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大坂の高津のキツネのお話だよ。


高津の宮は古い御由緒のある神社で、その境内には

高倉稲荷⛩が奉られているそうで、大阪の人は

「高倉(稲荷)さんには、どう行きます?」

「それなら、こうずー(高津)っと行きなはれ」

って言われるそうだよ。大阪でやってみてね😂


東京では「王子の狐」、大阪では「高津狐」という

落語の一節だよ。


むか〜し、ある男が 偶然にキツネが人間の女にばけているところを見てしまった。

「だれをだますんだろう?」と思って男が見ていると、キツネが化けた女が ニコニコとわらいながら、自分の方に歩いてくるので、

「ははぁ、俺をだます気か。こっちはわかっているんだから、だまされたつもりでいてやるか」ってね。


女が話しかけてくるのに調子を合わせて、

「ちょっとひと口(お酒でも)どうですか?」って誘ってみたら、おや、これに乗ってくるよ!😳

そこで 高津の湯豆腐屋さんに連れ立って入ったんだ。


さんざん飲み食いをして、男はお酒をどんどんキツネにすすめてみた。そして、

「湯豆腐だけじゃ足りないな。油揚げはお好きか?」と、キツネが化けた女に聞いてみた。

「油揚げなんて食べやしまへん🤭」

「そうか、湯豆腐だけではいかんと思ってね。いやまあ、飲みなさい!」って具合に無理にお酒をすすめるもんだから、キツネの女は、

「ちょっと失礼」と言って、横になって眠ってしまったんだよ。

男はその間に お店の人に、

「お勘定はあの女からもらってくれ」と言って、家に帰ってしまったんだ。


さて、目を覚ましたキツネの女が、

「連れはどうした?」と聞くと、お店の人が「お連れさまは先にお帰りになりました」と言う。

「それで、お勘定は?」と聞くと、「あなたさまからもらってくれと言われまして、まだもらってません」と応える。キツネの女は

「えっ!?」と言って、思わず正体を現してしまう。


そこで お店は大騒ぎ!! お店の人から

「だましやがったな! 💢」と叩きのめされて、

キツネはほうほうのていで逃げて帰ったんだ。

昔は、高津神社の裏には山があったそうで、そこにはキツネの穴がたくさんあったそうなんだよ。


一方、男は

「キツネを逆にだまして、懲らしめてやった!」と得意になって話していたんだけど、

「おまえ、そんなことをしたら、あとでどんな仕返しをされるかわからんぞ。すぐに行って謝ってこい!」と言われて、それがとても気になっていたんだ。


そこで 男は饅頭の入った菓子折りを持って、キツネの穴を探し回った。

すると、「ウ〜ン、ウ〜ン」と苦しそうな唸り声のするキツネの穴があった。

「どうやら ここみたいだな。ごめんくださ〜い!」

声をかけると、穴からキツネの子どもが出てきた。


「お母さんは病気かな? あぁ、そうか。実は私は、昨日はちょっと失礼なマネをしまして、どうか よく謝っていたと伝えて欲しいんだけど … 、これはつまらないものですが … 」 そう言って饅頭の箱を置いて帰ったんだよ。


子ギツネは、「お母さん、きのうね、失礼なマネをしましたって、人間の男があやまりに来たよ」

「あれは恐ろしいヤツだよ。うかうか近寄っちゃダメだよ!」

「もう帰ったよ。それでね、つまらないものですがって言って、おみやげを置いて行った」

「何だろうか?」と 子ギツネが箱を開けてみると、

「おいしそうなお饅頭だ!😻」


「あゝ 食べたらダメ❌だよ! 馬の糞かも知れないからね!」だってさ😂😂😂


むか〜し、ぽっこり。お話はこれでおしまいだよ ☺️✨

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