テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
嘔吐 死亡表現 等ございます。
小説を書くのは初めてな為おかしな点がいくつもございます。
お苦手な方はお控え下さい。
それでも宜しい方は閲覧下さい
今日は最高に気分が良い日じゃ!!
珍しく今日はシライさんとのバディミッションの日、たまにはジジイもいい仕事をするのう!!
朝起きて、服を着替えたらシライさんと朝ごはんじゃ!!いつもは忙しそうであまりお話してくれなかったシライさんも今日はワシが独占出来てしまう。バディミッションとは素晴らしい物じゃ!!
そう考えシライさんの部屋まで向かう途中にノロマから「今日はアカバすこぶる機嫌が良いな」と話しかけられてしまった。シライさんと居れる貴重な時間を割かれてしまったがなんせ今日はまだまだ時間が残っておるからワシは意気揚々と答えてやった。「そりゃぁそうじゃ!!今日は待ちに待ったシライさんとのバディミッションじゃからのう!!」そしたらノロマが「だからか、珍しいと思った」と独り言を漏らしよった。わざと聞こえるように小言を漏らすそやつに腹が立ちゲンコツを食らわせてやった。いい気味じゃ!!ワシはこんなヤツに構ってる暇なんか無いんじゃと思い出しノロマを心配するスマホンの声を横目に走る。
走っておったら急に声を掛けられた「おいだから、廊下は走るなって!!何度言えば分かるんだよ!!」聞き馴染みのある鬱陶しい機械音
「だからシライからも注意してくれよ!!」
その声を聞きその場にシライさんが居ることが分かり急いで引き返そうとする。だがしかし急停止等出来っ子しない。
ドンガラガッシャーン
止めが効かず目の前の荷物に頭から突っ込む。
シライさんが横目に見ている事が分かると顔全体が赤くなる。シライさんにこんなみっともない姿を見せてしまった、失望されてしまったかもしれないと。様々な最悪の予想が頭に過ぎり出るに出れずに居ると「そんなに*荷物*に突っ込むなんて、*鬼持つ*展開だな」場が冷え込む雪が降って居るのかと錯覚してしまう程のダジャレ、きっとこれはワシが恥をかかないように場を馴染ませてくれたんじゃと、流石シライさんじゃ!!「だから廊下は走るなって、、、」寒いせいか分からぬが機械音が廊下に響く。また黒電話の長時間説教が始まったと思い立ち上がり「黒電話には関係無いじゃろ!!」と声を荒らげる朝から邪魔が多すぎるが今はそんな事関係無い。ようやくシライさんとお話出来る。
それから朝ごはんを食べに行き沢山お話した。シライの食の好みやら刀の扱い方等、様々な話をした。話中にはノロマの事やら入っており少しムッとしたがまぁ今日だけは許してやる。
楽しいと時間はすぐ消えてしまうものだ、あっという間にミッションの時間になってしまった。あと少しだけの独占時間に寂しげを感じる。もう少しだけ、あとちょっとだけの現実にリトライしかけたが辞めておいた。そうじゃ!!バディミッションでかっこいい所を見せればきっともっと構ってくれるに違い無い!!そう意気込み転送装置に向かうのであった。
転送先は異世界?らしき所じゃった。全てが元いた世界と違った、生息している生物やら植物やら。黒電話が言うにはこの世界は全ての物が危ないらしく本当なら特急巻戻士がシライさんのバディとして来るはずだったと、だがしかしバディのはずの特急巻戻士が大事故に巻き込まれ再起不能になってしまっている為代わりにワシが入ったと。そんなの関係無いと話の途中にターゲットへと向かう。
見た目は成人男性、30~40位の見た目をしとる。名前を聞き、ターゲットの言う目的地へ着いて行くと伝え3人と一機でその目的地へと向かう。
1回目、ターゲットは毒沼へと足を滑らせ死亡
4回目、ターゲットは猛獣に食われ死亡
17回目、ターゲットはツタでくびが締まり死亡
24回目、ようやく半分まで進む事が出来た。こやつの危機感と言うものはどうなっとるやら、ため息が止まらない。
そう呆れて居ればゴブリンの群れが集まって来る。数十匹なら直ぐに蹴散らせるが相手は数百と居る、雑魚だろうとも数が数だから倒しても倒しても次から次へと襲いに来る。
片ずいたのは数時間後の話だ、流石にシライさんが居ても尚こんなに時間がかかってしまうとは、シライさんに労いの言葉を掛けようと後ろを振り返ってもそこには誰も居ない。周りの景色を見てみるとそこは襲来が来た場所とは全くもって違った景色であった。戦闘中にはぐれてしまったのだろう。とりあえず進めば会えると信じ歩みを始める。
少し歩みを進めた所で黒電話とシライさんがワシを探している声が聞こえた。希望の光が見えた気がした。そこから走った。走って、走って、そして気付いた。これは罠だと。後ろ側から頭を殴られた。「アガッ」情けない声を最後に意識は遠のいて行った。
目が覚めると目の前にはシライさんが居た。
黒電話とターゲットの姿は何処にもない。そしてさっきのは何だったのか、全てが謎である。
シライさんに1度問いかけようとしたら
バンッ
と銃声音が響いた、咄嗟に目を塞いでしまったので目を開けるとそこには、頭から血が流れこちら側に手を伸ばし助けを乞うているかの様なシライさんの死体が残って居た。
「ぁ、ぃや、な、なんで、、、」
息がまともに出来やしない、言葉は途切れ途切れで身体は動かない。
ターゲットだとか、ここは何処だだとかはもうどうでも良い。一心不乱にシライさんの元へ駆け寄り脈を見た、動いていない、身体は冷めきっており、体温の一つも感じ取れやし無い。
普通ならば撃たれたあと数分は体温がある事が分かるが今はそんなに冷静に物事を考える事が出来ない。
リトライアイに手を伸ばした時、時は戻っていた。
「は、?」
決してリトライをした訳では無い。リトライする前に時が戻った。そんな細かい事はどうでも良い。とりあえず走って、シライさんをその場から離れさせようと大声を出した。
シライさんは決して動かなかった、動こうなど微塵もして居なかった、またあの銃声音が鳴り響く。シライさんはこちら側に微笑むだけ。
声が出ない、知っていた未来な筈なのに。
何故シライさんは動かなかった?何故シライさんは最後に笑っていた?考えれば疑問しか出てこない頭に嫌気が刺した。そんな事を考えている間にどうやったら救えるかを考えるべきだと。そう己自身に舌打ちをした瞬間にまた時間が戻った。当たり前の様にワシはリトライ等して居ない。今度はワシが動く前に銃声音が響いた。それから何度も何度も何度も何度も何度も!!
