私の名前は、、、ゆみネコ。
と言っても、これはネット名だ。自分の理想になりたくて本名は名乗っていない。
なんて事のない日常。朝起きて、学校に登校し、そこら辺のコンビニバイト、家に帰り動画編集。だけど最近は編集はあまりできていない。バイトが忙しいからだ。
コンビニのバイトは正直当たりだと思っている。店長は優しい、人間関係も良好、仕事は大変だけどそれなりには楽しくやっていた方だとは思っていた。けれど、最近になってバイトが苦しいと感じ始めた。理由はないんだか自分もわからないけど、、、。
そんなことを思いながら朝、ベッドの上で目を覚ました。
はぁ、、今日も憂鬱な一日だ
私はベッドの上でゴロゴロ、スマホの画面をいじり始めた。起きる気になれず、だらだらと動画サイトの動画を見続けている。
もしも、、、もしも私のオリキャラと会話できたら。と思いながらこの前投稿した動画を再生していた。初心者ながらも、それなりに楽しく見れると自負している。ゲーム実況を投稿し始め早一年半、時間の流れとは早いものだ。あっという間に七時から十時になっていた。
そろそろ起きたほうがいいころだろう。私は起き上がり、リビングへと足を運んだ。朝食は自分で用意するスタイル。冷蔵庫にある冷えたおかず諸々取り出し、レンジへ突っ込みスイッチを押した。待ってる間もスマホで動画を見続ける。
音楽を聴こう。最近は悲しめの曲ばかり聴いているが、落ち着くのである。
朝食の用意ができたのでご飯を食べる。温めが足りなかったのか、少し生温かった。だがめんどくさかったのでそのまま食べ続けていた。今日の授業の教科、バイトの仕事内容、そんなことを考えているうちに食べ終わり、学校の支度へ急ぐ。もしもオリキャラが実際にいたら、元気に送り出してくれるだろう。
いってきます。
重たい足を動かし、イヤホンを耳につけ、音楽を聴きながら歩くのがマイブームだ。まぁ、そうでもしないと暗いことばかり考えるからであるが。この日は励ますような曲を聴きながら登校した。
学校の門をくぐり、いつもの教室へ足を動かし、自分の席に座る。前から三番目、一番端の廊下側の席、自分的にはまぁまぁ当たりの席ではないだろうか?教室はいつも通り人が少なく、静かであった。タブレットをリュックから取り出し、絵を描く。動画のサムネイルのためだ。この時もイヤホンをし、曲からアイディアをもらう。
あっという間に時間が過ぎ、ホームルームが始まった。担任の先生は優しい新任の先生だった。私は結構お気に入りの先生だった。この先生はいい先生になるだろう。そう思っているとホームルームが終わっていた。授業のある教室に移動するため、廊下に出た。私の友達はみんな休んでいる。ほかにも友達はいるが、話しかけては来ない。
この日も学校でぼっちを過ごした。どうせ明日も同じ生活だろうけど。
学校が終わり、バイト先へ移動する。移動中もイヤホンで曲を聴く。サムネイルをどういうのにするか考えていた。そうでもしないとバイトから逃げたくなるからだ。バイトは苦ではない。いや、苦ではあったのだろう。今日はお気に入りの先輩と勤務だった。すごく気にかけてくれて、自分にはものすごくありがたい存在だ。
五時半から九時半まで。長い時間働くと誰でもヘトヘトになるだろう。私は最後にフラフラになりながらコンビニを後にする。
家に帰ると倒れこむようにベッドにダイブした。明日もこんな生活なのかと思うと涙が出てくる。今日は満月、夜空は明るく照らされ、月明かりが自分の部屋にまで入ってきた。まるでそこに**何か**がいるかのように。
もう一度起き上がり、お風呂に入る。歯磨きをし、ドライヤーの風を浴びてやっと就寝。結局大好きな編集はできずに一日が終わってしまった。自分のキャラクターに命を吹き込むようなものなのに。
そんなことを思いながら眠りにつくと、微かに気配を感じた気がした。気のせいかと寝続けて夜が明ける。
おはよう
私以外いないはずの部屋に謎の声が響き渡る。
顔を上げるとそこには
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