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「ここは…??」
そこは、怪しげな森の中だった。
私の名前は……なんだっけ
……あ!
門がある。
あそこに入れば……って、門が閉まってる…。
でも、人が入れるくらいの穴があるじゃない
入ろ((
「あの…!誰かいませんか!」
『静かにしなさい。住人たちが起きてしまうわ。』
「え…??」
『話はあとから、なんでもいいわ。私についてきて。じゃないと……あなた、死ぬわよ。狙われる』
「えぇ…!?」
「おねえちゃん、遊んでほしいの。」
『いいよ。でも、もう少ししてからでもいい?』
「わかったの。遊べるときに、チルの部屋にきてほしいの」
『分かった。すぐ行くから待っててね!』
『………そして…貴方、名前は?』
「…わからないんです。」
『……そう…まあいいわ。軽く自己紹介でもするわ。私の名前は無怨。年齢は17歳。住人に狙われたら言って頂戴。いつでも守るし助けるわ。』
「(……なんだか、心強いな)」
「おい!無怨!」
『あら、…バレたわね。』
「こいつが1人で乗り越えることに意味があるんだ!わかったか?ここを出るには、住人から鍵を奪わないといけない。それは、住人の体の中に隠されてるはずだ。」
『いや、私がとるわ。普通の女の子が住人に立ち向かうなんて、危険すぎるもの。あなたには、徐々に記憶を取り戻すっていう、重大な課題があるんだから。』
「なんでもいいから甘やかすな!お前だって狙われてるんだぞ!?」
『私の場合は能力でどうにでもなる。』
「うわっ、ジン怒ってんね〜♪」
彼の名前は、成瀬ハル。幼馴染だ。
そして……貴女も……あなたの名前はもう知っているの。聞かなくても知っているの……。あなたの名前は、今井ミサ__
だって、アタシたち、小学生の頃からの仲でしょう…??
ミサ目線
次の瞬間、急激な眠気が私を襲った……。
「ぇ……ぁ………」
私はその場に倒れ込んだ__
アナタならわかっているのでしょう……?
どうして…ここに居るのか……
あなたが強くなるため……
早く…早くあっちの世界に戻って………
聞こえてるんでしょ……
なんでもいいから……
はやく……
はやく……
現実に覚めて……
逃げたって何も変わらない……
必要なのは………
あなたの……
あなたの……
…………
ああ……私の名前…?
私の名前は……
________切り取り線
最初かなりオリジナルで草
囚われの館全クリしてストーリー全部見て泣いたわ