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それは奇跡みたいな発見だった。
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「ピザガイ!!」
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廃墟になったスーパーの奥から、エリオットの声が響く。
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「見て見て見て!」
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「なんだ」
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「タバスコ!!」
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満面の笑みだった。
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まるで宝物でも見つけたみたいに。
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エリオットの手には、埃まみれになった小瓶が握られている。
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赤い液体。
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「生き残ってたんだ!」
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「そうか」
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ピザガイの反応は薄い。
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なぜなら。
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辛いものが苦手だからだ。
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とても。
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ものすごく。
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信じられないほど。
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苦手だからだ。
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「今日はピザにかけよう!」
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「やめろ」
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「えー」
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「やめろ」
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「美味しいのに」
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「兵器だ」
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即答だった。
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その夜。
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二人はセーフハウスで簡単な夕食を作っていた。
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小麦粉。
缶詰の肉。
保存していたチーズ。
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久しぶりのピザだった。
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それだけでも十分ご馳走だったのに。
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エリオットは嬉しそうに例の小瓶を取り出した。
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「ふふふ」
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「やめろ」
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「まだ何もしてないよ?」
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「顔がしてる」
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「どんな顔」
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「ろくでもない顔」
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否定できなかった。
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エリオットは笑いながら、自分のピザへ大量のタバスコを振りかける。
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ドバドバドバ。
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「おい」
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「美味しそう」
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「赤い」
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「情熱の色だよ」
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「地獄の色だ」
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数分後。
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「ほら」
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エリオットが一切れ差し出す。
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「一口」
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「断る」
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「一口だけ」
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「断る」
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「仲間だろ?」
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「関係ない」
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「親友だろ?」
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「関係ない」
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「相棒だろ?」
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「関係ない」
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「好きだろ?」
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「……」
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一瞬の沈黙。
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エリオットが勝ち誇った顔になる。
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「今止まった」
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「うるさい」
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そして。
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その隙を突いて。
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エリオットはピザを押し付けた。
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「ほら!」
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「っ!?」
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数秒後。
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ピザガイは死にかけていた。
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「…………」
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「どう?」
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「熱い」
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「うん」
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「舌が痛い」
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「うん」
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「喉も痛い」
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「うん」
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「お前を窓から投げ捨てたい」
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「それは駄目」
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エリオットは大笑いしていた。
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涙が出るほど。
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その姿を見て。
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ピザガイの眉がぴくりと動く。
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「……面白いか」
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「だって」
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「そうか」
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低い声だった。
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エリオットが首を傾げる。
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「ピザガイ?」
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その瞬間。
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大きな手が肩を掴んだ。
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「え」
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ぐいっと引き寄せられる。
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距離が消える。
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そして。
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唇が重なった。
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ほんの一瞬。
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本当に一瞬だけ。
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離れた時。
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エリオットは完全に固まっていた。
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「……」
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「……」
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数秒。
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沈黙。
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「え?」
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顔が真っ赤になる。
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「えっ?」
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もう一回。
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「えっ!?」
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ピザガイは平然としていた。
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少なくとも外見上は。
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だが耳だけ少し赤い。
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「ピザガイ今」
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「タバスコを返した」
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「返した!?」
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「口移しだ」
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「そういう問題じゃない!!」
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エリオットは慌てて口元を押さえる。
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心臓がうるさい。
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ものすごくうるさい。
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なのに。
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ピザガイは妙に冷静だった。
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いや。
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冷静なふりをしていた。
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その証拠に。
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視線が微妙に合わない。
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「どうだ」
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「どうだじゃないよ!」
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「辛いだろ」
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「辛いけど!」
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「俺も辛かった」
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「それはそうだけど!」
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ピザガイは少しだけ口元を緩めた。
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珍しく。
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本当に珍しく。
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意地の悪い笑みだった。
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そして。
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「……確かに」
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黒い瞳がエリオットを見る。
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真っ直ぐに。
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「お前と同じ味だった」
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今度こそ。
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エリオットは言葉を失った。
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タバスコのせいなのか。
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それとも別の理由なのか。
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顔の熱が全然引かなかった。
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向かい側では。
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ピザガイが何事もなかったようにピザを食べている。
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ただし。
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耳だけは。
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最後まで赤いままだった。
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ゆゆゆゆ
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