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あの時あいつを信じてしまった自分が愚かだった
そう、望が送ってきたサイトに乗っていた場所は
私と私の母が出会った場所
あの時は優しかったよ
それは今でも認めざるを得ない事実
でも、今は?
違うよね
この場所に近づくと、昔の事を思い出してしまう
やっぱり望に言って場所を変えてもらう?
それはわがままに入らない?
そうだよ、せっかく望が考えてくれたんだ
だめだよ、わがまま言っちゃ…
希「行ってきます…」
そう言って家を出た
外は寒い
口からは白い湯気らしきものが息を吐く度に出る
望はどこだろうか
そんなことを考えていると前方から見覚えのある顔が見えた
望「あ!いたいた〜!希どこいってたの〜? 」
そんな望の言葉に対してそれはお前もだろ、
と言いそうになる口を必死に閉じる
希「ごめんごめん、でも望だってうろうろ
してたでしょ〜」
望「まぁそうなんだけどね〜!」
まぁなんというか、バカバカしい会話だけど
こういう会話が1番気楽で何も考えなくていい
希「そろそろ行こ〜よ?時間が無くなっちゃう」
望「うん!そうだね!行こ!」
ー遊び終わりー
望「はーぁ!楽しかった!」
希「確かに、楽しかったな〜!」
望「他に行きたいとことかある?」
希「あ〜いや、特にないや!望は?」
望「うちもないよ!」
希「ん〜じゃあ、帰る?」
望「え、あ、うん…」
望の反応がおかしかったのはいくら鈍感 な
希でも気づいた
まだ遊びたいのだろうか
希「望?」
望「ん?あ、いやなんでもない!
じゃあ今日は解散!」
希「うん!じゃあね!」
望「はーい!」
元気がない、そう思ってしまうのはなんだろうか
気のせいだといいけれど…
希「ただいま〜」(小声)
聞こえるか聞こえないか、そんなギリギリの声量で言葉を発する
返事が来ない、つまり、聞こえていないのだろう
ガチャッ
バタンッ
希「あ〜あ、だいぶ遅くまで遊んじゃったな」
そういいながら携帯で時間を確認する
携帯には22時とかかれていた
夕飯は食べてきた、、、問題はお風呂だ
1階に降りたのがバレたらおわりだ
静かに階段を降りる
まるで泥棒みたいに
大丈夫、大丈夫、そう自分に言い聞かせる
母「あら?希、?」
希「…」ビクッ
聞きたくない声が聞こえた
最悪だ
体が一気に震えだしたのが分かる
母「んふっ、ちょうどよかったわ…お母さん、もうストレスが溜まりすぎてて…希はかわいい娘だもの。」
母「もちろん、協力してくれるわね?」
ーendー
前回の投稿の♡ありがとうございました
この投稿が15♡いったら次の話書きます!
物語のリクエスト待ってまする