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空総受け 現パロ
設定バラバラ。
朝5:30。自室で目が覚めた空は寝起きで眩む視界を擦る。朝ご飯とお弁当を作る為、ちょっと早起きだ
「ん〜…顔洗お……」
まだ寝ぼけている頭をスッキリさせる為、空は洗面所へと向かう。蛇口を捻り、手ですくう形をつくり、バシャバシャと音を立てて顔を洗う。タオルで顔を拭き、台所へ向かう。包丁を取り出すと、トントンとリズムよく食材を刻む。
「お弁当のおかずは昨日のうちに作ってあるから、あとはつめるだけ…っと。朝ご飯にお味噌汁も作らなきゃ」
沸騰した鍋にワカメ、お味噌、出汁を入れる。豆腐を一丁冷蔵庫から取り出し、器用に手の上にある豆腐を4角に切っていき、汁が跳ねないようにそーっと入れる。お味噌汁の他に、パリッと程よい焼き加減の魚、甘くふわりとした卵焼き、ホクホクと湯気がたつお米を用意して完成だ。
「よし…出来た。そろそろ蛍を起こしに行かないと」
「蛍〜。起きて、ご飯冷めちゃうよ」
「ん〜〜……おはようお兄ちゃん…」
「うん、おはよう。顔洗ったらリビングに来てね」
「はーい…」
まだ眠たげな蛍を起こし、洗面所に向かうように言う。朝起きたら最愛の兄の顔が近くにあるとか最高すぎる。今日のお兄ちゃんも可愛い…とぽやぽやした頭で蛍はそう考える。今日も通常運転である。
「わ、美味しそう…!いただきまーす!」
「召し上がれ!」
もぐもぐと美味しそうに食べる蛍を見て、とても嬉しそうにする空。空もいただきます、と一言言ってからご飯を食べる。魚に箸を伸ばし、口に運ぶ。丁度いい塩加減で、じゅわりと魚の旨味が口の中いっぱいに広がる。
「ん〜!今日のお魚すっごく美味しいね!」
「だね!これ、北斗から貰ったんだ」
「…そうなんだー今度お礼言わないとねー」
(ゆ、油断も隙もないわ…きっと私があの時お兄ちゃんから離れた時ね…!!気を付けないと)
それから雑談をしながら、ご飯を口に運んでいく。空と蛍は朝をゆっくり過ごしたい為、少し早めに起きる。その為こうしてゆっくり支度していても結構余裕があるのだ。因みにこの提案をしたのは蛍である。
ーおまけ 会話文のみー
「おええええええええ!!!」
「蛍!?」
(しまったお兄ちゃんがタルタリアなんかに笑いかけたショックで吐いちゃった…!とうしようお兄ちゃんに嫌われ…)
「蛍、大丈夫か!?具合悪いのか?保健室に行かなきゃ…!」
(え?ゲロった私を引くどころか心配してくれてるの?お兄ちゃん好き!!)
「う、ううん大丈夫よ。ちょっと拒絶反応を起こしただけよ」
「拒絶反応…??」
「気にするなよ相棒。心配しすぎもよくないぜ?そろそろ妹離れしなよ」
「むぅ…そうかもだけど…」
「そんなことないよお兄ちゃん!兄妹を大切にするのって普通の事でしょ?タルタリアなんかの言う事聞かなくていいのよ!」
「そうか?蛍が言うなら大丈夫だね!」
(お兄ちゃんに余計なこと吹き込んでんじゃないわよ)
(随分と必死じゃないか蛍ちゃん?)
(引っ込んでてスケコマシ。せっかくお兄ちゃんと2人っきりで投稿してたのに!)
