグ君の料理美味しい。」
サグ「待って、脳が理解出来てない。」
レイ「理解出来ないも何も目の前に起きてることが全てだと思うけどね。」
サグ「・・・」
レイ「どうしたの?」
サグ「いや、なんか、いきなり精神年齢上がったなって」
レイ「向こうで色々勉強してるからね。」
サグ「そうなんだ、えっと、明日から3日間休みだけど、どっか行きたい所ある?」
レイ「それじゃあ、地元に帰ろ!」
サグ「分かった。母さんには電話でこのこと話していいかな?」
レイ「大丈夫だと思う。」
2人は電車に揺られながら、地元へと目指し歩を進めて行った。
レイ「楽しみだね〜」
レイは楽しそうにずっとにこにこしながら窓の外を眺めている。
サグ「もうすぐ着くよ、降りる準備しよ。」
レイ「わ〜、久しぶの空気だ〜」
サグ「ただいま。」
レイ「お邪魔しまーす。」
母親「っ、、、ほんとだったのかい…」
それからの地元は長いようで短く感じられた。
2日目の夕方
レイ「突然呼び出してごめんね、短かったけど楽しかったね。ねぇ、将来結婚するって約束覚えてる?あのさ、あの約束忘れちゃって、私のせいでサグ君が縛られて、結婚出来ないなんて嫌だから私は、サグ君に幸せになって欲しいから。ありがとうね、大好きだよ。」
レイはそう言い残し、目の前から消えてしまった。
サグ「勝手なこと言い残すなよ、俺も死んでそれでもレイちゃんが俺の事好きって言ってくれるのであればあの世で一緒に結婚しよう。それまで、結婚はしないからさ」
そう、言っているうちに目から大粒の涙が溢れ出し、声も涙声となっていた。
家に戻ると、いつも通り明るく母親が迎えてくれた。
母親「ほら、早くご飯食べてお風呂入っちゃいなさい。明日の朝帰るんでしょ。」
母親は、何事も無かったかのように言い、ご飯をよそぐ。
サグ「ねぇ、母さんレイちゃんのこと聞かないの?」
母親「レイちゃん?昔サグと仲良かったけど神隠しにあった女の子のことかい?いきなりどうしたんだい。そんな質問投げてきて。」
窓から外を見ると、赤く雲ひとつない夕暮れ時だった。