《日常と非日常-🍣🤪-》
🤪視点
毎日、マニュアルのような日々。
早朝に起きて、出勤ギリギリまで仕事をする。その後コンビニに寄ってコーヒーだけを買って出勤。
帰ってからも、寝る直前まで仕事。風呂はシャワーだけで早めに終わらせ、夕食は帰り道にあるコンビニでおにぎりを買って仕事をしながら食べる。
運が良ければ19:00頃に退勤、配信の時は更に早いが、普段は残業をして20:00過ぎに退勤する。その場合もほとんどが仕事の持ち帰りをしている。
機械のようにやることだけをこなしていく毎日。
ただ、“いれいす”として活動している時は別。歌ってみたを録り、アニメアフレコも録り、投稿して、コメントを見ていいねを付ける。そんな活動をしている時だけ、俺は一番人間らしいだろう。
明日も仕事、明後日も仕事。ああでも、明明後日は会議が…。
俺はこの先、生きていけるんやろか….
あれから数日後の深夜、静かな部屋にL〇NEの通知音が響く。
「ぁ”…?」
仕事中だったため少し気が立っているが、スマホを取りトーク画面を出す。
ないこ[まろ〜お疲れ様〜!あのさ、明後日って空いてる?ちょっと一緒に出かけない?]
ないこからだった。
「……あさ、って…?」
最近は出社中しか声を出さないし、たまにしか話すことは無いので声を出すのが久しぶりで、全然思ったように言葉が出ない。
まあいいだろうと放置してきたが、こればかりはヤバいな…断ろうか…
ないこ[久しぶりにまろと2人でデートしない?最近会えてないし!]
「…でーと、」
その言葉に反応した瞬間、俺の手は無意識に返事を打ち込んでいた。
まろ[ええで、明後日な、行こか]
ないこ[ほんと!?どこ行く??✨]
「…」
まろ[なら普通にいつものショッピングモールとか行かへん?ご飯もあるし買い物出来るやん]
ないこ[それ送ろうとしてたwwそーしよ!11:30とかで行ける?]
まろ[仕事が11:30までなんだけど…]
ないこ[じゃあ迎えに行く!服も持ってく!下で待ってるね!]
まろ[ほんま?わざわざありがとう、]
ないこ[んーん!じゃまた明後日ね!]
ーーーーー
そして、当日。
いつも通り無心で、起きては仕事。出勤しても、仕事。
同僚の話も軽く振り、今日の分の仕事を終わらせる事だけに集中する。
ーーいふ、お前大丈夫か?
お前らのせいだろ
お前らが俺に必要のない仕事を振るから
「…大丈夫ですよニコッ」
そして、11:30。
「先輩、今日用事があるのでお先失礼しますね」
ーーーいいが…仕事は終わったのかな?
「とっくに終わらせてますよ」半分呆れ、半分疲れ。
ーーーならいいか、分かった。
「はい、では失礼します」
部署の扉をくぐり抜け、廊下へと出る。
…はあ、
疲れた。
せっかくこれから、ないことのデートなのに。
ぐるぐると、暗い感情が胸で渦巻く。
駄目だ駄目だ、久しぶりの楽しい時間を大事にしなければ
俺は自分の暗い感情を胸の奥に仕舞い込み、職場の玄関を出た。
コメント
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遅くなっってしまったぁぁぁぁうぐわぁぁぁあッッ((( 続きが気になりすぎてやばいです()あとサムネありがとうございますぅぅッッ見た途端心でダンスパーティーしました((((? 続き首長くして待ってまぁぁす!!
ででで、でーと、、、リアじゅu((