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〖仕事〗
最初青の病みが出ます
青「はぁッ”…うッ”…」
フラッ
水「大丈夫ッ!?」
青「おんッ……」
「ぁッ……しごとッ」
水「僕が仕事してあげるから休んでッ!!」
青「ありがとッ…」
ストンッ
よしッ…しなきゃだ
カタカタカタカタ
僕の部屋にはタイピング音と息の音が響く
やっぱりこうゆう仕事を受けた時
心の端で
〖誰かの役にたててるかな〗とか
思ってしまう
やっぱりこんな自分大っ嫌いだ
水「ここはどうするんだろう」
いふくんの部屋から借りた仕事関連の本を1冊1冊見ながら探す
あんなに頑張り屋で努力家な彼なら
僕が探しているところも無いことは無いだろう
数時間後
こんなに時間が経ったのに
少ししか進んでない
いふくんならもう終わっているのかな
水「……はぁ…」
自分の不甲斐なさにぽつりと溜息をこぼす
こんな僕でいいのかなッ
って分からなくなるんだ
でももう何も分かんないや
数日後
ある日
〖緊急会議、全員集合〗
とメールがあった
そのあとの物に思わず
水「……えッ?」
と声が出る
そこには
女の人と手を繋いでいたり
違う女の人とラブほに入ったり
メンバーの悪口を書いたりしてる
僕がいた
とりあえずと思い
ぼくは隈をメイクで隠した
そうしたらこれ以上迷惑をかけなくて済むから
ガチャッ
水「お邪魔します…」
桃「とりあえず上がって」
水「ッ…はい」
聞いた事のない
ないちゃんの低い声
ガチャッ
とリビングの扉を開けるともう全員集まっていた
桃「座って」
水「…うん…」
ストンッ
桃「とりあえずみんな集まってくれてありがとう」
「ちょっとこれを見てほしい」
ないちゃんがみせた画面には
先程の写真が映っていた
白「いむくんッ…嘘やんなッ」
しょーちゃんは少し焦ったような表情
赤「嘘って言ってよッ」
りうちゃんはすこし絶望したような表情
桃「なんか言って」
ないちゃんは少し怒っていた
青「……」ギロッ
いふくんは僕を睨んでなんだか憎んでいた
黒「ないこの言う通りやなんか言ってくれ」
あにきは戸惑った表情になっていた
みんなをこんな表情にしたのは
誰でもない
僕だ
なら、いない方がいいのかな
水「嘘じゃないよ、全部僕がした」
白「……!?」ポロッ
あーぁ…泣かせちゃったなぁ
水「やっぱりこんな僕いらないやッ」
僕はぼそっと呟いた
青「それはええんやけど」
「俺もちょっとほとけのことで言いたい」
桃「いいよ…」
青「前、俺体調崩してさ」
「ほとけがかわりにしてくれたんよ」
「そこまでは良かったんやけど」
「資料殆どミスっとってッ”…」
「今回の仕事上手くいっとったら」
「上司になれたかもしれんのにッ」
「お前が全部壊したッ”!!」
「俺が上司になるために積み上げた努力も」
「時間もッ…全部台無しになったッ”!!」
「それも全部ッ”…お前のせいやッ”!!」
水「ッ”…」
青「なんで最後俺に見せんまま提出したんッ」
「迷惑なんやけどッ”!!」
水「ッ”……」ウルッ
青「お前なんかッ”…!!」
「いれいすにおらんければよかったんにッ”」
「なんならッ”」
「産まれて来なければよかったんにッ”!!」
水「……!!」ポロッ
どうして僕が泣くの?
泣きたいのはいふくんの方じゃん
他の人に自分の未来を壊されて
期待を裏切られて
白「いむくんッ?大丈夫なんッ?」
水「うんッ…大丈夫ッ全然へーきだよッ!!」
心配させない為に笑顔を作る
水「かひゅッ…けほッ…けほッ…はひゅ」
赤「ほとけっちッ…、?過呼吸気味だよ?」
水「大丈夫ッ…」
青「お前なんか大っ嫌いやッ”!!」
水「ッ”…ごめんッ”」
「出来損ないなのにッやってッ」
「迷惑かけてッ」
タッタッタッ!!
僕は来る時持ってきた傘ですら置いて
家まで大雨の中走った
ダメだッ
本当にツイてない
迷っちゃったッ
とりあえず路地裏ッ
そこで僕は提出した資料を携帯で確認した
水「……!?」
そこには僕が書いた内容とは全く違う文が書いてあった
でもキーワードも議題も一緒だ
誰かに書き直されたんだ
提出前の資料と比べても全く違うッ
僕はやっぱり
周りの人がついてないな
僕はスマホをポケットに入れるとまた走った
遠くへ
誰も分からない場所まで
スマホッ…
あれッ…
どこかに落としちゃったッ
もう嫌だッ
不幸な事しか起こらないッ…
もう死にたいなッ…
白「いむくんッ!!」
俺は呼び止めたけど
君は走っていってしまった
白「なぁッ…」
「いむくんを探しに行かんッ…?」
「なんか訳があるはずやッ!!」
黒「……そうやけどッ…」
白「あの日アリバイはいむくんにはあるッ!!」
青「……そうやなッ」
桃「……」コクッ
黒「着いていくで」
赤「俺も行くッ」
白「急いで探そう、」
「今のいむくんやったら自殺したっておかしくない状況やッ」
赤「とりあえずッ急ごう」
ガチャッ
黒「ほとけの傘ッ傘おきに置いてあるッ」
青「はよ行かんとッ」
タッタッタッ!!
