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tg視点
カフェからの帰り道
オレンジ色の夕日が俺たちの影を長く伸ばしていた。
デートの余韻が残る中、先輩と並んで歩くこの時間が、なんだか名残惜しく感じる。
pr 今日は楽しかったなぁ
先輩がふっと笑いながら言う。
tg はい、っ
pr ちぐ、まだ緊張しとるん?
tg べ、別に緊張とかしてません……!
pr へぇ? ほんなら、なんでそんな顔赤いん?
tg ~~っ!!
いちいち突っ込まれるのが恥ずかしくて、俺はぷいっと横を向いた。
そんな俺を見て、先輩はまた楽しそうに笑う。
pr ……なぁ、ちぐ
tg はいっ
pr そろそろ敬語、やめへん?
tg ……え?
急にそんなことを言われて、俺は思わず立ち止まる。
pr だって、もう俺ら恋人やろ?
tg それは……そう、ですけど……
pr ずっと敬語やと、なんか距離感じるんよなぁ
先輩は軽く首を傾げて、俺を覗き込んできた。
pr 俺はもっと、ちぐと近づきたいんやけど
tg ~~っ!!
心臓が跳ねる。
敬語をやめるなんて、考えたこともなかった。先輩は先輩で、俺にとってはずっと憧れの人で……
でも、もう「先輩後輩」じゃなくて、「恋人」なんだ。
tg ……でも、急には……
pr 無理せんでええよ
先輩はふっと笑って、俺の頭をぽんぽんと優しく撫でる。
pr それと、もうひとつお願いあんねんけどー
tg なんですか?
pr 俺のこと、あだ名って呼んでくれへん?
tg ……え?
思わず聞き返してしまう。
pr 俺、ちぐに名前で呼ばれたいねん。いつも『先輩』ばっかやん?
tg そ、それは……でも……
pr いやなん?
先輩がじっと俺を見つめてくる。その視線に、俺はつい視線を泳がせた。
tg ……いやじゃ、ないです……
pr ほんなら決まりやな!
先輩が俺の頭をくしゃっと撫でる。
pr 試しに言うてみ?
tg ……え、今、ですか?//
pr せやで
tg ~~~っ
恥ずかしくて、なかなか言葉が出てこない。
でも、先輩は期待した目で俺を見つめてくる。
tg ぷ、ぷりちゃん……
pr っ!!
先輩の目がぱっと輝いて、めちゃくちゃ嬉しそうな顔になる。
pr もっかい言って!
tg え、無理です!!!
pr なんでや!?
tg 恥ずかしいんです!!
俺は顔を真っ赤にして先輩から逃げるように歩き出す。
でも、その背中に先輩の優しい声が届いた。
pr ありがとな、ちぐ
tg うん、っ//
嬉しそうな声に、俺の心臓はさらにうるさく跳ねる。
――しばらく、まともに顔が見られそうにない。
最後だけ、tgちゃんは「はい」って言わずに「うん」って言ってるの!敬語をちょっとずつ無くすためにね!
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