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これはゾルの過去の話。
当時ゾルが8歳の頃。
「お母さん!今日ね、図工の時間でお母さん描いたの!!」
ゾルは元気もあり、体も丈夫だった。
『あら、上手ね!お母さん嬉しい! 』
いつものような会話…いつものような雰囲気。
それが9歳の頃に壊れた。
「お母さん〜ただ……い………ま、、??」
玄関を開けると目の前には倒れ込み頭部を撃たれているお母さんの姿があった。
「…お母さん、?お母さん!!?…」
最初はふざけているのかと思っていた。
でも、さすっても、話しかけても返事がない。
「なんで…?、」
ゾルは母子家庭だったためお父さんもおらず、お母さん1人に育てられた。
それなのに唯一の家族がいなくなればゾルだって困惑する。
そこからだ。
ゾルは授業中に嘔吐などしたり貧血で倒れたりする。
元気もなくなった。
いじめだってされた
『お前母さんいないんだって〜?ww』
『まじで?やばー!!』
これがゾルにとって辛かった。