|注意書き|
処女作
nmmn
本人との関係なし
晒し、本人様に御迷惑がかかる行為、また 誹 謗中傷などはしないようお願いします。
knさんメインのお話になります。
兄弟パロ、性格改変注意です。
以上のことが大丈夫な方はどうぞ!!
side|kr
テストのことを話し、急に我に返った顔で飛び出して言ったスマイルを見て、少し疑問に思いながらも、今中二で成績を落としたくもないので俺も支度して勉強しなきゃなぁと思いながら部屋に向かうことにした。
・
・
・
あらかた支度も勉強も少しして、終えた頃、時刻は8時頃、もうすぐ出ないといけない時間だ。
「兄さんは今日午前?」
「ん?うん、そうだよ〜」
「そ、じゃ帰り遅いか」
「そうね、バイト行ってきちゃうから、結構遅いわ、7時までバイト入れちゃった」
「は??入れ過ぎだよ、なんじから?」
「1時から?」
「え?6時間やるわけ?」
「だいじょぶ、だいじょーぶ!労働基準法によれば1日8時間以内のシフトは大丈夫なの!1週間で40時間以内ならいくらでも働けるよ〜!」
「それに俺、みんなの為だったら一日中だって働くよ、」
「なんで!!!なんで、、」
なんで、おれはまだ中学生なんだよ、
はやく、兄さんの負担を減らしたいのに、
「ん笑今日はもう学校の時間でしょ?」
「ほら、もう5分だから、早く行きな?」
「ぅん、帰ったら家事やっとくから、、」
「うん、ありがとな、」
「ほら、笑顔で!!いってらっしゃい!!」
「、いってきます、!」
うん、いまは、きっと社会人に近い兄さんに任すのが最善なんだ、おれは、まだ、任せるべきだ。
だから、家事をたくさんやって、兄さんが、少しでも休めるようにすれば、
side|kn
もー、きりやんは、本当に優しい子だなぁ
でもほんとに、頑張れることは事実なんだ。
だから、大丈夫。大丈夫、
そうやって言い聞かせれば、おれはどこまでだっていける。
・
・
・
キーンコーンカーンコーン
「きつけーれーい」
気怠げな挨拶で終わったが、まあ、いい。
やっと終わったんだ。これでバイトにいけ、ば
「あ、」
やば、つまづいちゃった
「え、ちょ、え大丈夫っすか?」
「あ、すみません汗ほんと、大丈夫なんで!」
はずーーー!!!
そうだ、俺体調悪かったんだっけ?
まあ、いいか、なんとかなるっしょ!!
よし!がんばってこー!!
・
・
・
「店長、今日もお願いします!」
「おーきんちゃんじゃん、今日はよろしくね〜」
そう、何を隠そうここの店長はらっだぁさんだ。
バイトを探しててと言ったらじゃ、うちくる?
となんとも軽々と、誘ってくれたのである。
そしてなにより、6時間ぶっ通しで入れてしまったシフトをしっかり乗り越えないと行けない。
喝入れてがんばろ。
・
・
「ちょっと、店員さーん」
「はい、なんでしょうか?」
「いやー、あのさ笑ちょっと料理来るの遅くない?」
「と、いいますと?」
「なんていうか、おれら、客なわけじゃん?しかも、料理店なんだから、お客様は神様でしょ?もっと待たせないようにしなきゃじゃないかな?っておもうんだよね〜笑」
「な?みんな??笑」
「え、それな笑笑」
「はい、大変申し訳ございませんでした。」
「以後、気をつけるように、店員一同、誠意をつくして_」
頭を下げて言った矢先、
ビシャッ
は?
え?
一瞬頭が真っ白になって前を向くと、
笑った顔で水をかけた客がいた。
「だーかーらー、おれらね?今後じゃなくて、今の話してんのー?笑バカには分かんないのかな笑」
「えー、もー、店長呼ぼうぜー?」
「え、確かにー笑店長よぶか、!」
「てんちょーさーん!!!」
は、けっこうやばい、かも
あたまいた、やばい、でもここでたおれるわけには、てんちょ、
「おーっとー、大丈夫きんちゃん?」
「らっだぁさ、すみませ、」
「いいよ、裏行ってきな」
「ほんと、すみません」
「いいのいいの、対応しとくからね!」
、歩かなきゃ、
__「で?うちのかわいい子がなにかしちゃったかな??」
という店長の声や急に静まり返った店内なんて気にならないほど、体調がかなりわるかった
・
・
・
目を開けると白い天井がおれを覗いた
「お、きんちゃん起きた」
「え、らっだぁさん!、あ、!!
