テラーノベル
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nagi.
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李和
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──は?殺された?
──誰に
──っ…あいつかいな…
──いや、いい。ウチが仇取ったる
──アンタらは待ってて!絶対復讐したるから
「ウチの親父返せ!!返せねえなら今ここで殺してやる!!!」
「は?」
「お前が俺を復讐に?」
「そんなちっこい身体でどうせえっちゅうねん」
「どうもできひんやろ?」
「なあ、今なら殺さないでやる」
「邪魔なんだ失せろ」
自分のせいや自分のせいや自分のせいや
なんでできひんねん!
体格差があるから?
違うやろ!!
命が惜しかったんや
ホンマに殺されるって思て
アホか!親父は殺されるかもって思いながら抗議したんやろ
娘ができひんくてどうすんねん!
なんで…なんで報いることができひんかってん…
「なあ、アンタ、篝秀一だろ?」
その男は寂れたバーにいた
「…え?ぼ、僕ですか?」
男は狼狽えたように聞き返す
「アンタ以外誰がおんねんアホ」
「いや、こんなカワイイ子が僕に話しかけるなんてないと思てたから」
「そんなんはどうでもいいから」
「アンタ、天国の花園ってヤツのトップやろ」
「ああ、なんで知ってんの?」
男は特に驚きもせず尋ねてくる
「まあ、コネやら賄賂やら…」
「ああ、そうや思い出した!」
答えると男はなぜか合点がいったように頷く
「キミ、藺草花音チャンか!」
「アンタこそ、なんで知ってんの」
「まあ、色々?」
突かれたくないところなのか曖昧に答える
「まあいい。アンタんところの組織に入れたらいいだけや」
「ウチを入れさせてくれ」
「………キミが?」
信じられないとでも言うように訝しげにこちらを見つめてくる
「何か問題でもあるんか?」
「いや、ないけど。キミには心当たりが…」
「あああ!」
言いかけたところで男は叫ぶ
「ああ、あれか!」
「やっぱりキミ、見たことあると思ったら、キミの父親か!」
理解したように一人で頭を抱えている
「な、なんでウチの親父のこと知ってんねん!まさかアンタも…!」
「キミが生まれる前、キミの親父はここにいたんだよ」
「…は?」
あまりの衝撃に抜けた声しか出なかった
「というのがここまでの話。分かった?明日香クン」
4人との出会いを語り終えた篝さんは僕に問いかけてくる
「ええ、まあわかりましたけど」
「本当に4人集めるんですか?」
4人、さっき篝さんが話した人たちをここに呼ぶということだろう
「ウン、そっちのほうが都合いいやろ?」
「でも、基本接触禁止なんじゃ…」
「ダイジョウブ、僕がなんとかするから」
「はあ…ならいいんですけど」
「12時にはくるよ。ほら明日香クン準備して!」
「12時!?あと15分じゃないですか!?」
「悠長に喋るからあ!」
「え?これ僕が悪いん?」
「また呼び出し…今度はなんだろう…」
「…僕がなかなか復讐に踏み出せないから解雇ってワケじゃないよね…」
「…ふむ…なんでしょうか…」
「ようやくウチの出番かな…」
「っふふふ」
「あははははははは!ありがとう、みんな…」
この物語はすべてフィクションです。実際の人物、団体、事件とは一切関係ありません
コメント
13件
オデの...オデの花音をありがとう...。 たっぷり復讐させたってください。
最後に感謝している理由がとても気になります… もしかしなくとも次回は全員集合ですか!?
んふふこっから復讐劇始まんのかぁとても楽しみにしてます