テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
🦍🍆オメガバースパロ。🦍未婚。
オメガバースが分からない方は回れ右。
男性妊娠あり。
続き物です。
完全フィクション。
ご本人たちと無関係です。
ゆっくりお楽しみください。
メンバーへ妊娠の報告をした後から、徐々にぼんさんの悪阻が酷くなり、会議の途中で早退する事になった。
ごめんねと青ざめた顔で、口元をハンカチで抑えながらぼんさんが泣きそうな顔で謝ってきて、俺も含めたメンバーは「悪い事じゃないから謝らないで、貴方は命懸けで赤ちゃん育ててるんだから胸張りなよ」と口を揃えた。
ネコおじから「あとはこっちでやりますから、ぼんさんの傍に居てあげてください」と暖かい言葉を貰って、それに甘えることにする。
いつもの癖で、悪阻でろくにご飯を食べなくなりそのせいでいつも以上に軽くなったぼんさんを抱き上げる。
皆の前で抱き上げられ真っ赤な顔のぼんさんから、 ボソボソと文句を言われたが相当キツイのだろう、されるがままでタクシーへ乗り込み2人の愛の巣へ帰った。
そこからはいつものルーティンで、マッサージをしたり、暖かい飲み物を出したり少しでも食べれそうな物を準備したりと、パートナーからの可愛らしい我儘を1つずつ叶えていった。
そんなこんなで、妊娠発覚から3ヶ月…4ヶ月…5ヶ月、あと少しで6ヶ月を目の前にしたある朝。
隣でお昼寝をしていたぼんさんがガバッと起きて、少し重く膨れたお腹を支えながら寝室から出ていった。
吐いちゃったかな?と読みかけの本を枕元に置き着いて行くと、ぼんさんはトイレではなくキッチンへ向かう。
あれ?と目を擦りながら様子を伺うと炊飯器から炊きたてのご飯を茶碗へとよそい出し、手を洗って塩を2振り、手際よく優しく握り込み、海苔で巻いた。
出来上がったおにぎりをキラキラとした目で天高く掲げ見ている。
コクリッ⋯
喉を鳴らし、ほわんと惚けた顔で見つめ、あーんと可愛い口を開けて食いついた。
その行動があまりにも性的に見えてしまい、かなりご無沙汰の俺はムラっとしてしまうが仕方ないと思う。こればかりは許して欲しい。
「っ〜〜〜〜〜!!!!」
いつもなら炊飯器を開けるだけで吐き戻していたのに、まさか、
とドキドキしながらぼんさんを見る。
口いっぱいに頬張ったそれを噛み締めながら、ジタバタと足踏みをして喜びを噛み締めている。
こらこら、あまり暴れちゃダメだよ、赤ちゃんびっくりしちゃうから、と膨らんだお腹を撫でながら聞く。
「ぼんさん?まさか、悪阻…」
「っん!んん!!終わった!安定期入ったんじゃねこれ!?うまぁあい!お米美味しいよおおおお!!」
嬉しい!おいしい!と涙を流しながらおにぎりをモグモグと食べ続ける姿が可愛すぎて力一杯抱きしめ「やっと好きな物食べれますね!」と一緒に喜んだ。
食べるのが大好きなぼんさんが、それが出来ない苦痛。それらを間近で見続けていた俺は本当に苦しかった。
それと同時にとても愛しくて仕方なかった、俺の、俺たちの赤ちゃんを必死にその身体で育て変わっていく、
いつものヘラりとした最年長らしい余裕もなく、本心をさらけ出してくれてー⋯
そんな事をじんわり考えていた時、ふと、医者の言葉を思い出す。
【安定期はだいたい4~5ヶ月以降になります、その時には悪阻も落ち着く方も多いです、また、妊娠中の性行為もお腹に圧迫を掛けないよう緩やかなものでしたら可能になりますが、必ず避妊具を付けてください、またーー⋯】
「………」
「おいしい、ぁー、お肉も食べたいなぁ!やっと赤ちゃんに沢山栄養あげれるわ!良かった〜、先生にも痩せすぎなの注意されてたからさ!」
ぼんさんが、赤ちゃんの為に良かったとソコを撫でながら愛しそうに呟くのを見ながら
俺はなんて事を考えているんだと頭を振る。
しかし、何度も言うが許して欲しい。
ご無沙汰なのだ。
妊婦は性欲が低下するらしく、というか悪阻酷くてそれ所ではないぼんさんは全くと言っていいほど自慰行為もしていないし、そういった雰囲気もない。
なので、余計に自分のこのドロドロとした気持ちが申し訳なく思ってしまう、ぼんさんは必死でお腹の中で赤ちゃんを育ててるのに俺は性欲MAXで⋯
「ねぇ、ドズさん!俺、焼肉行きたい!お寿司も」
「………」
「ドズさん?」
腰を抱き寄せ、ゆるゆるとお腹を撫でながら、ついそういった目線で舐め回すように見てしまった。
弾力のあるそのお尻を、腰に置いていた手で優しく撫で、はぁと色のあるため息をこぼし、いやダメだろとハッとした。
少し戸惑ったように俺の名前を呼ぶぼんさん。
「あ、はい、そうですね!でも、1度先生に見てもらってからですよ」
「….ん、そ、うだね」
少し頬を染めたぼんさんは、手のひらに残った米粒をペロリと舐め取り、恥ずかしそうに腰をくねらせ背中を向けた。
びっくりした
なんて目で見てくるんだ。
そ、そりゃ、かなりそういった事してないし、我慢させちゃってるのは事実だけど、
安定期に入るまではそれっぽい雰囲気も全く見せてなかったのに、
いや、見せないようにしていたのか、 流石ドズルさんすぎる。
安定期に入った後ならそういった事も大丈夫だと言われたが、まさかこう、すぐにそういった目で見られるとは思いもしなかった。
米粒を舐め取った時もドロドロの欲を含んだ目で見られてた。
ドズルさんには悪いけど、まだ自分としてはそういった事は少し遠慮したい、初めての妊娠でめちゃくちゃビビってるのもあるし、その、、、はじめたら、我慢できる自信もない。
ポチャン、と湯船にお湯が落ち波紋が広がる。
悪阻が酷くてお湯の匂いもキツイ時があり、湯船に入りたいのに入れない日が続いていた。
なるべく口で息をしながらシャワーで済ませる毎日。
すっごくしんどかった、けど、終わりがありこうやってゆっくり浸かれる日が来たことにジーーンと心も身体も温まって幸せを感じる。
お腹も目に見えて膨らみ、あぁここに居るんだね、と頬が緩む。
お湯が気持ちよくてそれが伝わるのか心做しかお腹が揺れてるようにも感じるー⋯ん?揺れてる?