え!おれしごと!やば、今何時ですか?」
「んっとねーいまはーーー6時。」
クレーム言われたの、たしか、4時頃だったはずだから、、え、にじかんさぼってる、
「やば、すみません、しごとやんなきゃ、」
と、立とうとすると立ちくらみがして
バランス崩して、あ今日ついてないな、とかおもって、
「ほら、きんちゃん、だめじゃん、休んでよ?」
「でも、そんな、おれは、かせがないと、きょうだいが、しんじゃ」
「でーもー、そんなんじゃきんちゃんが死んじゃうよ?
そしたら家族みんなきんちゃんのこと思って毎日泣いて、そっちの方が可哀想だよ。」
「だから、いまはとりあえず何も考えずに休め。」
「ほんとに、すみません。
今日の分の給料は入れなくていいんで、ほんとすみませ、」
「んもーーーーきんちゃんは真面目だなぁ笑
入れてあげるし、なんなら診てあげようかとおもってたんだけどなぁ、笑」
「そんな!もうしわけない。」
「でも、弟たちに迷惑かけちゃうよ?」
「ぅ、それは、」
「大丈夫、おれこう見えて医者めざしてたから。」
「父さん医者だし。」
「え、べつにらっだぁさんの心配してるわけじゃ、ないんですけど、」
「じゃあ、いいじゃん!なんで断るのさ、」
「それは、らっだぁさんにも迷惑だし、」
「それ以外の理由、まだあるよね、ぜったいに、」
「ぅ、」
そうだ、いちばん、は
「らっだぁさんがこなければ、弟たちにも、心配も迷惑もかけずに、おれが耐えればいいかなって、らっだぁさんが来ると、おれ、たぶん、甘えちゃうから、」
「ん、言ってくれてありがと」
「でもね、多分その様子じゃ俺が行こうが行かまいがバレるからね笑」
「え、そんな酷いですか?」
「んまー、けっこー?」
はい、鏡。とらっだぁさんに渡されたのを見れば、火照った頬。汗だくの額。少し腫れた目元。おまけにふらふらな足取り。
なるほど
「ばれますね、」
「うん笑じゃ、この俺が行ってあげるね?」
「なにからなにまですみません。おねがいします。」
「あ、でも、洗濯は取り込めるし、食器も洗うし、ほんとに、家事はやらなくていいんで!!」
「いやいやいやいや、病人にまで家事させるやつだと思われてんの?俺?笑
さすがにやらせていただきますね。」
「え、もーほんとに、家事だけはやらせてください、申し訳なさ過ぎてつぶれそう」
「えー?笑じゃあ、取り込んだ洗濯だけたたんで?」
「ぅ、わ、かりました。」
「よし、頑固なきんちゃんが折れてくれた」
ほんとにすみませんと何度も言いながら家に向かった。
らっだぁさんはかなり困ってた。
「俺がいじめたみたいじゃん????」
side|sm
きりやんが忙しなく動いている。
もう時刻は7時。きっと兄さんが帰ってくるからだろう。
あ、そーだ、そういえば兄さん体調悪そうだったんだ。
・
・
え、やばいじゃん、
え、なにしてんのおれ。
たおれてたらどうしよ、
やばいよね?
え、やばいよな、
「おい、きりやん」
「?!どうしたおまえ、ついに人でも殺して」
「ねぇよ、」
「あ、よかった。人殺してそうな顔してたから」
いやどんなかおだよ
「ってそんな場合じゃなくてだな、
きんとき、体調悪そうじゃなかったか?あさ」
「え?そう?」
「は?悪そうだったろ」
「え?まじ?やばいよ?1時から7時までバイト入れてるよあの人」
「頭おかしいだろ、、、」
とかなんとかこっちも頭がおかしい会話をしていると
ピンポーん
「「あ、きた」」
不覚にもハモってしまった。
が、きりやんがインターホンをのぞけば、
「え、らっだぁさんじゃないすか!!!」
と叫ぶのでおれは素早く鍵をあけにいった
・
・
ガチャ
「はいどーもー^^」
え、ほんとにらっだぁさんだ、、
「え、ちょ、にいさんは?」
じゃないな。そうだ、にいさんは?
