テラーノベル
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4月の春風に揺られ、同じ色の髪が揺れる。
…というナレーションをしたかったが主人公のこの子は文学的なことは考えていなさそうなので変えよう。
…
私!桃咲魔歩!今日から「私立麻ノ宮高校」に入学する1年生!
「いっけなーい、遅刻遅刻!」
大変!私、入学早々遅刻しそうなの…!
助けて神様!転移ができる魔法とか欲しいですぅ…!
「いでっ!」
ぶ…ぶつかっちゃった…!
どうしよ!大丈夫かな?
って…私と同じ制服の女の子?
「いたた…ごめんね…。君、大丈夫?」
目の前の金髪の女の子が手を差し出す。
「はい!もちろんです!私、こう見えて強いので!」
それは言い過ぎかもだけど金髪の子はホッとしていた。
「…あ」
金髪の子は少しの間私を見つめていた。
「…どうし…ました?」
「…あぁ、えっとおんなじ学校だなーって!私は七瀬ぴぴ!1年生だよね?」
「あ…!はいっ!」
「私、先輩なんだー!一緒に行こっ?」
「ぜひっ!」
私は七瀬先輩?と一緒に学校に行くことになった。
…って、ヤバっ!もう遅刻じゃん!
「あーっ!遅刻だーっ!」
七瀬先輩も焦っている。
私たちはダッシュで学校へ向かおうとした。
が…
「いでっ!」
…またぁ?2回もぶつかるなんて災難すぎるよぉ…。
今度はだ…
「…れっ?」
そこには、私が見たことないようなモノがいた。
真っ黒な、怪物。
牙を持っていて手足が長い。
そして、顔には笑顔の仮面を被っている。
「…なんなのっ、これっ?」
私の視界は涙で滲んでいた。
不安だ。不安でいっぱいだ。
目の前が真っ暗になりそう。
しかし、なんとか暗くならずに済んだ。
なぜなら、視界の隅で黄色い光が暗闇を照らしたから。
「カラフル笑顔でショータイム!スター!マジカルビビット!」
そんな名乗り向上が聞こえる。
声の主の金髪の長い髪が光に揺れる。
彼女の身に纏ったドレスは鮮やかなピエロのようだ。
そして、何より。
大きな絵筆のような武器を持っている
間違えない。
目の前にいるのは
私の大好きな「魔法少女」だ。
コメント
3件
おお、これはめっちゃ王道の魔法少女ものの始まり方じゃん!遅刻しそうな場面からぶつかり、まさかの先輩が変身して魔法少女に…って展開、ワクワクが止まらんわ。ピエロ風のドレスに絵筆武器ってビジュアルも刺さるし、戦闘描写が楽しみすぎる。次話、めっちゃ待ってる🔥
ゆうクロ。
757
ヒカル✨
117
言乃 葉名
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