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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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るいの「はぁぁぁぁぁ……」

2日目、僕は盛大にため息をついていた。

病「ど、どうしたのるいのさん…何か悩み?」

るいの「幸せな悩みだよ……」

病「??」

そう、僕は昨日見てしまったのだ。

るいの(病くん可愛かったな…)

病くんの可愛い可愛い寝顔を。

るいの(好きって自覚してから見る推しの寝顔は天使…)

病「るいのさん、悩みあったら聞くからね?」

心配してくれてるのかな。

優しいなぁ、好きだ。

るいの「……推しが眩しい」

病「え?」


蝶野「じゃあ2人とも、今から遊園地内の自由行動よ。もし友達と合流したかったら止めはしないけど…、2人で行動するかしら?」

病「は、はい…」

るいの「そのつもりです」

蝶野「わかったわ。それじゃあ、20時までには入口に戻ってきてちょうだいね」

るいの「はーい」

病「分かりました。」


るいの「病くん!まず何行こっか!」

病「う、うーんと…。メリーゴーランドとかどうかな?」

なんだそれ……

るいの「可愛すぎかよ…」

病「えっ…」


るいの「病くん!どの馬に乗ろっか!」

病「それなんだけど…、2人で一緒のに乗るのとかは…どう……?」

病(やばいちょっと攻めすぎたかな…)

るいの「なんてことだ…めっちゃやりたすぎる…」

病(なんか…嬉しそうでよかった)


そして僕と病くんは同じ馬に乗った。

病くんが前に乗り、僕が後ろからしがみつく形になる。

※危ないのでマネしないでください。

病「じゃ、じゃあるいのさん、僕にしがみついててね」

るいの「うん…」

るいの(これはやばい)

言われた通り病くんに抱きつくと、なんかふわっといい匂いがした。

それに、意外としっかりとした体をしている。

るいの(待って推しの過剰摂取で死にそうぅぅぅぅ)

そしてメリーゴーランドは回り出す。

病「る、るいのさん…これ、意外と恥ずかしいね…」

病くんが何かを言っていたがそれどころでない僕は内容が頭に入らず思ったことを口に出す。

るいの「白馬の王子様になった気分だ…(?)」

病「…それ…僕じゃないの…?」

病(僕じゃるいのさんの王子様になれない…ってことなのかな…)


るいの「楽しかったね」

病「う、うん…。次はどうしよっか?」

るいの「うーん…」

るいの(正直病くんと一緒ならなんでもいい気が…)

病「も、もし良かったら、ジェットコースターとかはどう?」

病(絶叫系は苦手だけど…るいのさんにかっこいいところ見せたい…!)

るいの「いいね!行こう!」

るいの(絶叫系かぁ…そんなに苦手じゃないけど久々だなぁ)


カタカタカタカタ…とジェットコースターが登っていく。

その間僕達の間には沈黙が流れた。

そして、ついに頂上に着き…

落下する。

病「ぅ、うわああああああ!!!」

るいの「うおお…」

病くんは怖いのか、僕の腕を強く握る。

るいの「え…」

そして僕の神経は握られた腕に集中する。

るいの(待って病くんの体温が僕の腕に…力意外と強い…プルプルしてるの可愛い…待って待って待ってこれやばい…)

るいの「すぅぅぅ……ああぁぁぁぁぁ……」

悲鳴をあげる病くんの隣で僕は尊さのあまり奇声をあげた。


病(やばい…かっこいいところ見せる予定が情けないところ見せちゃった…)

るいの(病くん可愛すぎて変な声出ちゃった…)

病「次…どうしようか?」

るいの「んーっと…」


そして僕達は、コーヒーカップやシューティングゲームや観覧車など、20時前まで遊び尽くした。

#001 僕と彼の登校日記

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コメント

1

ユーザー

やっぱりるいやまなんですよ、やっぱり、ね

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