第1話目覚め
「おぎゃーおぎゃー」
龍が乗り移った赤ん坊、シンが泣いた
「どうしたのシン」
シンの母親のランスが言った。
「おむつの取り替えだろ」
続いてシンの父親のカバルが言った
「そんな事言うならあんたが取り替えなさいよ」
毎回くだらないことから始まる夫婦喧嘩がまた始まった。
こうして言い争いをして次の日にはなかったようになっている
こうしている間でも時間は過ぎていく
龍が赤ん坊に乗り移ってから8年たった
シンはすくすく育っていき、おまけに活発になり
色々なものに興味を持つようになっていた
友達も増えていき充実な毎日を送れていた
そんなある日
ここらへん一帯を統べる国である、アルガシア王国から手紙が来た
魔王と呼ばれる黒い魔法使いの影響でA級の魔物たちの動きが活発になった
という内容だった。
村の人達は震えていた、なぜならA級の魔物だからだ。
魔物には危険さや強さを表す位がある。
弱魔(C級)→負魔(B級)→光魔(D級)→超強魔(A級)→悪魔(S級)→神魔(Z級)
という順だ
A級の超強魔は100分の1の確率でしか現れない珍しい魔物だ
その次の日シンは友だちと遊んでいたが遊んでいる途中ではぐれてしまう
探していると見つけたのは友達ではなく大きな口を開けているように見える不気味な洞窟だった
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