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狐白🦊🤍 maiとペア画中
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世界一可愛い貴女。
世界一美しい貴女。
世界一優しい貴女。
宇宙一…笑顔が似合う貴女。
舞「…」
最後に…本当に笑ったのはいつだったんだろう。
いや、正しくは
“最後に泣いたのはいつだろう。”
ずっと笑顔を保って来た。
楽しい時の笑顔。
嬉しい時の笑顔。
照れくさい時の笑顔。
揶揄う時の笑顔。
可愛らしい君といると、必ず笑顔が溢れていく。
だけど、その反面…もう2度と君に苦しい思いをしてほしくない。
苦しくて、辛い顔をしてほしくない。
だから私は笑顔で居続ける。
私が辛い顔をすれば、君は必ず心配して
同じような辛い顔になる。
君は、もう十分苦しんだ。
生まれた頃から10年間…。
殴られて、蹴られて、暴言を吐かれて。
毎日努力を強いられて、10歳で得なくてもいい能力を得てしまった。
なんでも知っている、君が唯一知らなかったもの
“人からの愛情。”
それを与えてくれる人は、君にとってたった1人しかいなかった。
もう死んでしまいたい…そう思っても死ぬことは許されない。
君はあと…どれだけ苦しめば気が済むの、?
舞「…」
「…テクテク」
舞「、なんでこんなところにいるの」
舞「幸」
幸「それはこっちのセリフだが?」
舞「…月見に来ただけ」
幸「お前ってそんなロマンチストだったか?笑」
舞「…」
そうやって笑う君
世界一愛おしくて…大好きや愛してるなんて言葉なんかじゃ足りないほど愛おしい人。
幸「(座る」
舞「幸、も」
舞「月見に来たの、?笑」
幸「なんか悪いかよ」
そうやって悪態をついても
やっぱり愛おしさは変わらない。
幸「…俺って、」
舞「?」
幸「俺って…そんな頼りないかよ…?」
舞「、え?」
そう言った君の宇宙色の瞳は、淋しげにゆらめいていた。
幸「だって舞…俺の前だといっつも笑顔じゃねえか」
舞「…笑顔の私、嫌い?」
幸「世界一可愛い」
なんの恥ずかしげもなく、真顔で即答する君。
幸「…でも」
幸「泣いてるところ見せてくれないのは…」
幸「信用してないんじゃないかって…思うじゃねえか」
舞「…(あーぁ、」
結局、私は君から辛い顔を取り除くことはできないみたい。
辛い顔をさせないようにと笑顔でいたのに…逆に辛い顔をさせてしまった。
舞「…幸のことは、誰よりも信頼してるし、頼ってるよ」
舞「下手すれば、お姉ちゃんよりもね
幸「ならっ」
舞「泣かないのも、辛いのを言わないのも私の自己満」
舞「私が言いたくないから…私が見せたくないから」
そう言うと君は、悲しいような悔しいような顔でこちらを見つめた。
ごめんね…ちゃんと本心を言えなくて。
…少しくらい…我儘を言ってもいいのかなぁ。
舞「…幸」
幸「、?」
舞「今夜は…」
舞「月が、綺麗だね…(涙」
幸「…!」
気がつけば、私の瞳から一つの雫が零れ落ちていた。
落ち続ける雫は、止まることを知らない。
舞「っ、ごめん」
舞「泣くつもりなんて…なかったのに…笑」
幸「…日が昇れば、月に手が届かなくなる」
舞「…?」
幸「だから…夜のうちに月の手を引いて帰りたいだろ?笑」
そう行った君は、さらさらとした綺麗な髪を私の手に垂らしながら
首をこてんとして、上目遣い気味に言って来た。
舞「、!」
私の唯一の弱点である、愛しい君の顔と声。
舞「…私がその顔に弱いのわかっててやってるでしょ」
幸「バレたか笑」
悪戯っぽく笑う君。
どんな顔でも、酷いくらいに愛おしい。
幸「さ、早くいくぞ」
幸「零が家で待ってる」
舞「まだ起きてるの?」
幸「明日は休みだから行けるところまで夜更かししようって言ったの」
幸「お前だっただろ?」
舞「…そうだっけ」
幸「月に浄化されて忘れたか?笑」
幸「取り敢えず、早くいくぞ」
幸「悩みなら後でいくらでも聞いてやる」
舞「…やっぱり、幸には敵わなやいや笑」
いつのまにか涙も止まっている。
私の手を握っている小さな手を握り返す。
コメント
1件
みぅです、読ませてもらいました🥀 「笑顔でいることが、相手を守ることだと思ってた」——その言葉がすごく刺さりました。でも、その優しさが逆に相手を不安にさせちゃうって、なんて切なくて人間らしいんだろうって思いました。最後の月のくだり、涙が出たあとの幸くんの「月の手を引いて帰りたい」って台詞がすごく好きです……優しさで包み込むような温度があって。続き、気になります🌙