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アーサー「ノアさんってどんな方なんですか?」
ソフィア「ノアはね、とにかく勉強熱心なお爺さんって感じかな。初めて会ったらびっくりすると思うよ。」
アーサー「会うまでお楽しみってことですね。」
ソフィア「楽しいかは知らないけど…まぁなんとかなるよ、アーサー君なら。」
アーサー「そうなんですか。」
ソフィア「多分ね。」
アーサー「多分ですか。」
ソフィア「うん、多分そろそろじゃないかな?」
アーサー「そろそろですか。」
ソフィア「港から近かった気がする。引越ししていなかったらの話だけど…」
アーサー「ここら辺ですか。」
ソフィア「うん確かそうだった気がする…あれかな?」
アーサー「あの一軒家ですか?」
ソフィア「そうそれ。まぁノックをしたら分かるんだけど…」
アーサー「そうですね。」
そして、扉の前に立ち、ノックをした。
返事を返ってこなかった。
アーサー「返事ないですね。」
ソフィア「そうね。入ったら分かるんだけどね…」
アーサー「でも、よくないような感じがしますけど…大丈夫ですかね?」
ソフィア「うーん、まぁ大丈夫でしょ、多分許してくれると私は信じてる、じゃあ行くぞ〜。」
アーサー「分かりました!」
僕は扉を開けた。
玄関にはきれいに並んだ靴が一足あった。
アーサー「誰かはいますね。」
ソフィア「そうね。」
奥に進むと本棚が沢山あり、本や紙が積まれている、書物室的な部屋が広がっていた。
すると、積まれていた紙の山が動いた。
アーサー「何か動いてますけど…」
ソフィア「もしかして…」
そう言いソフィアさんはその山を崩し始めた。
そしたら何と、中からお爺さんが出てきた!
???「助かった、ってソフィアじゃないか。」
ソフィア「何してんのノア。」
ノア「こっちのセリフだ。」
アーサー「えっと…ノアさんですか?」
ノア「そうだな、私が『ノア ホーキング』。リサから聞いた名前だろう。」
アーサー「はいっ!はじめまして。」
ソフィア「それで、何の用なの?」
ノア「あぁ、少し手伝ってほしいことがあってな。丁度いいしソフィアにも手伝ってもらおうかな。」
ソフィア「私は別にいいけど。で何なの、その手伝ってほしいことって?」
ノア「それはだな…取ってきて欲しいものがあるんだ。」
アーサー「取ってきて欲しい物?」
ソフィア「何、それ?」