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第1話 共食い?
あるところにお坊さんがいまして
そのお坊さんは山の中に住んでいることが多かったのですけど
山の向こうの村に弟子が沢山おり
山を超えて修行に行くことが多かったんです。
ある日、山を超えて帰ってました。
ですが夜になってしまい
このまま歩むのは危ない、ということになり
近くにあった民家に泊めてもらうことになりました。
その家には若い夫婦が二人っきりで暮らしてまして
妻のほうが「どうぞ上がってください」と
温かく向かい入れてくれました。
お坊さんは「感謝してもしきれない、お礼に」と
その夜、寝ずに念仏を唱えていました。
ずっと念仏を唱えていると、隣の部屋から何か聞こえてきました。
「私がやらないと、私、…私、」
「でもあれは…人間だ、可哀想だろう」
「でも、私、やらないと、あんたをあんたを!」
その時部屋の扉ががらっと開いた
影には大きな鎌が写っていた
「どこに行った。」
あの若い妻のようで違う声。
お坊さんは怖くて、なぜか念仏を止めてはいけない気がして、
ずっと、ずっと唱えました
妻のような何かにはお坊さんが見えていないらしく
ずっと念仏を唱えている間に朝になった。
若い夫婦は消えていて、家も空き家になっていた
そして、足元には
食われたオスのカマキリが1匹。
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プロイセン
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コメント
1件
うわあ、最後の一文で全部持ってかれました…! おとぎ話みたいな語り口で始まったのに、夜中に聞こえる妻の声と鎌の影、そして朝には消えた夫婦と足元のカマキリ。あの「食われたオスのカマキリ」が、すべてを物語ってる感じがしてゾッとしました。人間の形をした何かが、本当は何だったのか…想像するだけで背筋が冷えます。続きが気になります!