白「俺はこっちに行くッ」
黒「こっちは俺らに任しときッ」
桃「俺はあっちの方に向かう」
青「俺はこっちに行く」
「とりあえずみんな路地裏を見よう」
白「いむくんを見つけ次第連絡してや」
赤「うんッ」
タッタッタッ!!
青「ッ…はぁッはぁッ」
あかんッ
ちょっと走っただけなんに息切れがッ
タッタッタッ!!
最悪の場合自殺があるッ
なら海の方に向かったらッ!!
タッタッタッ!!
白「はぁッ…はぁッ」
いむくんッどこやっ
なんか落ちとるッ…
なんやこれッ
スマホッ?
スッ…(持つ
これッいむくんのやッ
自殺かもしれんのならッどこやッ
なんかヒントッ
スマホの中にないかなッ
あ、このメモッ
〖始まりの場所で全て終わらそう〗
始まりの場所ッ
あの橋かもしらんッ
とりあえず海の方向に向かおうッ
タッタッタッ!!
黒「ッ……」
どこやッ…
赤「ねぇッ…あにきッ」
「あそこに落ちてたんだけどッ」
黒「これッ…今日ほとけが付けとったアクセサリーやッ」
赤「違う人だったらッ」
黒「いやッ絶対ほとけのや」
「ほとけが自分で作ったって言っとった」
赤「ここは通ったのかな」
ピコンッ
赤「しょーちゃんからだ」
〖いむくんの携帯見つけたッ!!〗
〖みんな始まりの場所にいむくんがおるかもしれん!!〗
赤「始まりの場所ッ…?」
黒「あの橋やないッ!?」
赤「俺達も向かおうッ」
タッタッタッ
桃「どこだッ…?」
あの走っている人はッ
いむッ!!
タッタッタッ!!
水「……!?」
タッタッタッタッ!!
桃「ッ”…」
タッタッタッタッ!!
桃「はぁッ”…はぁッ”…」
見失ったッ
とりあえず連絡ッ
〖いむ見つけたけど見失った〗
〖どの方向に行ったとかわかる?〗
〖橋の方向かってた〗
〖おけ〗
始まりの場所ッ
行かないとッ
タッタッタッ!!
水「……」
もうッ…疲れたな
やっぱりこの橋から見た景色はいつも綺麗だなッ
よしッ
ないちゃん達が来るまでに落ちよう
この綺麗な青色に
(手すりに登る)
あとは落ちるだけッ
フラッ
パシッ(手を掴む
水「ぇッ……?ぃふくんッ?」
青「はぁッ”…はぁッ”…」
水「離してよッ…」
青「嫌やッ…絶対離さんッ」
水「でも落ち___」
青「落ちたってこの手は絶対離さんッ”!!」
ズズスッ
水「離してってばッ!!」
パッ
ピョン(柵を飛び越える
ガシッ
青「次手離したら怒るからなッ」
いふくんッ
片手で手すりの部分掴んでるッ
雨で滑るのにッ成人男性2人なんて重いはずなのにどうして離さないのッ
青「そりゃあほとけが大切やからやろ」
水「あ、声に出てた?」
青「バッチリな」
水「いふくんぷるぷるしてるよ?」
「重たいなら離してよ」
青「嫌やッ…言ったやろ?絶対離さんって」
水「……!!」
ズルッ
水「ッ…」
青「ほとけッ…!!絶対にないこ達は来るッ」
「やから耐えろッ!!」
水「僕ッ…悪いことしたのにッ」
青「みんなッほとけが大切なんよ」
白「青組ッ!!すぐ引き上げるからなッ!!」
青「ほらッ来るって言ったやろ?」
黒「引っ張るでッ…!!」
ググググッ
青「おわッ…いった〜…乱暴すぎやろッ」
水「ッ”…」
桃「ッ”…いむッ”…」
バッ(傘を道のところに投げ捨てる
ギュッ
桃「ごめんッ”…ごめんッ”…」
「信じてあげられなくてごめんッ…」
水「……!!」
「ない…ちゃッ……?」
桃「ほんとにごめんッ”…」
水「ッ”…!?ないちゃんッ”後ろッ”!!」
桃「えッ……?」
グサッッ
青「はッ……?あいつッ何してッ」
水「ッ”…」
フラッポスッ
俺を庇っていむが刺された
桃「いむッ…!?ねぇッ”!!しっかりしてッ”!!」
水「かひゅッ……はぁッ…」
「みんなッ……出会ってくれてッ」
「ありがとうッ」ニコッ
桃「いむッ”!?ねぇッ”!!死んだら許さないからッ”!!」
水「……」
カクッ
もうそこからは記憶が曖昧だった
目の前にいるのはもう
冷たくなったいむだった
桃「ッ”……会いたいよッ”死にたいよッ」
黒「じゃあさッ俺ら全員で飛び降りようやッ」
赤「そうだねッ”グスッ」
白「賛成やでッ”ッ」
青「俺もやッ”」
赤「ちょっと怖いなッ」
白「大丈夫やッ俺らもおるから」
桃「出会ってくれてありがとう」
黒「こっちのセリフやッ」
青「行くでッ」
「せーのっ」
まろの掛け声とともにふわっと
体が浮いた
落下する頃には気絶しているメンバーがいた
ドシャッ
落下した頃にはもう殆どのメンバーが意識を失っていた
いむ、
俺もすぐにそっちに行くから
待っててね
次は空で幸せになろうね
END
削除ボタンが効かないという緊急事態が起こりながらも頑張りました!!
またねー!
コメント
1件
天国で会えて仲直りしてることを祈るわ🙏😭 てか刺したの誰?私がそいつ刺しに行くわ。地獄に落としてやるぜ٩( 🔥ω🔥 )و