テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
運命って、信じる?
ーそんな、ありきたりな。
どこにであると言うか、一周まわってロマンチックでも無いような言葉。
その言葉が、私の脳で反響して。
ずっと住み着いている。まるで、窓淵に残った埃のように。
その言葉を発したあなたの表情は今日も覚えているし、きっと明日からも忘れない。
夏の匂いと首を伝う汗の感覚と
湿気の多い、嫌な感じの熱風も
やけに熱かったベンチも
全部、全部____。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!