テラーノベル
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_残骸から見つかったボイスレコーダーだ。
_何かを取り出す音。
「よし、いくぞ?」
心から楽しそうなプリュートの声だ。
「はい、チーズ!!」
「いぇーい!!」
パシャリ、と音が鳴る。
しばらくは静かだが、誰かの呼吸音が聞こえた後
「あ、くっら!?写真撮った意味ねぇじゃん!!」
「洞窟で撮るからでしょ…」
メルリウスが呆れたように呟く。
「あ……そうだったわ!!はっはは!!」
「もう、先輩ったらたまにドジなんですから…」
「あー!!可愛い後輩まで!!」
全員の笑い声が響く。
ザザッ、とノイズが走り、これは途切れた。
___
パリン、と音が鳴る。
「あ…」
デアモントの声が響き、しばらく沈黙が流れる。
「で、デアモント!!?どうしたの!?疲れてない!?」
メテヲがまくし立てるように心配してくる。
「あっちょ!!違う!手が疲れてただけだって!!」
「いやいやいや!!デアモントってメテヲより探索歴長いよね!?40だ」
「待って!!待て!!40代は余計だよな!?」
2人の言い争う声が聞こえ、プリュートが仲裁しようとする。
「ちょっとちょっと!そこが喧嘩したら収集つかないって!」
「落ち着いて!ね!?」
「ちょっと黙ってて!!」
プリュートの声に2人が同時にそう言う。
「ひぃーー!!!そこで仲良ししないでよ!!怖いって!!」
「うおぉお!!デアモントぉおおお!大丈夫か!!?」
「煽りだろそれはもう!!…っておい!能力チラつかせんなって!やめろ!!洒落にならんって!!」
メルリウスが心底呆れたようにため息をつき、ユピテが小声で”大丈夫なんですか…?”と聞く。
ジジッ、とノイズが走り、この音声はここで途切れた。
___
「…こうでもしないと、頭がおかしくなる…」
最後の音声には、そう独白するプリュートの声だけが録音されていた。
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