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菊様に対する侮辱や嘲笑の言葉があります⚠️
少し病み表現ありかもです。
キリが良かったのでめちゃ短いです。
ー菊はすごいなぁ。
ー君は天才だよ!
ー恵まれた奴に私たちことは理解できない。
ー絶対ズルでもしているんだろ?
ー俺、菊は味方だと思ってたのにな。
ーずるい。
ー羨ましい。
ーなんでお前なんかが?
ー勉強はできるのに、他はダメなんだ?w
昔から、勉学は人並にできる方だった。
いや、それしか取り柄がなかった。
「菊はすごいなぁ。」
「お前には期待してるぞ。」
当時は、褒め言葉や、期待されることが素直に嬉しかった。
だから頑張った。
それが他人を不幸にしてるなんて考えもせずに。
「なんでお前なんかが1位なんだ。」
「俺だって努力してるのに…」
「勉強以外だめなくせに!」
高校くらいからはそんな言葉ばかり浴びせられた。
私は友達付き合いも苦手で、メガネをかけてマスクをしているため、もとから好印象を得られる容姿ではなかった。
運動もダメ。
生活レベルも最低限。
人付き合いの苦手さはもってのほか。
私には勉強しかなかった。
高校では、入学初日はみんな話しかけてくれた。
みんなも友達を作るのに必死だったのだろう。
2回目のテストくらいからみんなの態度が変わっていった。
この高校は順位が廊下に張り出されるタイプで、1回目も2回目も私が1位だった。
そのせいで、友達だった皆さんにも少し距離を置かれてしまった。
『アルフレッドさん…』
「今忙しいんだ。後にしてくれるかい?」
『…はい。』
『アーサーさん?』
「今妖精と話してるから、待っててくれ。」
『…そうですか。』
『フェリシアーノくん!』
「俺今からシエスタだから…」
「…お昼寝は大事ですよね。」
『イヴァンさん。』
「僕、屋上に呼ばれてるから…」
『…そうですよね。』
入学当時は笑顔で話してくれた皆さんも、今では私が話しかけると逃げるように別件に向かってしまう。
無能で役に立たない私と違って、皆さんは忙しいのだろう。
でも、少しだけ寂しく感じてしまう。
他の人達には前のように接している気がするから。
私なんか、すぐに愛想を尽かされると思っていた。
それが少し思ったより早かっただけ。
そう、思うことにした。
コメント
2件
ギャーーーーーーー最高すぎる!!まじ本当にありがとうございます!続き楽しみに待ってます!😭