この物語はフィクションです。
実在の人物、団体、事件等には一切関係ありません
生まれて初めて頭痛薬を買った。
僕でも知っているメーカーの頭痛薬は、思った以上に大きな錠剤で、意欲を補充しなくては飲めなさそうだ。
昨日の夢は、目を閉じたところで終ってしまったようだった。
郵便物のことも、栗橋が住所を思い出していたことも気になるが、結局聞けずじまい。
思っていることとやれることの差を見せつけられた気がして、目が覚めた時もどことなく心まで重かった。
何か腹に入れてから薬をのもうと、僕がカフェテリアでサンドイッチと水を買って、昼食を求める人の列の間を縫うように外に出てきたところだった。
大柄な男子学生とその隣に立つ男子学生、それと相対するように二人の女子学生がにらみ合っている。
どことなく不穏な空気が漂っている気がした。
横をすり抜けようとしたが、*******
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