どもーーー!!
今回は特に最初に言うことも無いので、早速どぞ!!
注意⚠️
ネタバレ注意
夢小説注意
18禁なし
体調不良表現あり
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冨岡目線
トントン。
誰かが戸をノックしたかと思えば、勢いよく戸が空いた。
「冨岡さんっっ!大丈夫なのおおお?!」
入ってきたのは甘露寺蜜璃、、、だと思ったが、甘露寺蜜璃の他に伊黒小芭内、宇髄天元が来ていた。
「心配だからね、みんなでお見舞いに来たのよ〜〜〜」
「甘露寺についてきただけだ。」
「早めに任務終わらせてきたぜ。体調はどうだ?」
「あぁ、みなさん!聞いてくださいよ。冨岡さんがふっか〜〜い傷を隠していたんですよ。きっと そのせいで高熱が出たんですよ。 」
胡蝶は嫌味を混ぜて伝える。
俺は気まずそうな顔をするしか無かった。
「冨岡も困ったもんだよなぁ。この頑固頭がよ。」
「全く、、、早く傷を教えていればこんなことにはならなかったものを、、、何をしているんだ冨岡は。」
ネチネチと伊黒に説教をされる。
「でも、とりあえず冨岡さんが保護されて良かったわ〜〜!しのぶちゃんのとこなら安心ね!
「あっ、そうそう!私、これから任務なの!ごめんなさいね!!」
甘露寺蜜璃は任務前に時間を作って来てくれたそうだ。
「なら俺も帰るとしよう。」
甘露寺が居なくなった途端、戸に手をかけた伊黒に胡蝶は声をかける。
「あらあら、伊黒さん?今、あいにく屋敷が立て込んでいまして、、、病人が捌けきれてないんですよ。
宇髄さん!伊黒さん!今日は任務がなかったはずですよね。冨岡さんの看病お願いしますね!!!」
胡蝶は2人ににっこりと微笑みかけて、断りませんよね?とでも言うような圧をかける。
「「………は?」」
「では、他の患者さんの所へ行ってきます〜。冨岡さん、何かあれば2人に正直に言ってくださいね〜! 」
胡蝶は手をひらひらと振って部屋を出ていった。
「……ふざけるな。なぜ俺がこいつの看病をしなければならないんだ。」
「…胡蝶のやつ、やりやがったなぁ。まあ、しゃーねえ、やるぞ、伊黒。」
2人は険悪ムードを放っていたが、諦めが着いたのか渋々俺の看病に取り掛かった。
「す、すま゛なぃッ」
「無理して声を出すな。悪化して俺の看病時期を伸ばすな。」
謝ろうとして声を無理やり出した俺を伊黒はキッと睨みつける。
「ていうかお前、熱何度なんだ?胡蝶に聞いてなかったな。測るぞ。」
俺の脇に体温計を差し込む。
しばらくして抜きとると、赤い線が38.5を指していた。
「高ぇな。今も結構辛いだろ。」
まあ言われてみればそうだ。
さらに、なんだか胃の当たりがムカムカする。これは吐きそう、なのか?
そんなこんな考えているうちに胃がひっくり返りそうなほどの吐き気がやってきた。
「…ッは゛…そ゛う゛」
声が出ないため伝えられない。
宇髄の隊服を掴んで何とか声を出して伝えようとする。
「お、おお、どうした??」
「は・くッ」
何とか口パクで伝えると、宇髄は桶を口元に持ってきてくれた。
「気づけなくてすまなかったな。ここに吐け。」
伊黒は自分では体を起こせない俺の背中を支えて起こしてくれる。
「おぇッッはぁッはぁッ…ゲホッ」
俺が上手く吐けずに空嘔吐を繰り返していると、伊黒が背中を素早くさすってくれた。
俺はそのおかげで一通り吐き終え、吐き気が落ち着いた。
荒い呼吸を繰り返していると、だんだんと落ち着いてきた。
瞼が落ちてくる。疲労による眠気だろうか、、、
そういえば三徹だったな。
伊黒目線
冨岡が吐き終えたかと思えば瞼が落ち始めてきた。
水を飲ませなければ脱水症状になりかねない。
「冨岡。眠る前に水を飲め。脱水症状になるぞ。それにお前、三徹だろう、胡蝶から聞いたぞ。」
俺は冨岡に水を飲ませると、冨岡は眠りに落ちていった。
そこから3日目、中々冨岡の熱が下がらない。
だが声は戻ったようだ。
だがしかし、ずっと高熱なのだ。
体力が続かないだろう。
そこで俺はもしかして、、、と思っていた予想を確かめるために冨岡に声をかける。
「おい、冨岡。血鬼術にかかったか?」
「…かかった覚えはないが、失血であまり覚えていない…。」
声も弱々しい。体力
冨岡の体力も限られている今、すぐに行動に移すことにした。
「宇髄、こいつを頼む。俺は鬼の頸を斬ってくる。」
「は?鬼?関係あるのかよ?」
その後宇髄に俺の憶測を話した。
冨岡は傷により失血で任務のことがあやふやだった。
知らぬ間に血鬼術にかかっていたのだろう。 血鬼術の内容はおそらく風邪をひいた場合にそれを長引かせるものだろう。
熱はやはり傷によるものなので、血鬼術は熱を長引かせるものと予想した。
鬼の場所は冨岡に聞いている。
早速その場所に向かう。そこまでは大して遠くはなかった。
古い廃墟の街だった。
入るとすぐに鬼の気配がし、呼吸を整える。
「おい、風邪を長引かせる血鬼術を使う奴はいるか。」
「おやおや、そりゃああたしだねぇ。フフっあの可愛い子の仲間かしら??」
「蛇の呼吸__」
刀を鞘に戻す。
頸は斬り終えた。
血鬼術自体は厄介だが、あまり強くない鬼だった。
あの冨岡が勝てなかったのは、きっと傷のせいだろう。
ナレーター目線
やはり冨岡の熱が中々下がらないのは血鬼術によるものだったようで、伊黒が鬼の頸を斬った後はみるみる体調が回復していった。
早速任務に行こうとする冨岡を止める宇髄と伊黒の姿が見られた。
連徹はするな、ということだ。
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おかえりなさ〜〜〜い
いかがでしたか??
3個目の連載では終わらせようと思い、なんか無茶苦茶な終わり方になってしまったかも、、、
申し訳ない!!
伊黒さん、難しいですね、、、
と、言う訳で!!次回もリクエストの冨岡さん編です!!
(次回は冨岡さん吐血、、、??だったりして??)
楽しみにしていてくださいね!!
コメント
10件
リクエストっていいですか?
最高でした ああ冨岡様の♡吐♡血♡良いねぇ〜
続き楽しみに待ってる 頑張って👍 最高やった!(^-^)