(いつも家で一緒なんだからいいだろう?君こそ引っ込んでいな)
「2人共、そんなに見つめあってどうしたんだ?」
「なんでもないよ♡こんな奴放っておいて早く行きましょお兄ちゃん」
「空。まだこんな所に居たのか?遅刻するぞ」
「あっ鍾離!おはよう、もうそんな時間なの?」
「ああ、おはよう。ほら、早く行くぞ」
「わっ!ちょっと、急に引っ張らないで!」
「先輩〜?俺らも居るんですけど???」
「即刻お兄ちゃんから手を離しなさいさもなくは切るわよ」
「ふっ、君の妹は元気だな。だがもっと力をつけなければ俺の腕は切れんぞ」
「いや切られる事に抵抗しよう!?」
「案ずるな、空。歳下の女にやられる程俺はやわじゃない」
「うふふふふ。そうやって舐めてると足元をすくわれるわよ?おじさん」
「おや、君とは2つしか歳が違わないはずだが?」
「あっごめんなさい。言動行動がおじさんくさくってつい」
「ははっ。よく言われる、大人の余裕と言うやつか?それなら良かった。大人の私に安心して空を任せるがいい」
「は?たった2つ歳上のだけで大人ずらしないで貰える?お兄ちゃんはずっと私が面倒見るから貴方は必要ないわ」
「お二人さん、言い争うのはいいけどそろそろ本当に遅刻するよ」
「ほら、蛍走るぞ!鍾離先輩も走って!」
「相棒〜?俺は??」
「タルタリアは言わなくても俺が走ったら追いかけてくるでしょ!」
「追いかけっこって事かい?なら、空を捕まえたらご褒美をおくれよ」
「え?嫌だけど」
「冷たいなぁ相棒!」
「ちょっとそこの不良。お兄ちゃんに絡まないでくれる?あそこに可愛い子がいるからそっちに行ったらどう?」
「空、拙者もご飯一緒に食べてもいいでござるか?」
「いいよー!蛍もいいでしょ?」
「勿論よお兄ちゃん!ほら、あそこに座って?(せっかくお兄ちゃんと2人っきりで食べてたのに邪魔しないで。あっちいってくれる?)」
「ははは、蛍は冗談が好きでござるな(友達と一緒に食べるのは普通でござろう?空と拙者の邪魔をしているのは蛍の方であろう)」
「……あっ!ね、お兄ちゃん!私、今日デザート作ってきたの!後で食べさせてあげるねっ!」
「そうなの?今日は俺が当番なのに、ありがとう」
「ううん、お兄ちゃんの為だもの」
「……空。拙者の煮物食べて見るでござるか?」
「いいの?じゃあ、俺からはこれあげるね!」
「ほら、あーん、でござる」
「えっ…?あ、あー…ん、美味しい!今度味付け教えてくれる?」
「良いでござるよ。こっちも自信作でござる。はい、あーん」
「あ!本当、美味しいね!(何ナチュラルにあーんしてるのよ。その後お兄ちゃんの食べた後の箸を使って関節キス狙ってたんでしょ?残念でした)」
「それは良かったでござる(横から食べるとは、そんなに拙者の料理を食べたかったんでござるか?)」
(そんな訳ないでしょ馬鹿なの?)
(意地汚い人は嫌われるでござるよ?)
(誰に嫌われようと構わないわ。お兄ちゃんだけ入ればいいの)
「2人共、何してるんだ?」
「なんでもないでござるよ。ささっ、早く食べよう」
「昼休みが終わったら次体育よね。空、私と一緒に組も!」
「あ、ごめん。次の体育はトーマと組む予定なんだ」
「…へぇ?トーマとでござるか。トーマは友達だと思っていたが………ライバルに容赦はしないでござるよ」
「お兄ちゃんが私の誘いを断ったなんでなんでなんで私よりなんであいつを優先するの私が1番じゃないのやだやだやだやだやだやだやだ絶対認めないふざけるな」
「うん?何か言った?ごめん、聞こえなかった」
「えー何も言ってないよ〜♡お兄ちゃんの空耳じゃない?」
「さあ、もう予鈴がなる時間でござるよ。移動するでござる」
すみませんでした。はい。ちょっと調子のりました。蛍→→→→→→→→→→→←空という感じを作りたかったんです。はい。空愛され広まってくれないかなー、って思って書いたんです。後悔も反省もしてませんですはい。