「え、?」
ポコンっ⋯
「ドズさんっ!!!ドズさーーーん!!!」
「え!?えぇ!?なになに!?」
お風呂場からぼんさんの悲鳴にも近い声が上がり、何事!?と足を絡ませながら勢いよくドアを開けた。
湯船に浸かったまま目を見開いてうるうると俺を見てくる。
え、なに、と最悪な事を考えてゆっくり近づくと、バッと勢いよく手を捕まれ、お湯の中に入れこまれた。
バシャと飛び散ったお湯が顔にあたり目をつぶると、ふっくらしたぼんさんのお腹の真ん中より少し上あたりがポコンポコンと2回動いた。
え、とぼんさんの顔を見ると、泣きながら「動いてる」と微笑まれる。
つられてボロっと涙が流れ「本当だ」と微笑み返すと「お湯気持ちいいってさ、こりゃ俺譲りだわ」と、お風呂好きは俺似だねと温まって赤くなった顔で見つめられた。
「そろそろ、リスナーさんにも報告していいと思うけど?前、出来なかったしね」
「そうですね、ぼんさんが居る動画も上がらなくなってリスナーさん達もソワソワし始めたので、頃合ですかね?」
ちゃぷちゃぷとお湯を揺らしながら愛しい気持ちでそこを撫でる。
「ごめん、濡れちゃったね」
「いえ、貴重な初めてが体験できたので全然大丈夫ですよ 」
むしろ呼んでくれてありがとうございます、ともう片方の手でぼんさんの頬を撫で、軽くキスをした。
「んっ」
ぼんさんの長いまつ毛が雫を落としながらふるっと揺れる。
色が白いからピンクに染まった肩や頬がよく映え、とても年上とは思えない幼さを出す。
鼻を抜ける籠った声が、自分の下で淫らにうねる情事を思い出し、咄嗟に顔を逸らし「逆上せる前に上がってきてくださいね 」と脱衣場へと逃げた。
濡れた手と顔をタオルで軽く拭くとフーッと息を吐き仕事部屋へと足を進める。
特に急ぎの仕事もないが、何かしていないとやばいと少し反応しているソコを睨んだ。
「…気合い入れろ、1番キツイのはぼんさんだろ」
優先順位は、ぼんさん、赤ちゃん、俺、だぞ?と眼鏡をかけてPCを起動した。
「赤ちゃん、元気ですよ!順調に育ってますね〜」
「良かった〜!」
定期検診でエコーを通して元気に動く可愛らしい影にぼんさんも俺も笑顔がこぼれる。
佐々木は「性別分かりますけど?」とニコニコと聞いてきて「お願いします!」とぼんさんが元気に返事をした。
「んーっと、あら、恥ずかしがり屋ですねぇ、お股綺麗にしまって隠してますよ、少し他のところ見ましょうか」
ここが頭で、手で、と画面を指さし説明しながらその時を待つ。
「あ!見えましたね!ここ見えます?木の葉の形…ふふ、」
「あ、本当だ、綺麗な葉っぱのマーク…」
ぼんさんはニコニコで可愛いと、頬を緩めていて
俺は「木の葉だとどうなんですか?」と佐々木へ質問する。
「ふふふ、女の子ですよ。」
「お、んなの子」
俺は、ブワッと背中を駆け巡る熱に目眩がした。
男の子でも女の子でも嬉しい、が、、
【パパ〜!私、パパと結婚する!】
【パパ、私好きな人できた。】
【お父さん…この人、私の彼氏】
【お父さん、私あの人と結婚する事になったから…】
【お父さん、私を育ててくれてありがとう、幸せになるね】
まだ産まれてもいないのにバラバラと走馬灯のように娘の成長と別れを想像し「ぐっ、絶対嫁にやらない」と歯を食いしばり呟いてしまった。
それをポカンと聞いていたぼんさんは佐々木と一緒に盛大に吹き出し「気がはえーよ!」と暫くネタにされた。
.
コメント
6件
無事産まれて、幸せな家族になって欲しいです😊 ドズさんの飛躍しすぎがウケました😁
絶っっっっ対、娘ちゃん可愛いじゃん!! ぼんさん、ドズルさん、ガンバレ〜!!
これは、箱入り娘にするしかねぇえ!!ホントの箱に仕舞っちゃうぞ!!!変な男から守るんだっ!!!!ふぉおおおお(ゴロゴロゴロゴロ~)