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ブリッヂしようと思ったら腰が死にました。有難う御座います、
あの後も敦からしつこく何度もお願いされたけど、ずっと断り続けたら、いい加減諦めたらしく1人で探しに行ってしまった
今は何も考えたくなくて、お菓子を食べたり、ゲームをしたり、未解決事件の謎を解いたり、ポオくんの小説を読んだり……
兎に角、気の紛れることをし続けた
机の上に頬ずえをついてボーッとしていると
与謝野さんから声を掛けられた
「…………いいのかい?」
「え、、何が?」
「太宰のことだよ」
「……別に……」
「居なくなるのは何時ものことでしょ」
「確かに居なくなるのは何時ものことだけどねぇ」
「……こんなに何日も帰って来ないのは初めてじゃないかい?」
「…………」
「おや、珍しくだんまりじゃないか」
「……。どうして……敦に協力してやらないんだい?」
「…………。」
「だって…………__んだもん」
「え…?」
乱歩の甲高い声は社内全体に響き渡った
「……怖いよ」
「真実を知るのが……」
「どうすればいいか判らない……」
「うっグス」
「僕は…どうすればいいの、教えてよ、、」
……「 …太宰は帰って来るさ、絶対に」
「何で?何で判るの?なんの確証も無いのに」
「……そ、れは……」
「……。」
「今まで太宰は自殺に成功したことないだろう?」
「ずっと死にたいって云っていた奴が…」
「それだけ太宰は生命力が高い。こんな急に死ぬなんてありえない」
「妾は信じる。太宰が無事だって」
ぼくは……、僕は……
「与謝野さ、ん…………僕は、…信じれない」
「この世に絶対なんてない」
「人はいつ死ぬか判らないんだ」
「……今までは運が良かっただけで、、突然死ぬなんて十分有り得ることだよ」
また……
僕は……
「置いていかれてばかりだ」
「乱歩さん?」
「……何で判るんだい?」
「……アイツがなんの連絡も寄越さない筈がない!」
「毎日届いていた大量のメールも…一切来ない」
「毎日なり止むことの無い電話も」
「全部……、ぜん、ぶ」
もう無くなったんだ
「乱歩さん……一旦落ち着……」
乱歩はそう云い切ってから部屋から出ていってしまった
なんで……
なんで……
皆……僕を置いて行かないでよ