テラーノベル
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授業中、
あまり集中できない時がある。
なぜだ?
ふとした瞬間右前の席の方を見る。
窪田もそこら辺だが違う。ちなみに窪田はヨダレを垂らして寝ていた。
窪田より奥である。
それは、中井。かもしれない。だがそれは屈辱だ。
きっと中井の隣の長谷川だ。長谷川のような美に惹かれたのだ。
こうなりゃやけだ。長谷川を落とす。そういう目標を立てた。
そうと決まったらあとは頑張るだけである。
慣れないことをこれでもかとした。
長谷川にわざわざ話しかけた。あまり会話は弾まなかった。
長谷川に優しくしてやった。気づいていないような顔であった。
長谷川を褒めてみた。うんともすんとも言われない。
なるほど、上手くいくわけがない。
これはダメだ。三日坊主どころか一日坊主で終わった。
次の日。
長谷川が話しかけてきた。
「昨日アンビリーバボー見た?」
見ていない。が、俺は嘘をついて「見た見た。面白かった!」
と言った。
すぐに長谷川は食いついてその時の会話はすごい弾んだ。
昨日は全然だったのに。何故だ?
そして何故長谷川は俺に話しかけてきた?
全くわけがわからない。
もう長谷川を落としたわけでもないのに。
ふぃる汰
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榎本くもり
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コメント
1件
読了しました!主人公の「やけになって目標立てたけど三日坊主ならぬ一日坊主」っていうオチ、めっちゃ笑いました(笑)。でも次の日、長谷川の方から「アンビリーバボー見た?」って話しかけてきて、嘘でも「見た」って合わせたら会話が弾むって、なんだろう、このリアルな感じ…。まだ落とせてないのに、なぜか距離が縮まった雰囲気がすごく好きです。続きが気になります!