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#ロブロックス
Mnahiko
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⚠️セリフ多め、ケアテイカー♂+ケアテイカー♀、(ケアテイカー♂×ブロック、タウント×ケアテイカー♀)、ケアテイカー達の固有名、関係性や名前については同作品第五話短編集をご覧ください。
静かな雰囲気のバーのカウンター席にボニーは座っていた。目の前のお酒が入ったグラスをぼんやり眺めている。琥珀色の液体がグラスの中で光を反射して輝く。
グラスを掴み、また一口飲もうと持ち上げたその時
「医療従事者がこんなところで何油売ってるんですか。」
聞き慣れた声が背後からした。
ボニーはグラスを置いて振り返る。
「あら、兄さん。こんばんは。」
兄さん、と呼ばれたケアテイカー、アリソンはボニーの隣に座ってテキーラを注文した。
「あなただって、結局飲むんですね。」
「もうこんな時間ですから。」
「なら私も問題ありませんね〜。」
アリソンはテキーラの注がれたグラスをバーテンダーから受け取り、口をつけた。
「兄さん、最近どうですか?」
「最近?」
「そう、最近。ラウンドのこととか、患者さんのこととか。」
ボニーに向けていた顔を背けた。
「…別に。」
「何かあったんですね〜。」
「…」
少し回答に間を開ければ、相手にはすぐに気づかれる。なんせ双子なんだから。
「ブロックさんですか?」
テキーラを飲んでいたアリソンが咽せる。
「げほっえっ、ぇ゛っ、な、なんで…」
「だってこの前の飲みの席でも言ってたじゃないですか〜。『絶対もっと強くなってブロックさんを守れる男になる』って少年漫画みたいなことを。」
「…あ、あれは酔っててですね…」
「嘘はいけませんよ〜。」
アリソンが黙り込む。図星を突かれまくって何も言えない様子だ。
「兄さんの初恋ですもんね〜。距離感がわからなくてしどろもどろしてる兄さんを見るのは本当に楽し」
「折りましょうか骨を」
「あら怖い」
「頸椎を」
「あらあら」
反省するそぶりもないボニーにアリソンは心底深くため息をついた。
「…そういうあなたはどうなんですか、タウントと。」
「タウントさんにはさん付けないんですね〜」
「なぜあんなクソガキに敬称を付けろと?」
「あらあら。」
ボニーのグラスはもう空に近かった。そこに薄く張った酒を覗き込む。
「最近、あの子の怪我がひどいから、絆創膏を可愛くしたんです。」
「はい?」
「ハート柄とうさちゃん柄。包帯も虹色のキラキラにしたんです。」
「はあ???」
「最初はあの子とっても嫌がってました。」
「…先日あいつがいつにも増してメルヘンチックな雰囲気だったのはあなたが原因ですか。」
「怪我を止めるためには、リスクを与えないと。」
そしてボニーは残った酒も飲み干した。
「…私、あの子のこと好きですよ。たしかにちょっぴり生意気ですけど、本当は優しい子なんです。 」
「…」
「あの子の治療は私だけがしてあげたい。」
アリソンはしばらく黙っていた。そして口を開いた。
「独占欲が強いですね」
「えへへ」
「なぜそこで照れるんですか。」
二人のケアテイカーはもう一杯注文した。まだ夜は続きそうだ。
「ところでボニー、何を飲んでいるんですか。」
「ウォッカ」
「…」
「喉をね、焼くんです。」
「」…
コメント
1件
うわあああ第8話も最高だった…!!😭💕 双子のケアテイカー同士のバーでの会話、めっちゃリアルでエモい…!アリソン兄さんがブロックさんの話で咽せるシーン、可愛すぎて笑ったw そしてボニーがタウントくんにハートの絆創膏とか虹色包帯とか…独占欲あらわなの尊すぎるでしょ…「私だけが治療してあげたい」って台詞に胸きゅんしたよ…!!💘 次回も楽しみにしてます、MADDYさん!✨