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間章 学校の再開
※今回の物語の語り手は鈴ちゃんです。これは、美羽が撃たれたあとの出来事なので、この事を知らずに、タイムリープしています。
私は天草 鈴。今日は、爆弾を設置したという手紙が学校に届いて、一週間たった日。学校内を調べ、何もなかったので、学校が再開されて、久しぶりに学校に行っている。しかし、最近美羽ちゃんに会えていない。C学級に行ったと聞いたが…。大丈夫だろうか。先生に話す許可をもらいに行こうかな…。爆弾などの気配もなく安全に過ごし、今は4時間目だ。4時間目は数学。とても得意なので、つまらない。ーーーーーー
急に爆音が鳴った。爆発源はこのクラスのようだ。廊下側のドアの近くで爆発した。ものすごい火災も発生していて、3階なのでドアが閉ざされ、逃げることができない。どうしよう…。辺りを見渡す。すると、天井に大きな爆弾があることに気付いた。
『皆さん、避難してください。』
校内放送が鳴る。
そんなこと言ったって避難できない…
「先生!天井に爆弾があります!」
タイマーがついている。3…2…1…
爆炎が上がる。
『成功したようだな。「陰摩羅鬼(おんもらき)」、「煙々羅(えんえんら)」。』
「ええ。成功しましたよ。生徒のカバンに、爆弾を入れてよかったです。」
『そうですね。最初、手紙を送ったときは、爆弾なんて仕掛けてなかったんだから、見つからないでしょう。』
「その通りですね。私は、少し当たった拍子に、爆弾をカバンに入れたのですから、あちらは気づきません。その後、爆弾をもう1個仕込みましたけど。」
『さすがだ。それではまたあとで。』
「了解。」
「了解です。」
これによって、3年8組は全員が亡くなった。担任の先生も含めて。この事を知らない美羽は、どうなるのだろうか。
コメント
3件
まじかよ……!?!? 鈴ちゃんたちも死んでたの!?!? 先生まで…!?!?!? …えぐ。 そして私の思ってた鈴ちゃんより全然優しかったわ… あとなんかまた宇宙人増えた!!!