テラーノベル
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「キャアアアアアアアア!!」
静かな図書館の中、絶叫が響き渡った。
「っっ?!?!、、、なぁんだ、夢か、、」
先程の悲鳴が耳の中にこだまする。
おそらく昨日の半強制的に魅せられたホラー映画がよくなかったのだろう。
まだバクバクする心臓をゆっくり押さえつける。
「はぁ、、、」
ふと目をやったカレンダーには、
《図書館 pm1.30》
と、書かれていた。
「お!来た来たー」
「早いね? あんた何時に来たのよ??」
「んー、12時45分」
「早すぎ」
図書館前でスマホ片手に笑うのは、昨日自分をホラー映画に連れていった張本人だ。
相変わらず行動が早い。
「え、 ちょ、さ」
「なになに??」
「さっきクレープの屋台あったで」
「、、、食べに行くしかないよね?!」
「だよねー!レッツゴー!!」
「やっぱ美味いわ、、」
「チョコ最強」
この図書館は近くに大きな公園がある。
その公園が見えるベンチに腰掛けた。
その公園では子供がボールで遊んでおり、ここの賑わい具合がわかる。
「え、それ一口くれん?」
「あげるわけないでしょ?」
「ちぇー」
そんな雑談をしながらクレープ食べ終え、そのまままた雑談に移った。
しばらくして雲行きが一気に怪しくなった。
ぽつり、と頭に冷たいものが当たる。
「あ、雨」
「やばいやばい中入ろ!!!」
私達はダッシュで図書館の中に入った。
「あれ、意外と人いないね」
「本当だ」
図書館には人がおらず、静かさが漂っていた。
「じゃ、私本探してくるわー」
「いってらっしゃーい!」
『気をつけてね』
「、、は?」
「じゃあねー!」
彼女は本棚の奥へかけていった。
「にしても読みたい本ないんだよなぁ」
適当に本棚の間を移動する。
ふと、奥に彼女の影を見つけた。
「あ、借りたい本見つけ」
バサバサバサッッッ
「え、、、、」
彼女の上に何処からともなく大量の本が落ちてきて、頭に直撃する。
それと同時に 嫌な音がして彼女が倒れた。
動けなかった。
怖かった。
助けたいのに、動きたいのに、
金縛りみたいに動けない。
「、っ、、」
ふらりと彼女が立ち上がる。
彼女は
首が横に90°程、横にぐにゃりと曲がっていた。
まるで別人みたいに目は落ち窪んで、頬は痩せこけていた。
それでも意識が言う。
直感が言う。
脳が言う。
あれは彼女で間違い無いと。
「なん、、で」
もっと言うことあっただろうな。
でも一番最初に出てきたのがそれだった。
「覚えてないんだね〜」
「何を、」
「、、やっぱり」
「まぁ仕方ないね」
「、、来ないで、!!!」
「キャアアアアアアアア!!」
グシャッ
「ごめん???」
「私が言うだなんて反吐がでるわ」
コメント
4件
え待ってどういうこと? 首が90°に曲がって刺されたってこと?
まじで見る時間間違えてたら終わってた