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治視点
侑を惚れさせよう作戦1、ボディータッチ
俺がまず考えた作戦がこれや。ちょっと触っただけですーぐ照れるからな、彼奴。早速、作戦実行や。
「ツム、はよ」
「はよぉ」
2人ならんで洗面台の前に立つ。ツムのやつ、ぴょこぴょこ寝癖ついとる。可愛ええ
「ここ、寝癖ついとるで。治したろか?」
さりげなく頭を撫でる。一瞬ピクついた気がしたが、すぐに手を払われる。
「自分でやるからええ。狭いから自分のん終わったらリビング行けや」
いや、機嫌悪ぅ…。「え、どこ?サムやってやぁ」とか、こういう返事を想像してたんに。
あまりにも嫌な顔をするものだから、侑に従ってリビングへと向かった。
朝食を食べ終わり、学校に行くまでの少しの空き時間、侑はリビングのソファーでテレビを見ていた。
これはチャンスや!
「ツム、なんか飲む?」
「オレンジ飲みたい!」
「ほい」
コップをテーブルに置き、さりげなく隣に座る。
「ちょ、狭いんやけど」
「今日ちょっと寒いやん?あっためてや」
「くそ暑いわ!体感温度バグっとるやんけ!」
「俺にとっては寒いねん」
「アホなことぬかしとんちゃうぞ。あ、時間やサム行こ」
ま、まだ焦らなくても大丈夫や。それに始まったばっかやし。
「ツム、手ぇ繋ご」
「あ?なんでやねん。みんなおるけど」
「ええやん。ほら、うっさい豚除けになるで」
「あー、それならええけど」
手は繋げたけど、なんとも思ってへんよな彼奴。あ、恋人繋ぎしたろ
「ちょ、サム!」
「あ?なに」
「何やっとんじゃ!」
「え、なにって、わからん?恋人繋ぎやで」
「そういうことちゃう!」
効いとる、効いとる。みるみる真っ赤になっていく侑を見て、だんだん面白くなってきた。
「おまっ、にぎにぎすんな!」
「照れとるん?可愛ええ」
極めつけに耳元で囁いてやる。
「〜ッ!! サムなんかもう知らん!!」
「あー…」
侑は顔を真っ赤にして走っていってしまった。流石に攻めすぎたわ。でも、これは確実に意識してるんとちゃう?
次はもっと攻めた作戦でも良さそうやな。何してやろかな〜?w
コメント
4件
うへへ、最高…💓 次はおしりをさりげなく触りまs(((( ツムの反応がもう可愛くて可愛くてニヤけが止まらん笑 次も楽しみにしてる!💕💕
場違いなんですけど、「𓏸𓏸×治侑」のカバー画像変えました!
治めちゃめちゃ攻めとる腐へへッ(( ピュアピュア(???)な侑がめちゃめちゃ好きやし何より照れ隠ししとるんかわからんけど可愛いうん(?) 続編うれしい🥹🥹🥹💕💕 もっとじゃんじゃん攻めちゃえ治!!((