シライさんは死に続けた。どんなけ泣き叫んでも、どんなけ走っても無駄な事に気付いてしまった。気付きたくなんか無かった真実に。
それに気付いてから何回シライさんが死んだだろう。死ぬ事がわかって居ても尚嘔吐し泣き叫んでしまう己の弱さが身に染みる。
周りの景色はやけに眩しく、嫌気が刺すほど静寂だった。その空間がシライさんの血と銃声音を強調してくる。
そして理解した。ワシが死ねばシライさんの死をこれ以上見なくて済むと。その思考がおかしい事ぐらいわかって居た。ただしかし早くこの場から離れたかった、それだけだった。
何度も何度も自殺を考えた。ワシの手に握られているシライさんへの憧れで持った刀で己の首を切れば良いのだから。恐ろしく簡単で単純な事だ。でも躊躇ってしまう理由があった。
この命はシライさんが頑張って救って下さった命だからだ、こんな自分勝手な理由で自殺してしまって良いのだろうか。そう考え込んでいる間にもシライさんは何回も何十回も死亡している。
もう数える事の出来ないほどシライさんが亡くなった時、ようやく決断する事が出来た。
これが夢ならばこの行動をする事を許して欲しい。そしてもう一度、沢山お話させて下さい。
久しぶりに手に力を入れて刀を握り直す。
ゆっくり刀を首に持って行き小さく「ごめんなさい」と呟やき、この世を離れる。自分の血管が離れてゆくのが分かる。
痛い、痛い、痛い。
この事を最初から望んでいたかのようにシライさんがこちらを見て微笑んでくる。
銃声音は聞こえない。
首を切るにつれ力が抜けてゆく。
そして世界が暗転する。
次に目が覚めたのは任務開始後から数日後の深夜だった。頭が有り得ないほど痛く、「痛っいのぅ」と弱音を漏らす。
身体は動かなくとりあえず周りを見渡す。体に繋がれた点滴、何度も見た事があるベット、ここは巻戻士本部にある医務室だと思う。
そして低電力モードの黒電話。
「おい黒電話。どう言う事じゃ!!さっきまでミッションに居たはずじゃろ!?」そう声を荒らげると低電力モードを辞め普通に起動するスマホ「おいおい、数日ぶりの発言がそれかよ、」とため息混じりに話す声は何処かしら懐かしみを感じ安心する。「アカバ起きたぞ!!早く来いよ!!」と通話音が聞こえる、クロホンとワシの距離は近く通話先の音がよく聞こえた。ドタバタと急いでいるかの様な音。そして「今すぐに向かう」**と何度も何度も目の前で死んで行った憧れの師匠の声が聞こえた。
「おい黒電話!!シライさんはっ、シライさんは生きとるのか!?シライさんに傷とかは、 **」そう急ぎ気味に体を立ち上げようとすると頭痛がし、クロホンに頭かを抑えられまた寝転ぶ。「はぁー??おい病人、シライの心配より先に自分の心配しやがれ!!道で倒れてる所を見つけたら急に謝られて急に自分の首を切ろうとしやがって!!」黒電話が言っていることが分からない。道で倒れてて、ワシが?シライさんでは無く?そう考えている内に扉がバンッと開く音が聞こえ息切れの声と同時にシライさんの姿が見えた。「シライさんっ!!」起き上がろうとした所またもや黒電話に止められてしまう。「ようやく目が覚めたと急いで来たら、元気そうだな。*養生*して、早く*登場*してくれ」場が凍るような寒いダジャレ。でも今はそれが心地よい。
目覚めてから数日経てばもう普通に任務に出れる程復活していた。あの時の夢はまだよく分からんがまぁ良い。
今はシライさんと生きれてるだけで幸せじゃ。
コメント
4件
おっほっほっ笑お前はpixivに行け
おお、これ初めて書いた作品なの!?めっちゃアカバの感情が伝わってきたわ…最初のテンションの高さからの、何度も何度もシライさんが死ぬ展開がキツすぎて読みながら息止まった。最後の「シライさんと生きれてるだけで幸せじゃ」に全部持ってかれた…😭 自♡♡♡ようとするシライさんを止める理由が「この命はシライさんが頑張って救って下さった命だから」なの、もうね…( ;∀;) 続きめっちゃ気になる!
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