「あ、うん、こんばんわー?笑」
「ちょ!にいさん!!!!」
「やっぱ体調悪かったんだ、」
「え?お前知ってたの?」
「まぁ、いちおう、」
「あのーーー仲良いとこ?悪いんだけどー、スマイルの言うとおりきんちゃん体調悪そうだからさ、寝かせてあげてー??」
「あ、さーせん」
「おれ、おかゆ作ってくるわ、」
「ごめん、頼むスマイル」
なんだか元気の無い兄を見てまた少し不安に思ったが、まあいいか
「わかった」
「いくぞ、にいさん」
「ん、ごめんね?」
まあ、ゆるさない
side|kr
はーーーーー
さいあく。
なんで兄さんは体調悪いのかくしてたの??
それに気づけなかった自分も嫌だしそれに気づいてたスマイルもちょっとやだし、
まあ、おかゆつくんないとだから、
おかゆつくろ。
・
・
おーーー、我ながら美味そう。
てか、小学生組はゲームしてんのか、、
食べさせなきゃな、何にしようかな、
と考えながら階段を上っていった。
side|br
なんだか兄さんたちが沢山動いていて、らっだぁさんが来てきんときは体調が悪そうで、きりやんとスマイルは不機嫌そうでって、それだけでなんとなーくだけど
状況は把握出来たつもり。
つまり、きんときがバイト?先でたおれて、きりやんとすまいるは、それに気づけなかったのが嫌なんだろーなー、とおもう。
これでも道徳とか国語の心情を読み取ろう系はとくいだ。
はーでも、これでみんなから笑顔がなくなっちゃうのは、いやだなぁ、笑とおもったり、
「つぎ!ぶるーくの番な!」
「あ、ごめん!ぼくの番だったかぁ、」
「うん!!お腹すいたよね!」
「うん笑お腹すいちゃったね、」
「でも兄ちゃんたちなんか忙しそうだし、あんまりわがままもいえないかなぁ、」
「ごめんね?しゃーくん」
「なんで、俺に謝るの?」
「んーん、なんとなく?」
「そ、か」
「でも、おれは、もうすぐごはんきりやんが用意してくれると思うんだよね!!」
「いっつもきんときが帰ってきてからはじめるじゃん、!!!」
「でも、ちょっと今日はきんときが異例だから、しんぱいだなぁ」
うん、そうだね、
かなしい。
お兄ちゃんはたぶん僕が国語と道徳の心情を読み取ろうがそこまで上手じゃないとおもってるんだよね、
きっと、まだ、そんなに僕が、僕たちが大人じゃないと思ってるんだ。
だから、いつもあーやって、ためこんでためこんでばくはつしちゃうんだ。
もう、随分おとなになったのに、なぁ、
お母さんとお父さんがどこかに行っちゃったりゆうだって、
最初は旅行に行っちゃったとか、仕事で毎日はこれない、
とか、言ってたの信じてたけど、もうどういうことか、少しわかってきたのに、
おにいちゃんともっと一緒にあそびたいなぁ、
って、だめだめ!!!!
ぼくは!もっと、明るくいないと、だよね!!
頑張らなきゃ、いけないのは、いつも踏ん張らないといけないのは、おなじ!
お兄ちゃんは、ぼく以上にたくさん頑張ってるから、ぼくも、がんばらなきゃ、!!!
・
・
・
すこし、不穏。
でもまだ調和を保っています。
ここでくぎりまーす!!!!
じつは、タイトルのがまんは、きんさんのがまんとぶるさんのがまんの両方がとれるようにしました🤙🏾💝
小学生はあれなに??って子と、これ見たことあるからわかる!!って子が別れるんですよね。
ぶるさんは、後者っぽいなってイメージだったので、すこし、不穏にさせていただきました笑
ここまで見ていただいてありがとうございます😭💖
コメント
2件
書き方めちゃすきです👍🏻🌟