🦍「自己紹介といきたいとこだけど
先にお風呂入っちゃいな。」
と言われ案内されたのは
白で統一された大きなお風呂。
🦍「何かあったら言ってね!!」
と言われ服を脱ぎお風呂に向かう。
鏡にうつるぼろぼろな自分の体。
体中には殴られ蹴られして出来た
打撲を始め切り傷や火傷。
すべて両親から受けたもの。
もう痛みは生じない。
この体を見られ引かれないかまた捨てられないか不安になる。
もう誰も信じられない。
信じちゃいけないんだ。
両親すらも信じられなかったんだ。
赤の他人なんか絶対信じられない。
なのに…
信じちゃいけないのにだめなのに
差し伸べられた手が暖かくて優しくて
あの人たちの事を信じたくて
仕方がなくて。
信じたら信じただけ自分が辛くなるだけなのにどうしたらいいのだろうか。
ふと人間界のことを思い出す。
自分が居なくなった今
何1つ変わっていないのだう。
居ても居なくても関係ないのだ。
自分の存在自体がないような
ものだったのだ。
自分はただただ愛されなかっただけ。
恵まれなかっただけ。
おかしいことはなに1つないのだ。
神様のいたずらなのか気づいたら魔界にいてオークションに出されただけ。
あのまま人間界に居ても居ないようなもの魔界に来れたのは良かったのだろうか。
まだ何もわからない。
お風呂から出れば
新しい服と手紙が置いてあった。
簡易的に書かれた地図と
“ここに来てね!!”
と書かれた紙。
これからの事はまだまだわからないけど自分はあの人達の事を信じたい。
希望を胸にふらませ足どり軽く
目的地に向かった。
500♥↑ 続き!!
コメント
3件
気づいたら1000にしちゃった( ´•౪•`)
やばい 天才的なストーリー(?)
続き楽しみです‼️☺️